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今回は「原付沖縄本島1周2021」旅行記その9をお届けします。
★前回の記事★
パイナップル畑にやってきた
原付で沖縄本島を1周する旅。
沖縄本島ほぼ最南端「喜屋武岬」を出発し、そこから本島最北端「辺戸岬」を通過。

そのままお昼もご馳走していただけることに。
1948年創業、元祖ソーキそばの店「丸隆そば」へやって来ました。

定番の沖縄グルメである一方、普段はあまり食べないこともあり、とても美味しくいただきました。
国道505号線 今帰仁村へ
朝はバイキング、昼は沖縄そばと、お腹いっぱいの状態で、原付の旅を再開します。

時刻はもう14時前。
名護市北部から国道505号線を通り、本部半島を1周します。

小さな島々が点在する羽地内海を見ながら、海沿いを走ります。

名護市から今帰仁村に入りました。

あひる肉が売っていました。
これは「北京ダック」の食材としてではなく「アヒル汁」のため。
沖縄では、中国との交易の歴史からアヒルを食べるようになり、呼吸器系の病気に効く薬膳として扱われていました。今でも喘息や風邪の時に、アヒル肉を食べる沖縄県民が多いそうです。

子ヤギも売っていました。
もちろん、ヤギを飼う目的は人によって異なりますが、よく聞くのは、まず「草刈り要員」。そして成長したら「食べる」。
本部町 海洋博公園を経由

時刻は14時半、今帰仁村から本部町に入りました。

道端にヤギの置物もありました。
手作り感満載で、なぜここに置かれているのかは不明です。

このまま真っすぐ国道505号線を進めば、名護から那覇方面へ戻ることが出来ますが、せっかくなので、海洋博公園を経由します。

海洋博公園を経由すると、名護までは24kmです。

こちらは、美ら海水族館の横にある「ホテルオリオンモトブ」。

こちらが海洋博公園。
美ら海水族館の入口でもありますが、今回は立ち寄らず通過。

名護まで18km、恩納村までは41km。
あとは原付が壊れなければ、夕方までには那覇に着くことが出来ます。
瀬底大橋からの景色
本部町から、沖縄本島の西海岸を南下して、那覇まで帰ることが出来れば、沖縄本島1周達成となります。

時間的に少し余裕があったので、本部半島と橋で繋がった瀬底島にも渡ります。

こちらは、瀬底大橋の上から見る「アンチ浜」。
沖縄らしい、非常に美しい海が広がっています。

ポスターにも出てきそうな写真です。

コバルトブルーの海にボートが浮かんでいました。

まるで、宙に浮かんでいるように見えます。
最近では、ドローンで上空からの動画を撮ることが出来ますが、沖縄には海に架かる橋がいくつかあるので、歩きながらでも、こうした景色を楽しむことが出来ます。

この絶景で満足してしまい、瀬底島は橋を渡って終わり。
本部町から名護、恩納村へ
引き続き、まずは名護を目指して、本部町を走ります。

無数のダンプカーが往来する、なかなか独特の雰囲気の場所があります。

ダンプカーが行列を作るここでは、海底の土が採掘され、その土がダンプカーで「辺野古」へと運ばれています。
この写真をよく見ると、ダンプカーが現場へ入るのを阻止するため、おじちゃんたちがゆっくりと横断歩道を歩いています。

海にも多くのカヤックが出廷し、こちらは土砂を運ぶ船を阻止しています。
風も波もあるので、ただただ危険です。

名護市で、再び国道58号線と合流し、沖縄本島西海岸を南下します。

時刻は15時半。那覇までは65km。
原付が壊れなければ、暗くなる前に帰ることが出来ます。

こちらは2021年7月31日に開通した「名護東道路」。
この道を通ることで、名護市街の混雑を避けてやんばる方面へ向かうことが出来ますが、原付では走ることが出来ません。

名護市から、沖縄本島屈指のリゾート地・恩納村へ。

なんとここで渋滞が発生していました。
車のほとんどがレンタカー。那覇や南部は閑散としていた夏ですが、中北部のリゾートには、だいぶ観光客が戻ってきたようです。
原付が壊れました

読谷村に入りました。
「夜までに帰りたい」かつ「疲れた」ということで、残っている写真がグッと少なくなっています。

こちらは、歩道に原付を置いている写真です。
ついに原付が壊れました…
何事もなく走っていたのですが、いきなりエンジンが止まり、アクセルを回しても、全く動かなくなってしまいました。

まあ、読谷村であれば、歩いて帰れなくもありません。
実際、那覇から読谷村まで歩いたこともあります。
★参考:那覇から読谷村まで歩き旅★

30分ほど歩いて、試しにもう一度エンジンをかけてみると、普通にかかってくれました。
ということで、再び原付を走らせて、嘉手納町に入りました。

那覇まで22km。
この旅もあと1時間ほど走れば終わります。

国頭村・奥にある、国道58号線の起点から102km。
そこから地道に走ってきたことを思うと、感慨深いものがあります。
沖縄本島1周&全市町村制覇
嘉手納町から北谷町へ。

都会の雰囲気となり、交通量、建物ともに増えてきます。

17時半、宜野湾市に入りました。

続いて浦添市へ。

そしてこちらが那覇の景色です。
一見すると大都会ですが、那覇市の人口は35万人ほど。この景色と実際の人口には、いつもギャップを感じています。

朝夕の那覇の名物、全国最悪とも言われる「渋滞」にはまりました。
そんな時、目の前に止まっていたタクシーが、完全に東海汽船・橘丸でした(笑)

無事那覇市に到着し、『沖縄本島1周』というミッションはクリアしたと言えますが、私はこの時、”あること” に気が付きました。

ぐるっと沖縄本島を1周したことで、沖縄本島にある26市町村のほとんどに上陸しましたが、「南風原町」と「豊見城市」だけ、今回の旅で上陸出来ていなかったのです。

ここからは『沖縄本島1周の旅』から『沖縄本島全市町村制覇の旅』へ。
まずは南風原町をクリア。

日本で最も数字が大きな国道・507号線を走ります。

時刻は19時前、豊見城市に到着しました。
これにて、原付で沖縄本島全市町村も制覇することも出来ました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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