北海道は海も美しい!神威岬・積丹ブルーの絶景を見る|2014 北海道&東日本パス 旅行記その4

旅の思い出

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今回は2014年「北海道&東日本パスの旅」その4をお届けします。

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積丹ブルーに出会う

急行はまなすで札幌に到着後、普通列車に乗り換えて余市へ移動。

余市からは路線バスに乗車し「神威岬」を目指します。

1時間半ほど揺られ、神威岬の手前にある「島武意海岸入口」というバス停で降車。

こちらのトンネルを抜けた先には…

美しい海の景色が広がりました!これが求めていた積丹(しゃこたん)ブルーです。

この日は9月1日。北の大地・北海道といえど、この時期はまだまだ暑いです。一方で、海の水はとても冷たかったので、泳ぐことはしませんでした。

ここでは波打ち際に「ウニ」がごろごろ転がっているのが印象に残っています。

実はこの時、私はデジカメをバス車内に忘れてきてしまっていました。余市から乗ってきたバスは、終点・神威岬で折り返し、島武意海岸を通過するダイヤだったので、折り返しのバスを待ち、デジカメを取り戻すことが出来ました。

神威岬から見る海の絶景

そして今度はバスの終点・神威岬へ。

神威岬は積丹半島の先端にあたるスポット。バス停周辺は広めの駐車場になっており、お手洗いやお土産屋さんもあります。

岬の先端までは遊歩道が整備されているので、そちらを歩きます。

青空へ向かって伸びる階段。神威(カムイ)はアイヌ語で「」を表しますが、その名にふさわしいロケーションです。

高さ約80mにもなる海食崖に遊歩道が整備されており、眼下にはここが北海道であることを忘れさせるような、コバルトブルーの絶景が広がります。

こちらは「女人禁制の門」。ここから先は明治時代まで、女人禁制となっていたそうです。

岬の先端まで続く約770mの道は「チャレンカの小道」呼ばれています。チャレンカとは、あの源義経と恋に落ちとされる、アイヌの酋長の娘の名。義経は平泉で自害したというのが通説ですが、実は生き延びていて、北海道へ渡ったという伝説があるのです。

そして、この北の大地で義経はチャレンカと出会うこととなります。しかし、源頼朝に生存を知られると、義経は再び逃げることとなりました。

チェレンカは義経の後を追って、ここ神威岬までやってきたそうですが、時すでに遅し。義経の船ははるか沖へ行ってしまい、チャレンカは悲しみのあまり身を投げてしまいます。

それ以来、女性を乗せた船が神威岬近づくと必ず転覆したことから、神威岬は女人禁制の地になったと言われています。

一方で、1892年に作られた神威岬灯台は、「恋する灯台」のひとつに認定されています。

それにしても美しい積丹ブルーです。周辺はニセコ積丹小樽海岸国定公園になっていることに加えて、北海道で唯一の海中公園にも指定されています。

また、眼下の積丹ブルーにばかり目が行きがちですが、なかなかワイルドな景観も見どころのひとつです。

風が強いと女人禁制の門が閉められて、こちらの遊歩道も通行止めとなるそうです。この日は本当にいい天気で、絶景を楽しむことが出来てラッキーでした。

小樽に寄り道して札幌へ

神威岬からは再び路線バスに乗車し、余市まで戻ってきました。この日の宿がある札幌へ移動します。

時間があったので、途中、小樽で少しだけ寄り道。

小樽駅前は思っていたよりも都会ですが、目抜き通りの先に海の見える光景が、この街ならではの風情と言えるでしょう。

小樽運河にやってきました。北海道開拓の玄関口として発展してきた小樽。海面を埋め立てて作られた全長1140mの運河沿いには赤レンガ倉庫が並び、戦前まで、船で運ばれる荷物の運搬作業を効率的に行うための役割を果たしました。

現在、運河は小樽を象徴する景色となっています。

運河沿いにはこうしたガス灯が63基設置されています。ガス灯が灯り、ライトアップされた夜の幻想的な運河の景色は有名です。今回はサクッと散策なので、ライトアップの前には小樽を去ります。

運河周辺は非常に綺麗に整備され、テーマパークのような雰囲気も漂います。

そんな素敵な雰囲気の赤レンガのひとつ、まさかの「びっくりドンキー」(笑)やはり、観光地要素が強いようです。

そして夕方、札幌駅に到着!

どうやら夏の時期は、札幌駅や小樽駅から、神威岬へ直行するバスもあるようですが、今回は北海道&東日本パスを利用しての旅なので、札幌↔余市間は鉄道を利用したのでした。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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