【地域芸能と歩む】読谷村の子ども獅子舞を見学してきた。地域の文化を通じて人が繋がり、人は文化を繋ぐ

南国日記~沖縄移住の記録~

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「沖縄の伝統行事から考える地域の課題」について考えます。

読谷村渡慶次地区の獅子舞

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先日「地域芸能と歩む」という、沖縄県立芸術大学が主催しているプログラムに参加しました。

地域芸能ということですが、沖縄では各集落ごと伝統行事を行います。

【沖縄】獅子舞の向かう先は…Japanese Tradition

こちらは沖縄本島南部、とある地域に残る獅子舞の行事です。沖縄の獅子舞は「魔除け」の意味合いが強く、悪魔を退治することで、五穀豊穣や子孫・地域繁栄をもたらすといわれています。

沖縄の獅子舞は体全体が毛で覆われているのが特徴です。二人一組で獅子を演じます。

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今回のフィールドは読谷村渡慶次地区。 渡慶次地区には260年の歴史を持つ「獅子舞」がありましたが、担い手不足により一度その歴史が途切れました。

その後2013年に子ども獅子結成により、活動が一部再開。2019年の秋にはハワイ公演も行われるそうです。まずはその子ども獅子を鑑賞。可愛げがあります(笑)。

ただ、これはあくまでも「創作」なので、本来の形(本獅子)とは異なります。それでも「獅子舞」という文化は、少し形を変えながら地域に残ります。

果たして守るべきなのは「本獅子」なのか、「獅子舞」という文化なのか…

宮城県山元町の神楽

こうした「持続可能な文化の継承」 のカタチや課題を考えるのが今回のプログラムでした。ゲストは宮城県の山元町の方々。

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山元町は2011年の東日本大震災で大津波の被害を受けた地域です。潮の影響を受けた土壌を改良した後、現在は町の新たな特産品として「いちご」が生産されているそうです。

そして、山元町にも「伝統神楽」がありました。

しかし、町を襲った津波によって、神楽の道具もすべて流され、伝統が一時中断されたのでした。

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現在は保存会の方々が、わずかに残された資料や記憶を頼りに神楽の復活を目指しており、町の小学校4年生の総合学習の時間に神楽を学ぶ時間も設けられているそうです。

質を取るか、新しい文化を受容するか

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渡慶次地区も山元町も伝統文化が一時中断し、その復活と継承の足掛かりとして【子ども】 が重要な役割を果たしている点で共通しています。

今回はこの両地区のディスカッションに「一般枠」として参加する貴重な経験でした。

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グループディスカッションでは、両地区の方から様々な課題が出ました。

伝統を継承するためには『人』が必要ですが、獅子舞や神楽の場合、ただ人が集まっても、演じる『技術』がないと、その質は失われていきます。

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一方で、質が落ちて形が変わってしまっても、ある意味それが「新しい文化」ということも出来ます。その新しい文化が、また人を惹きつけることもあります。

いい例が小笠原諸島・父島。「日本一盛り上がる」ともいわれる、夏の盆踊りを盛り上げるのは島外に住む観光客。

www.youtube.com(オガツアー小笠原父島 様の動画を転載)

さらに、この盆踊りを島外で、東京都心でやってしまうという(笑)

主催は小笠原村観光局ですが、島民の方はほぼいません。

www.youtube.com(MIYAGAYAOOTAHARA 様の動画を転載)

今年はクライドファンディングでこのイベントを行うそうです。

やはり観光の最先端を行っているのでとても勉強になります。

他にも、人口20人・高齢化率80%以上という高知県の離島「鵜来島」でも、観光客が主催で島の祭りが復活しました。

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高知新聞より

「よそ者をいれない」

そんな日本の田舎や沖縄の変な感じを無くしてけば、小笠原や鵜来島のようになるのになぁ…と思う日々です。

プログラムの締めは「子どもエイサー」で終了。

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印象に残ったのは「地域の文化を通じて人が繋がり、人は文化を繋ぐ」という言葉。

今後こうした課題はますます大きくなっていきますが、果たして地域はどういった選択を取るのでしょう…

本日もありがとうございました。

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