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今回は「原付沖縄本島1周2021」旅行記その8をお届けします。
★前回の記事★
パイナップル畑にやってきた
原付で沖縄本島を1周する旅。
沖縄本島ほぼ最南端「喜屋武岬」を出発し、そこから本島最北端「辺戸岬」を通過。

名護で1泊し迎えた2日目は、朝から知り合いの車で移動。
到着したこの場所は、一見すると、ただの草っぱらですが、よく見ると…

パイナップルが実っています!
知り合いのパイナップル畑にやって来ました。

こちらが一般的なパイナップル畑。
草刈りがされて赤土が見えています。雨が降ると、赤土を含んだ雨水が排水路に流れ、そこから川、海へ流れていきます。
これがよく知られた「赤土の流出」という問題です。

一方で、どんな農作物もそうですが、草刈りをしないと、雑草たちに栄養が奪われて、作物の成長が害されます。
ただ、雑草があっても、作物が全く育たないというわけではありません。

こちらはパイナップルの花。

花が大きくなると、このように毒々しい色をした果実になります。

もう少し大きくなるとこんな感じ。

熟して黄色くなったら収穫です。
この花から果実までの、一連の4枚の写真は、同じ日の同じ畑で撮った写真。
花と果実を、同じ日の同じ畑で見ることが出来るということは、収穫量は安定しないということです。

さらに、農薬を使っていないので、大きくなったとしても、虫に食べられてしまう場合もあります。
こうした環境で収穫されたパイナップルは珍しいという話を、聞かせていただきました。

お土産に実験中だという、「ドライパイナップル」をいただきました。
触感としては干しイモ。添加物は何も使っていませんが、濃厚で美味しかったです。

そのままお昼もご馳走していただけることに。
1948年創業、元祖ソーキそばの店「丸隆そば」へやって来ました。

定番の沖縄グルメである一方、普段はあまり食べないこともあり、とても美味しくいただきました。
国道505号線 今帰仁村へ
朝はバイキング、昼は沖縄そばと、お腹いっぱいの状態で、原付の旅を再開します。

時刻はもう14時前。
名護市北部から国道505号線を通り、本部半島を1周します。

小さな島々が点在する羽地内海を見ながら、海沿いを走ります。

名護市から今帰仁村に入りました。

あひる肉が売っていました。
これは「北京ダック」の食材としてではなく「アヒル汁」のため。
沖縄では、中国との交易の歴史からアヒルを食べるようになり、呼吸器系の病気に効く薬膳として扱われていました。今でも喘息や風邪の時に、アヒル肉を食べる沖縄県民が多いそうです。

子ヤギも売っていました。
もちろん、ヤギを飼う目的は人によって異なりますが、よく聞くのは、まず「草刈り要員」。そして成長したら「食べる」。
本部町 海洋博公園を経由

時刻は14時半、今帰仁村から本部町に入りました。

道端にヤギの置物もありました。
手作り感満載で、なぜここに置かれているのかは不明です。

このまま真っすぐ国道505号線を進めば、名護から那覇方面へ戻ることが出来ますが、せっかくなので、海洋博公園を経由します。

海洋博公園を経由すると、名護までは24kmです。

こちらは、美ら海水族館の横にある「ホテルオリオンモトブ」。

こちらが海洋博公園。
美ら海水族館の入口でもありますが、今回は立ち寄らず通過。

名護まで18km、恩納村までは41km。
あとは原付が壊れなければ、夕方までには那覇に着くことが出来ます。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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