ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は過去の島旅を振り返るシリーズです。
「悪石島旅行記」をお届けします。
★前回の記事★
秘境・悪石島上陸!

トカラ列島といえば
「日本最後の秘境」といわれることも多く、
名前を聞いたことがあっても、
実際に行ったことがある人は少ないはずです。

島に上陸すると、
港にいる島民の皆さんが着ているシャツに
「悪」
と書いてあることに気付きました。
何て恐ろしい島なんだ…
と、目を合わせないように怯えつつ(冗談)
歩きはじめてすぐに、
「乗っていくかい?」
とおばあちゃんに声をかけていただきました。
そこから、島内ツアーが始まりました(笑)
島の持久走大会に参加

私も何か急ぎの用事があって
島に来ているわけではないので、島の人に
案内してもらえるなんて最高な展開です。
といっても、悪石島には
これ!といった観光スポットはないので
島の話を聞かせてもらいながら
車からの景色を楽しむような感じです。

島で唯一の小中学校に到着しました。
グラウンドには先生が
カラーコーンを並べています。
すると突然、おばあちゃんは
そこにいる先生に向かって
「今日この人も走るから!」
とまさかの宣言をしたではありませんか。
「えっ?」
「今日は小中学校の持久走大会があって、
誰でも参加できるから走ってってね」
「www」
1時間後、グラウンドに来るように
ということで一旦解散。
悪石島を歩く
ジーパンにスニーカーの私。
まぁ、でも走れなくもありません。
いや、走ることは決定したのです。
この狭い島内に逃げ場はありません。
きっとグラウンドに来なければ、
心配され、探されてしまうでしょう。
そんなわけで学校周辺をブラブラと。
午後の日差しに照らされて
猫も気持ち良さそうにしています。

約束通り、グラウンドに戻ってきました。
小学生が5.6人で中学生が2人。
そして島の大人も2人走るようです。
私はまだコースも距離も理解していません。
悪石島を走る!
準備体操が始まってしまいました。
近くにいた先生に詳細を聞いてビックリ…
3.6km!?
走る距離です。
3.6kmというと
東京駅から竹芝桟橋までと同じ距離。
しかも、悪石島には
平坦な道がほとんどありません。
コースは沿道の人が教えてくれるとのこと。
想像より過酷なレースに参加すると分かり、
念入りに準備体操をします。
でも、やるからには負けたくありません。

いよいよレースがスタートしました。
先頭はやはり島の男子中学生。
その後ろに私と島の大人が続きます。
沿道からはおばあちゃんたちの
黄色い声援が飛び交います。
「埼玉から来た人頑張ってー!」
島では情報が速攻でバズるようです。
★走っているときの様子★
何とか走りきりゴール。
結果は3位でした。
その後の懇親会にもお招きいただき、
なんと、名前入りで
完走賞まで貰ってしまいました。

島の方の家に泊まる
懇親会のあとは最初に車に乗せてくれた
おばあちゃんの家へ。

そのまま夜ご飯もいただき
寝床まで用意してくれていました。
この日私はもともと
キャンプ場で野宿をする予定だったので、
こんなにありがたいことはありません。

翌日もおばあちゃんは
「船の中で食べなさい」
とおにぎりを渡してくれました。
一言メッセージ付きで。
忘れない旅ってこういうことですよねぇ。
こういう旅を一度でもしてしまうと、
旅の虜になってしまいます。
ちなみに帰りの船を待っている間、
港からクジラを見ることも出来ました。
ということで、悪石島の思い出はここまで。
☀上陸した島☀
No.16 悪石島(鹿児島)
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