ウミガメが沖縄に上陸する条件とは。私とウミガメの思い出 | 2021年 旅行記その52

南国日記~沖縄移住の記録~

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「沖縄でウミガメの産卵を見学する」前編をお届けします。

月と潮の満ち引きについて

2021年5月下旬のある日。私は仕事終わりに、沖縄のとあるビーチを訪れました。

安いデジカメなので、暗い場所だと画質が落ちますが、こちらは月を映した写真。月の明かりが海面を照らし「月の道」が出現しています。

この日は満月。月は綺麗ですが、星はまったく見えません。

一方こちらは波照間島(2回目)に行ったとき、同じ宿の方に撮っていただいた写真。この日は月が出ない新月の日。月の明かりがない分、星がとても綺麗に見えます

満月は太陽→地球→月の順に、新月は太陽→月→地球の順に、一直線に並ぶときに発生する現象です。

上の画像は気象庁のホームぺージを引用したもの。地球は月の引力を受けています。同時に自転の影響で、地球には遠心力も働いています。

地球の7割を占める海は、こうした力(起潮力)の影響を受け、毎日潮の満ち引きが発生します。

特に満月・新月の時はその力が強く働き、1日の干潮時・満潮時の潮の高さの差が大きくなります。この時期を「大潮」といいます。

大潮の満潮の時間、夜になるとウミガメが来る

潮が引くことで、海底が陸に出現し、歩けるようになる場合もあります。

★参考:エージナ島

★参考:与論島・百合が浜

下の写真は渡名喜島で撮ったもの。

砂浜に打ち寄せる全く波がない一方で、陸から離れた場所で白波が立っています。

これは、白波が立っている場所に「サンゴ礁(リーフ)」があるから。沖縄をはじめとする南の島は、島の周囲をサンゴ礁が作る天然の防波堤に囲まれています。

潮が高くなると、波がサンゴ礁の防波堤を超えるようになります。それと同時に、普段は沖にいる海の生き物も、浅瀬に来ることが出来るようになります。

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そうした生き物のひとつにウミガメがいます。5月から8月にかけて、日本各地の海岸にウミガメが産卵をするために上陸します。

日本で産卵をするウミガメはアカウミガメ・アオウミガメ・タイマイの3種類。どれも絶滅危惧種に指定されていますが、沖縄ではその全ての種類を見ることが出来ます。

出典:環境省 ウミガメ保護ハンドブックより

奄美や沖縄ではサンゴ礁の影響で、大潮の満潮の時間に上陸する可能性が高いですが、他の地域では、潮汐よりも時間帯によって決まるとされています。その時間帯とは【夜】です。

慶良間諸島でタイマイと泳いだ思い出 2018.1.30

ウミガメの産卵は夜間に行われます。これは暑さを避け、外敵の目を避けるためと言われています。

写真はは沖縄移住前、慶良間諸島でダイビングをしたときに出会った「タイマイ」です。

私とウミガメの思い出

暗闇のビーチで撮影した写真

そこで今回私も海岸に到着次第、月明りの中でウミガメを待機。服装も目立たないように、黒い服を着ています。

私が初めてウミガメと出会ったのは2016年夏の奄美大島。海の中をゆったりと泳ぐウミガメを見て、とても感動しました。

★参考:奄美大島でウミガメと泳いだ話

奄美大島の旅の1週間後に訪れたのは小笠原諸島。小笠原諸島は日本最大のアオウミガメの繁殖地です。アオウミガメの保護・飼育・研究などを行う「小笠原海洋センター」という施設もあります。

小笠原諸島で子ガメの放流を体験

初めての小笠原旅行の初日。私は「子ガメの放流」を体験しました。

子ガメは太平洋を漂流。約40年後、自分が生まれた付近の浜に帰って産卵をするという説があります(実証はされていません)。

奄美で一緒に泳いだ翌週だったので、より感慨深い体験となりました。

★参考:小笠原で子ガメの放流体験

小笠原諸島には、子ガメが大きくなって、産卵のために帰ってくる様子を歌った「アオウミガメの旅」という歌があります。この歌は、島の小学校の卒業式で歌われています。

アオウミガメの旅はこちら(Youtube)

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小笠原には何度も足を運んでいますが、釣浜というビーチで、一緒に泳ぐことも多かったです。

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そして食べました(笑) ちなみに「脂肪が青い」ことが、アオウミガメという名前の由来になっています。

小笠原では昔から貴重なたんぱく源として、ウミガメ漁が行われており、明治時代には3000頭ものアオウミガメが捕獲されていたそうです。その結果、ウミガメの数は激減。

現在は保護活動の成果で、小笠原のウミガメ数は増えています。一方で、島の郷土料理として、年間135頭のみ捕獲が認められており、「食べながら増やす」ことに成功しています。

参考:小笠原海洋センター

屋久島でウミガメとダイビング 2017.6.21

ということで、私はそこそこ、ウミガメに対して愛着を持っています(笑) 動画は屋久島でダイビングをしたときに撮影したもの。

ハワイ語ではウミガメを「ホヌ」といい、古来より海の守り神とされ、幸福や繁栄の象徴として大切にされています。

果たして、ウミガメの産卵を見届けることは出来るでしょうか。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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~移住3年目206日目 終了~

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