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今回は「沖縄コーヒー2019 番外編」をお届けします。
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コーヒの帰り道に体験した怖い話
コーヒー体験の終了後、少し怖いことがありました。
体験に参加したのは私を含め3人。
私以外のお2人は、コーヒーの植樹を終えて帰られましたが、私はコーヒを飲みながら、しばらく安里さんとゆんたくをしていました。
ゆんたくがお開きとなったのは19時頃。
私は太陽が傾いた畑道を、自宅目指して原付で走り始めました。
実はコーヒー農園がある集落は、周囲を柵で囲まれており、入口のゲートには「イノシシ対策のため、開けたら閉めてください」と書かれてます。
暗闇で道に迷う
しかし、実際はこのゲート、イノシシではなく「泥棒」の対策なのだそう。
沖縄本島の奥地、やんばるの山の中ですが、どうやらそうした人たちが多いらしく、農作物や農具などが頻繁に盗まれるそうです。
原付で走り始めましたが、暗くなってしまい、集落から出るゲートの場所が分からなくなりました。
迷いながら原付を走らせていると、突如1人の男性が現れました。
「何をしているの?」男性は妙に穏やかです。
私が「ゲートを探しています」と答えると、男性は「なんでここにいるの?」と聞いてきました。
なるほど、これは完全に怪しまれています。
銃撃されるところでした…
私は安里さんの名前を出して、経緯を丁寧に伝えました。
すると男性は「そっか、そっか」と言って、ゲートの場所を教えてくれました。
そして最後に一言、「撃つところだったよ」 と言いました。
おっと!!??
どういうことでしょう。
思わず聞き返すと、男性は「早く出ないと撃たれるよ」と言いながら、真顔で銃で撃つジェスチャーをしています…
実際にイノシシもたくさん出るそうなので、猟銃くらい本当に持っているでしょう。
私は「日本にこんな場所があるのか」という衝撃で、ゾクゾクしながら原付を走らせました。
仮に撃たれても、ここは沖縄の山の中の集落です。
事件として大っぴらになることはないでしょう。
もしかしたら神隠しにあった人がすでにいるのかもしれません。
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以上、嘘のような本当のお話でした。
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