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今回は【2019年 渡名喜島旅行記】その3をお届けします。
★前回の記事★
4時間半で島を歩いて1周する
日本で2番目に面積が小さな村・渡名喜島。
滞在時間4時間半で、島を歩いて1周します。
まずは港から3.3km歩いて、島の南部にある「大本田展望台」を目指します。

港周辺にある集落を抜けると、山の緑が迫ってきました。
電線はありますが街灯はありません。きっと夜は満点の星空が広がるのでしょう。

今度は海沿いを歩きます。
10月下旬ですが、照り付ける日差しに、まだまだ夏を感じる沖縄です。道沿いに自販機は無いので、水分は事前に必ず用意をしておく必要があります。

渡名喜島は、別名「ウミガメ島」と言われるほど、島の周辺に、多くのウミガメが生息しているそうです。
★参考:沖縄のウミガメについて

道端に、船のアンカー(錨)がポイ捨てされているのは、島ならではの光景です。

これはいったいなんでしょう。
用途が全く分かりりませんが、これもまた「独自の風習(習慣)」という点で、島を感じさせてくれます。

ハブに注意の看板が置かれていました。
「看板は立てた状態で設置しなければならない」というルールなんて、どこにもないのです。
同じ日本でありながら、常識を覆されるのが、私が島旅にハマったきっかけでもあります。
意外と長い上り坂

大本田展望台までは、残り1.2km。
小さな島なので、歩きでも楽に周れるかと思ってしまいましたが…

ここから展望台までは上り坂が続きます。

道端に「見た目はお茶のようなもの」が置かれていました。
ペットボトルには「2班」と書かれています。

その先には、無造作に置かれたほうきがありました。

ここにもありました。
お茶かどうかは分かりませんが、どうやら道を掃除するときに使う液体のようですが、謎は深まります。

港から歩くこと約1時間、いまだ誰1人ともすれ違っておらず、誰かに謎を聞くことも出来ません。
坂道を登った先で、振り返ると美しい景色が広がっていました。

松ぼっくりと、松の葉(枝?)がたくさん落ちていました。
これはリュウキュウマツという木。
方言では「マーチ」と言われ、沖縄県の県木にも指定されています。

この道の感じは、父島のウェザーステーションへ行く道とそっくりです(小笠原諸島が好きな人には伝わるはず)。
★参考:ウェザーステーションとは

見えました!
丘の上にぽつんと立つ、あの建物が、目指していた大本田展望台です。

あの階段を上った先に、どんな景色が広がるのでしょうか。
大本田展望台からの景色

港から1時間15分ほど歩いて、大本田展望台に到着しました。

無料の双眼鏡もありました。
この写真でも、海に浮かぶ小さな島が見えていますが、こちらは「入砂島」という無人島です。
島全体が米軍の射撃訓練場となっているため、一般人の立ち入りは禁止されています。
こちらは別の場所から撮影した入砂島。
ヘリが近づいた後、島から砂煙が上がっている様子が分かります。
島を歩いている時も、マシンガン?のような、「ダッダッダッダッダッ」という音が鳴り響いていました。

また、入砂島とは逆方面の景色も注目です。
どうやら、見えている小島の下、海の色が少し変わっている場所が「ブルーホール」と言われているそうです。
正直「は?」という感じですが、綺麗なことに変わりないので、特に問題はありません。

大本田展望台の次に目指すのは「アンジェーラ浜」。
このとき時刻は12時20分。船の出港まで残り約3時間です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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