福岡から国道を東へ!関門トンネルを歩いて通過?九州から本州に渡る|2020年 旅行記その1

周防大島

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「山口県・周防大島を目指す旅」その1をお届けします。

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Peachで沖縄から福岡空港へ

9月の北海道、10月の仙台に続いて、11月はPeach那覇→福岡便を、往復6000円でゲットすることが出来ました。

今回は「とある人」に会いに行く、1泊2日の弾丸旅行。福岡からはレンタカーを借りて、山口県・周防大島を目指します。

機内はそこそこ混んでいます。

9月以降、これまであったはずの「機内誌」が入っていません。まだ飛行機に乗る人が少ないので、広告としての効果も低いのでしょう。

うぅ… 前の人が座席を倒してきました。

LCCは座席の間隔が狭いです。それで席を倒されてしまうと、身動きが取れず、なかなか厳しい戦いを強いられます。

しかし、なかなか「止めてください」とは言えません

那覇空港を離陸。福岡空港までは1時間半ほどのフライトです。

しばらくすると、眼下に鹿児島県・甑島列島が見えました。

左側の下甑島と、右の中甑島を繋ぐ「甑大橋」もはっきりと見えています。甑大橋は2020年8月末に開通したばかりの、鹿児島県内で最長の橋です。

こちらは長崎県・大村湾上空。

大村湾は四方を陸に囲まれていることから、波が穏やかで、「琴の湖」とも呼ばれています。

国内のコンテナ取扱貨物量・全国6位の「博多港」が見えると、まもなく飛行機は福岡空港に着陸します。

お昼前、福岡空港に到着。

レンタカーを予約していたので、送迎の車に乗り換えてお店へ。

約24時間・保険込みで5500円だったので、なかなかお得です。

こちらの車で、山口県・周防大島を目指します。

レンタカーで国道3号線を東へ

福岡県と山口県は隣り合っていますが、福岡空港から周防大島までは、200km以上離れています。

果たして、どれくらいの時間がかかるでしょうか。

こちら交差点を右折し、まずは国道3号線をひたすら走ります。節約のため、高速道路は利用しません

出発から1時間半ほどで、ようやく北九州市に入りました。渋滞と信号待ちで、なかなかスムーズには進みません。

世界文化遺産・八幡製鉄所の横を通過。

この時点で、カーナビによる周防大島到着予定時刻は、寄り道なしでも、7時間後の21時21分となっていました。

下関(山口県)まで21kmの表示がありましたが、国道3号線は、福岡県と山口県との境目・関門海峡まで。

そこから先は、国道2号線を走ることとなります。

九州の玄関口、北九州市・門司に入りました。

高速を利用する場合は、関門橋を渡りますが、今回は関門トンネル(車道)から本州に上陸します。

なお、関門トンネルは、国道2号線の一部という扱いですが、110円の通行料(軽自動車)がかかります。

トンネルを抜けると、そこは床屋発祥の地・下関でした。

鎌倉時代、亀山天皇に仕えていた藤原基晴、その三男・采女之亮が、朝鮮人から技術を学び、日本で最初の床屋を、下関に開きました。

下関市の亀山八幡宮には、床屋発祥の地の石碑もあるそうです。

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対岸に見えているのは、九州・門司の街並み。

結局、福岡空港を出発してから、九州を脱出するのに3時間近くかかりました。

ここで休憩がてら、立ち寄ったのは「みもすそ川公園」です。

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ここでは、関門海峡を通過する船を見ることが出来るのはもちろんですが…

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関門トンネル(人道)を歩いて、九州へ渡ることが出来るのです!

国道2号線を歩いて本州・山口県へ

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関門トンネル(車道)は、国道の一部でありながら、通行量がかかりますが、人道を歩く場合は無料です。

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関門トンネル(人道)は、車道の下にあるので、エレベーターで地下へと下りていきます。

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海底60mに敷かれた人道に到着しました。ここから門司と書かれた方へと歩きます。

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人道には、思いの外、多くの方がいました。観光客もいますが、ウォーキングをしている地元の方も多いです。

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時間が押していたので、ダッシュで県境までやって来ました。「今自分は本州と九州の境界線に立っている」という実感が得られれば良かったので、これで満足。

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みもすそ川公園からは400m、ここから九州・門司の出入口までは380mあるので、九州側までは行かず、またダッシュで山口県側へと戻りました。

関門海峡が紡ぐ歴史

関門海峡は、本州と九州の境目ということで、様々な歴史の舞台となっています。

壇の浦古戦場址

平安時代の末期、源氏と平氏の最後の戦いが繰り広げられ、勝利した源頼朝が鎌倉幕府を開きました

しかし、みもすそ川公園に置かれているのは、源頼朝ではなく、源義経と平知盛の銅像。

源平合戦を戦ったのは頼朝の弟・義経ですが、兄弟間の対立から逃亡生活となり、平泉で自刀しました。一方、敗れた平知盛は、この地で入水したと言われています。

こちらの大砲(レプリカ)は、江戸幕府末期、下関戦争に由来するもの。開国に対する反発から、関門海峡を通過する外国船に攻撃がなされました。

さらに、佐々木小次郎と宮本武蔵が決闘を繰り広げた、巌流島もあります。

関門海峡周辺をじっくり巡るだけでも、日本の歴史を知る、いいフィールドワークになることでしょう。

★参考:巌流島旅行記★

ここからも、引き続き高速道路は利用せず、国道2号線を東へ向けて走ります。

時刻は16時過ぎ、周防大島までは残り160km以上!笑

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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