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今回は「2022年 多良間島旅行記」最終回をお届けします。
★前回の記事★
平良港から空港まで歩く
この日の9時に宮古島から船に乗って多良間島へ。

島には2時間だけ滞在し、フェリーたらまⅢでまた伊良部大橋の下を通過。

宮古島に戻ってきました。海の上からでも、都会である様子が分かります。

宮古島は橋で繋がった島々とともに、宮古島市を構成しており、2020年の国勢調査によると、およそ55,000人が暮らしています。

多良間島は近くに浮かぶ水納島とともに、多良間村に属しています。そして、多良間村の友好都市が岩手県の宮古市であることは、知る人ぞ知る面白雑学です。

15時、平良港に到着しました。帰りの飛行機は18時45分。微妙に時間が空いたので、平良港から空港まで歩いてみることに。
距離はおよそ6km。私の歩く平均速度は時速5kmなので、ゆっくり歩いても、2時間あれば空港に到着出来そうです。
★参考:国道58号線を歩く旅★
国道390号線

こちらは宮古島市役所旧庁舎。2020年末をもって、市役所機能は新庁舎へと移転となったそうです。
1991年完成という歴史のある建物。宮古島で婚姻届けを出すために訪れる人も多かったようです。今後は観光交流施設として活用していくことが検討されています。

空港方面に少し歩いて振り返ると、標識に平良港・下地へ向かう「390号線」の案内がありました。この390号線は、宮古島を通る唯一の国道です。

国道390号線の起点は石垣島・730交差点。そこから宮古島を経由し、終点は那覇新港の近くにあります。総延長550kmのうち、ほとんどが海上区間という面白い国道で、これが日本最南端かつ最西端の国道となっています。
★参考:国道390号線の終点★

今回国道390号線を歩くのは、平良港から平良港交差点までの短い区間だけで、空港までは主に県道78号線を歩きます。

平良港から空港まではバスもあり、その料金も250円と安いので、市街地から空港までわざわざ歩く人は、それほどいないと思われます。
宮古空港の周辺はサトウキビ畑
歩くと時間も体力も奪われますが、見える景色はゆっくりと流れていくので、乗り物に乗っているよりも、発見は多くなります。

こちらは牛を積載したトラック。
恐らく彼らは、宮古島内の牧場から出荷された牛さんたちで、これから船で日本のどこかへ移送され、その土地のブランド牛として育て上げられるのでしょう。
★参考:沖縄の島は肉用牛の出荷が盛ん★

ここにもいました、宮古島まもる君です!彼には「りょうぞう」という名前が付けられています(笑)

サトウキビ畑の中と歩道の先に、宮古空港へ着陸する飛行機のための誘導灯がありました。

ちょうど上空を飛行機が通過していきました。観光客が多く訪れる宮古島ですが、2022年9月現在、宮古空港を利用している航空会社はANAとJAL・RACのみ。
スカイマークとジェットスターの場合は下地島となります。
★参考:今回も到着は下地島空港★

宮古空港まで残り1km。

市街地から少し離れているため、建物は少なくなり、空港周辺にはサトウキビ畑が広がっています。

その中に滑走路があるため、まるで飛行機が草っ原へ突っ込んでいくような景色が見られます。

16時半、宮古空港に到着!

空港には、東京で見覚えのあるカラーリングのタクシーがいました。都会で走っていた電車が、地方鉄道に譲渡されるように、この車も宮古島で第二の人生を送っているのでしょうか。

それほど大きな空港ではないので、18時45分の出発まで、2時間以上待つのは退屈です。

カウンターで相談してみると、17時05分の便に無料で変更することが出来ました。どうやらコロナ期間の特例で、変更手数料がかからなかったようです。

宮古空港から那覇空港までは50分のフライト。4日前の予約で料金は11,220円でした。

ということで、さらば宮古島。これにて多良間島旅行記は終了です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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