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今回は2020年1月「与論島旅行記」をお届けします。
★前回の与論島★
フェリー・あけぼので与論島へ

朝9時過ぎに本部港から出港するフェリーに乗船するため、4時半には家を出発し、暗い中原付を走らせます。

沖縄はこの時期、7時を過ぎないと明るくなりません。この日は生憎の曇り空で、しかも風が強く、普段は穏やかな名護湾にも白波が立っていました。

本部港に到着。この日の船はマルエーフェリー・あけぼの。

沖縄で発生した「豚コレラ」の拡大を防止するため、乗船時には靴底洗浄が行われていました。フォークリフトで運ばれている緑色のコンテナの中には、牛さんたちが乗っています。

この日は2時間半の船旅がいつもより長く感じました。船内はWi-fiが繋がるので、普段はパソコン作業をしていますが、この日は船が揺れたので、画面を見ていたらすぐに酔いました。

寝たり起きたりを繰り返しているうちに、与論島が見えてきました。

そして上陸!下船時にも、このように靴底洗浄がありました。

港でTさんと合流し、車で家まで送ってもらいます。

Tさんの家に着くと、移住の準備をしている中田さんが作業している最中でした。
景観保護のボランティアを見学
この日の午後はTさんの作業をお手伝いすることに。

リヤカーと自転車を持って、Tさんの家から海までは20分ほど歩きます。

海岸に到着しました。この辺りは昔、森が広がっていたそうですが、台風でやられてしまったとのこと。Tさんは昔の砂浜を取り戻すため、ボランティアで森の再生に挑んでいます。

ここも一見すると普通の砂浜ですが、砂の下に土のうが置かれるなどして、かさ上げがされています。

石灰岩のくぼみを生かした、植樹も行われています。

このあたりの岩は、台風の際にはがれて、陸に乗り上げている状態らしいです。

ここでは軽く雑草抜き。こうした地道な作業が景観保護へと繋がっていきます。

Tさんのお手伝いを終え、スーパーで夕食を調達。これらの食材を使って夕食を作ります。

調理場はこんな感じ(笑)脚立にコンロを置いて鍋を煮るなんて、なかなか荒々しいやり方です。

今宵のメニューはラーメン鍋。とんこつラーメンに大量の白菜・豚肉・ウインナー・キノコを投入。18時半に始まった夕食でしたが、完食したのは22時半でした。
植樹とビーチクリーン
与論島2日目、時刻は朝5時過ぎ。

外はまだ暗い中、私と中田さんはTさんの車に乗せられ、まだ真っ暗なビーチへやって来ました。

Tさんは毎朝ビーチに来て、砂浜の整備を行っています。この作業によって、台風の高潮のとき、海岸の浸食具合にどんな変化が起こるのか見ているそうです。

中田さんが2月から与論島に移住することを記念して、植樹を行いました。

この木が地中に根を張ると、ビーチの侵食を防ぐことに繋がります。

続いてはビーチクリーンに参加。与論島では「海謝美」というグループが、毎朝6時半からビーチの掃除をしています。今回は船にポスターがあったので、Tさんに連れてきてもらいました。

ある程度ゴミを拾ったら、次のビーチへと移動します。この茂みの向こうに、島で最も多くゴミが集まるビーチがあるそうです。

ヨロンブルーの裏にある、こうした現実を知るのも大切なことです。海謝美さんは5年前から、毎日ビーチクリーンを行っています。
★参考:沖縄のビーチにもゴミが多い★

観光客は入島税を払うか、島のボランティア活動に参加するといったルールが、全国にあってもいいような気がします。

「これはカツオノエボシといって、刺されるととっても危険なんだよ~」

それを聞くのは島の女子高生と観光客の私たち。 ごみを通じた世代間の交流です。

可愛いちびっ子もゴミ拾い。いい感じの旗を持っていますが、これももちろんごみ。

皆さん手にいっぱいのごみ袋を持っています。

1時間でこれだけのゴミが集まりました。もちろんこれらを処理するにもお金がかかります。

最後はみんなで記念撮影。

記念の缶バッジもゲット!!

活動の様子とビーチクリーンの場所は、ブログで案内されています。観光客も気軽に参加できるので、与論島に行くときは朝活がてら、参加してみてください。
与論島の美しい海

朝活の後は、MEEDAFU´S YUI HOSTEL and COFFEEで朝食。

船が出港するまでの時間はフリー。晴れてきたので、ママチャリで皆田海岸へやって来ました。

海の水が綺麗すぎて、ボートが浮かんでいるように見えます。

沖縄の離島はよく紹介されていますが、与論島は鹿児島県なので、沖縄旅行の雑誌や記事には出てきません。

これが知る人ぞ知るヨロンブルーの美しさです。

沖縄から船で行く場合、基本的には与論島で1泊する必要がありますが、一見の価値ありです。

技術がどんなに進んでも、絶景の感動は、その場所に行かないと味わうことが出来ません。

美しいヨロンブルーを見ることが出来てよかったです。

こちらも定番、帰る前にもずくそばをいただきました。与論島1月編はこれにて終了。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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