ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は【2020年→2021年 年末年始の旅】その44 をお届けします。
★前回の記事★
浜厚真駅から苫小牧東港へ
1週間かけて、冬の北海道をぐるっと巡りました。

ここからは、新日本海フェリーに乗船するため、苫小牧駅の手前、日高本線・浜厚真駅へやってきました。

こちらは、貨車を改造して作られた、浜厚真駅の駅舎ですが、周囲に明かりがなく、真っ暗であるため、謎の写真になっています(笑)

駅から港までは、人家もほとんどないような雪道を、20分ほど歩きます。
北海道に上陸したとき、太平洋フェリー・いしかりは苫小牧西港に入港しましたが、今回乗船する新日本海フェリーは苫小牧東港からの出港です。

暗闇の中で、煌々と光る大きな船が見えて来ました。
ネットを見ると、たまに港を間違える人もいるようですが、苫小牧東港と西港の場所は全く違うので、注意が必要です。

苫小牧東港に到着。
港の周辺にはコンビニや商店、飲食店などはありません。
今回はフェリーターミナルでの待ち時間が長いので、夕食は事前に、セイコーマートでゲットしていました。

時刻は18時25分。
この時間、港に接岸しているのは、秋田経由新潟行きのフェリー「らいらっく」です。

私が乗船する敦賀行きのフェリーの出港は23時半。
事前にネットで予約をしていた乗船券を引き換えて、しばらくフェリーターミナルで待機します。
港には小さな売店とレストランがあり、Wi-Fiもサクサク。

19時半、まずは新潟行きのフェリー・らいらっくが出港。

その後に、私が乗る敦賀行きのフェリー・すいせんが入港しました。

フェリーターミナルに到着してから約4時間、22時半過ぎに、ようやく乗船となりました。
新日本海フェリー すいせん乗船

こちらがフェリーすいせんの船内。
就航は2012年、6階建ての船は全体的になかなか綺麗です。

4階から6階が客室になっており、エレベータも付いています。

1月3日ということで、「迎春」が飾られています。
お正月ならではの光景です。

売店では、福袋も販売されていました。
1500円と3000円の2種類があり、いずれも、船内グッズと船内商品券が入っているそうです。

こちらが私の席。
「ツーリストA」という、フェリーすいせんの中で最も安い等級ですが、完全に仕切られた個室(コンセント付き)になっています。

なまはげが置かれていました。
新日本海フェリーには、秋田に寄港する船もありますが、すいせんは21時間かけて敦賀まで直行します。すいせんという名前の由来も福井県の県花。
ちなみに、新日本海フェリーのグループ会社である、東京九州フェリーで活躍する「はまゆう」「それいゆ」がドックに入る際は、すいせんが代船として入るようです。
冬の日本海 21時間の船旅へ

長い時間の船旅ということで、レストランもありますが、乗船後はもう遅い時間なので、営業していません。
レストランの営業は、翌日の朝・昼・夜となっています。

バイキング形式ではなく、メニューは決まっていますが、種類は豊富です。

船内には、他にもスポーツルームやカラオケ、映画を楽しむことが出来る施設などもありますが、この時はコロナの影響で、利用することが出来ませんでした。
こちらは船内を歩いた動画。
そうこうしているうちに、出港の時間となりました。
23時30分、フェリーすいせんは静かに苫小牧を出港しました。
離れていく北の大地をデッキで眺めていましたが、顔に当たる風が痛いほど冷たい…
この風も、夜が明けたら柔らかくなるのでしょうか。

出港後はすぐに大浴場へ。
夜は24時までですが、翌日も朝から夕方まで利用することが出来て、大浴場だけでなく、サウナや露天風呂もあります。
そして、いよいよ冬の日本海を航行する、21時間の船旅が始まりました。
.
今回はここまで。本日もありがとうございました。
★続きはこちら★
コメント