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今回は「伊平屋島旅行記」その4をお届けします。
★前回の記事★
野甫島を少し歩く
野甫大橋を渡り、伊平屋島から野甫島に上陸しました。
周囲4kmの島には、100人ほどが暮らしているそうです。

小中学校もあります。
2022年4月は、全校生徒6人でスタートしたようです。

こちらは世界塩博物館。

入場無料ということなので、少し中を覗いていこうと思いましたが、前年の台風の影響で、しばらく休館とのことでした。

こちらには「世界塩の博物館」というバス停がありました。
今回、私は港からここまで歩いてきましたが、伊平屋島にはコミュニティバスもあり、一律100円で利用することが出来ます。

道端に大きな切り株がありました。
これはいったい何でしょう。

お手洗いでした(笑)

野甫島を一通り散策し、ここからは伊平屋島の北部に位置する「クマヤキャンプ場」を目指して歩きます。
約16km、3時間以上歩くという、なかなかハードな道のりです。
17時まで待てば、野甫港発前泊港行きのコミュニティバスもありましたが、それなら歩いた方が、港には早く着くことが出来ます。
ここをキャンプ地とする
まずは野甫島から伊平屋島に戻るため、野甫大橋に戻ってきました。

潮が満ちて、太陽もだいぶ傾いてしまったからか、先ほどと様子が変わっています。
そして、海の向こうに見えている沖縄本島では、雨が降っていることが、この写真からも分かります。

間もなく、伊平屋島にも雨が降ってきたので、野甫大橋近くの東屋に避難。
ここに東屋があってラッキーでした。

非常に激しい雨が降った後、空に綺麗な虹がかかりました。
沖縄では、朝か夕方の時間帯に一時的な雨が降ると、かなり高い確率で、虹を見つけることが出来ます。

激しい雨は収まりましたが、まだ雨は降り続いています。
この東屋ではFree Wi-Fiが繋がったので、雨宿りしながら、しばしPC作業。

時刻はもうすぐ18時。
雲の切れ間から夕陽が差し込み、また虹が出ましたが、雨は止む気配がありません。
私が目指している「クマヤキャンプ場」は、島のパンフレットには載っておらず、他の方の旅行記から、その存在を知りました。

天気予報を確認すると、夜も雨は降るようです。
キャンプ場の設備などが分からなかったため、もしクマヤキャンプ場へ行って、雨を避ける場所がなかったら最悪です。

ということで、この日はここをキャンプ地とすることにしました。

もう充電がないため、スマホなどの明かりを使うことは出来ません。
暗くなったら、硬い地面に横になり、目を閉じて、朝になるのを待つだけです。
コミュニティバスが来ない
伊平屋島2日目。

テントをから出ると、綺麗な朝焼けを見ることが出来ました。
前日はシャワーはもちろん、夕食も食べていません。

夕方から降っていた雨は、天気予報の通り、夜も降り続いていました。
雨でテントが浸水しないかが気になって、なかなか寝ることが出来ませんでした。

幸い、テントに浸水することはありませんでした、
テントを片付けながら、「しばらく野宿はしないぞ」と思うほど、辛く長い夜でした(笑)

そして、24時間滞在の予定でしたが、9時に島を出港する船に乗って、帰ることにしました。
前日にたくさん歩いたこともあり、もう疲れ果てていたのです。
最後にもう一度、野甫大橋からの伊平屋ブルーに癒されてから、近くのバス停で朝一のコミュニティバスを待ちます。

しかし、定刻7時半を過ぎても、バスが来る気配はありません。
パンフレットに載っている番号に電話をしても、朝早いためか繋がらず…
結局、20分待っても来ないので、港まで歩くことにしました。

体力が限界だったので、正直これは心が折れそうになりました。
そんなボロボロの私を見つめるヤギさんと、目が合いました。

道端にある何だか粋な休憩スペース?
しかし、私に休んでいる暇はありません。
これで9時の船に間に合わなかったら最悪です。

こちらも何だかおしゃれなベンチで、インスタ映えしそうです。
船に間に合うか!港まで歩く
バスのコースとなっている、県道179号線を歩いているので、もし後ろからバスが走って来たら、それに乗るつもりでしたが、やはりバスが来る様子はありません。

この標識で注目すべきは、字の「人口」と「戸数」が記載されるスペースがあるということ。
かつては、人口の増減があるごとに、書き替えていたのでしょうか。

カニを発見しました。
前日に、干乾びた状態のものをたくさん見ましたが、今回は生きています。

木々の間から船が見えました。
港までもう少しです。果たして出港に間に合うのでしょうか。

こちらはパパイヤの木。
バナナとパパイヤが道端に実っている光景は、沖縄では当たり前のように見られます。

スナック絆
豊かな自然に囲まれたところにあるスナックは、なかなか珍しいです。
ここに行けばきっと、島の噂話など、島情報の全てが手に入るのでしょう(笑)

港が近づいてくると、家々も増えてきます。

こうした家々も、沖縄らしい古民家というのが、島ならではの風情です。
こんな感じで、のんびりした空気を感じるような写真を撮っていましたが、実際はかなり急ぎ足でした(笑)

しかし、もう少しのところで、船は行ってしまいました。
次の船は13時なので、それまで暇になりました。

今一度、港のバス停を確認すると、やはり1日6便運行があるようですが、本当にバスは走っているのでしょうか。
パンフレットにも、停留所と通過時間が書かれていますが、島を歩いていても、バス停はほとんど見つからず、バスの姿も目にしていません。

ここまでは伊平屋島の南部しか見ていないので、次の船までの時間は、島の北部を散策することにしました。
レンタサイクルを借りて、港の前を通ると、バス停のところに1台のワゴンが。
どうやらこれがバスだったようです(ナンバーの色、白いけど…)
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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