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今回は「2016年 奄美大島旅行記」その3をお届けします。
★前回の記事★
マングローブをカヤックで冒険
加計呂麻島から奄美大島に戻ってきました。この日も宿は予約しておらず、完全なノープランです。

加計呂麻島行きのフェリーが発着する瀬戸内町の港から、奄美大島の中心市街地・名瀬に向けて車を走らせている途中、写真のような景色が広がりました。
ここは奄美大島の中部、太平洋に面した住用湾の河口にあたる場所。西表島に次いで、日本で2番目に大きな規模のマングローブ林が広がるエリアです。

せっかくなので、川沿いに広がるマングローブ原生林を、カヤックから観察してみることに。
約90分・1,700円というのは、かなりお得だと思います(2022年5月現在)。
★参加したツアー★
想像通りのジャングルの雰囲気
人生初のカヤックです。パドルの漕ぎ方など、簡単なレクチャーを受けたら、いざ自然の中へ。

川といっても、水の流れや風はほとんどないので、滑るようにスイスイと漕ぐことが出来ます。

が、真っすぐ進むのが意外と難しい…
たまにパドルを置いて、写真を撮りながら進んでいるからでしょうか。

友人たちと4人で、1人1台ずつカヤックに乗っていますが、お互いのペースはバラバラ。
私は完全に置きざりにされてしまっています。

ここからは鬱蒼としたジャングルの中へ。
そう、「森」ではなく、まさに「ジャングル」というのが相応しい雰囲気。深い緑を満喫します。

そもそもマングローブとは、海水が満ちて来る場所で育つ植物の総称。「マングローブ」という名前の植物があるわけではありません。
こちらは川ですが、海が近いため、潮汐の影響を受けやすく、潮が満ちているときには、根っこの部分が水に浸かってしまいます。

世界中には100種類以上、マングローブと言われる植物があり、さまざまな生き物の棲みかにもなっています。
この住用川のマングローブ林は、2021年7月、世界自然遺産にも登録されました。

マングローブの何が良いのかというと、説明が難しいですが、やはり雰囲気でしょうか。
テレビで見るアマゾンのような、想像通りの南の島のジャングルを楽しむことが出来ます。

日本でマングローブを見ることが出来る場所は少ないですが、那覇の市街地でも、マングローブを見ることは出来ます。
★参考:那覇市のお隣、豊見城市でマングローブを発見★
秘密の場所で野宿
時刻は16時。

川の上にいます。
そろそろこの日のキャンプ地(野宿場所)も決めなくてはなりません。

カヤックに乗る前に、申込用紙を記入した際に、住所・名前・電話番号に加えて、「宿泊施設」を書く欄がありました。
私たちは野宿なので、そのまま「野宿」と書きました。

それを見たスタッフのおじちゃんは「おぉ、いいな!」というリアクション。
カヤックから戻ると、そのおじちゃんが「いい場所教えてあげるよ」と言って、本当にいい場所を教えていただき、この日の宿泊地はあっさりと決まりました。

場所はとある建物にある和室。ここなら、前日のような、嵐の心配も不要です。
しかし、シャワーは浴びることは出来ていないまま、奄美大島の旅、3日目が終了です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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