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今回は【2019年 渡名喜島旅行記】その4をお届けします。
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絶景のアンジェーラ浜
渡名喜島4時間半で1周する日帰り旅。船の出港まで、残り約3時間です。
大本田展望台の次は「アンジェーラ浜」を目指します。

大本田展望台までは上り坂でしたが、ここから先は下り坂が続きます。

道路脇の草むらに少し入ると、こんな絶景が広がっていました。
こうした発見があるから、島を旅するときは出来るだけ歩きたいのです。仮に車に乗っていたら、100%見ることが出来なかったでしょう。
ただし、渡名喜島にもハブがいるので、草むらに入るときは十分な注意が必要です。

そして、こちらのビーチが、目指しているアンジェーラ浜。
少しずつ坂を下り、海沿いまで近づきます。

前から年配のご夫婦が歩いてきました。
つまり、このご夫婦は、背中に絶景が広がっていることに恐らく気が付いていません。

「ここの景色凄いですよ!」と、声を掛けてみると、喜んでいただけました。
ご夫婦も日帰りで渡名喜島を歩いて1周するそう、「頑張りましょう!」と言葉を交わし、その場を去りました。
日本であることを証明することが出来ない
ということで、海沿いまで降りてきました。

振り返ると、ゴツゴツした白い岩肌が露出した山が迫っていました。

この海崖は「シュンザ」といい、200mほど続いています。

そしてこちらが、シュンザの麓を通る道。
この写真だけ見ても、ここが「日本である」ということを証明することは出来ません。

ヤシの木も独特のフォルムをしています。

人が住むような家や建物はもちろん、電柱さえありません。

渡名喜島のマンホールにも、このダイナミックな山々と、南国的な草花が描かれています。

ワイルドな景色ではありますが、道端の雑草が伸びきっているわけではなく、綺麗に整えられています。

そんな道端の草をよく見ると、チョコチップのようなものが落ちています。
恐らくこれはヤギの糞。
道端の草はヤギが食べてくれているようです。
あがり浜にて島1周を断念

アンジェーラ浜は、上からの景色を十分楽しめたので、時間も考慮し立ち寄らず、このまま「あがり浜」を目指します。

海を見ると、棒が並んでいましたが、こちらはもずくの養殖と思われます。

朽ち果てた公園の遊具。かつては多くのちびっ子たちがいたのでしょうか。
東京と並んで、人口が増加していると言われる沖縄ですが、沖縄本島北部や離島は、人口減少と高齢化が進んでいます。

崖下(池の向こうに側)には、満潮時でもこの場所を通行出来るようにと、先人たちが石を積み重ねて造った「アマンジャキ」と言われる旧道があります。
ただし、落石の可能性があるということで、現在は立ち入りが禁止です。

あがり浜に到着。

ここはキャンプOKのようで、無料シャワー付きのトイレもあります。

シャワーはちゃんと綺麗です。
沖縄の方言で、「あがり」には「東」の意味。
あがり浜を訳すと「東の浜」ということで、地図を見ても、島の東に位置していることが分かります。

ここから島の北部へ行く時間はなく、島1周はここで断念!
村道1号線を通り、港の方面へ戻ります。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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