2021年→2022年 年末年始の旅

日間賀島を離れると、船は速度を上げて三河湾を爆走。あっという間に篠島へ到着しました。「東海の松島」とも呼ばれるこの島では「おんべ鯛」と「ふぐ」が有名なようです。しかし今回は滞在時間が20分しかありません（笑）篠島は圧倒的漁業の島。港にも漁船がずらっと並んでおり、シラスの水揚げ日本トップクラスになるそうです。

約20分で日間賀島西港に上陸。20社目の御船印・名鉄海上観光船をゲットしました！マンホールのデザインはふぐ。とらふぐ漁は100年以上の歴史があるそうです。と、思ったらこちらのマンホールはタコ！安楽寺には「たこ阿弥陀如来」が祀られています。多幸（タコ）と福（フグ）の島。年明けに訪れるには縁起が良さそうです。

船の名前は「コンチェルト」。私の目的はあくまで御船印なので、食事無しでの乗船。さっそく御船印を手に入れましたが、ナイトクルーズは2時間あります。外は寒いので、船内の自分のテーブルで過ごすことに。周りの皆さんは食事を楽しんでおり、「乗船のみ」という乗客はほとんど見られませんでした。

そして今回、私が神戸ベイクルーズ「ロイヤルプリンセス号」に乗船する目的は観光ではなく御船印です。乗船券と一緒に窓口で御船印はゲット出来たので、もう船に乗る必要はありませんが、せっかくなので乗船しておきます。40～45分間のクルージングで料金は1400円。船内の第一印象は「病院の待合室」。華やかさはありません。

仙台から太平洋フェリー・きそに乗船し名古屋へ。本州に近い場所を航行する太平洋フェリーですが、冬の時期は揺れることも多いようです。ただこの日は全く揺れず、快適な22時間の船旅となりました。船内売店も充実。トラックも運ぶ旅客フェリーの船内売店の品数としては、間違いなく日本トップクラスです。

太平洋フェリー・きそに乗船し、仙台から名古屋へ移動します。私が利用するのはもちろん2等室です。船内はまるで豪華客船やホテルのような雰囲気。乗船後まずは船内バイキングへ。種類も豊富で味も美味しかったです。食事の後は船内を散策して、お風呂に入ってお昼寝。まさにこれが、長距離フェリーならではの贅沢な時間の過ごし方です。

朝6時半、東京から深夜バスに乗車し仙台駅に到着しました。この日は仙台港から太平洋フェリーに乗船します。仙台駅から港までは直行バスが便利ですが、今回の移動手段は電車と歩き。仙山線で最寄りの中野栄駅へ。3km以上歩いて仙台港の太平洋フェリー乗り場へ到着すると、港にはすでに、この日乗船するフェリーきそが接岸していました。

駅から30分ほど歩いて、久里浜港フェリーターミナルに到着しました。ここからは東京湾フェリーで東京湾を横断し、房総半島・金谷港まで移動します。私が乗船するのは19時15分発のしらはま丸。この日の最終の金谷行きで料金は片道900円。御船印もゲットし、久里浜から金谷までは約40分の船旅ですが外は真っ暗。夜は何も見えません。

東京湾クルーズ・シンフォニー のアフタヌーンクルーズに乗船しました。今回は食事なし、乗船のみでの利用です。15時、日の出桟橋を出港。ここからおよそ50分間の東京湾クルージングです。航海時間が短いので、レインボーブリッジを通過して間もなくUターン。船は全く揺れず、お手軽に船の旅を楽しむことが出来ました。

15時、平良港に到着しました。帰りの飛行機は18時45分。微妙に時間が空いたので、平良港から空港まで歩いてみることに。平良港から空港まではバスもあり、その料金も250円と安いので、市街地から空港までわざわざ歩く人は、それほどいないと思われます。市街地から少し離れているため、空港周辺にはサトウキビ畑が広がっています。