銀山温泉は朝がおすすめ!雪道を歩く&日帰り入浴|2019年→2020年 年末年始旅行記5

2019年→2020年 年末年始の旅

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今回は「2019年→2020年 年末年始の旅」その5をお届けします。

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銀山温泉は朝がおすすめ

朝8時、銀山温泉にやってきました。定番観光地ですが、この時間は歩いている人もまばら。

銀山川沿いに立ち並ぶ温泉宿が、まるで時代をタイムスリップしたような、ノスタルジックな雰囲気を創り出しています。

夜にライトアップされている様子が「幻想的」とメディアやSNSなどで紹介されていますが、この雰囲気を満喫したい場合は、人が少ない朝もおすすめです。

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温泉街の一角、 築90年の旅館・古山閣の正面玄関脇にこんな建物を見つけました。お賽銭箱らしき物も置かれています。

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こちらは「銀山・山の神神社の分社」。案内板には、あの松尾芭蕉(1644~1694)も旅の道中で訪れたと書かれており、銀山温泉はかなり昔から存在していたことが伺えます。

銀山温泉の「銀山」の名前の由来は延沢銀山。江戸時代初期、1630年代には日本三大銀山に数えられましたが、1689年に事実上の閉山。現在は鉱山跡は鍾乳洞として整備されており、見学することが出来ます。

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銀山の麓の町として栄えた当時から温泉はあったそうです。閉山後も温泉街は残り、1741年から本格的に温泉地として栄えるようになりました。現在、川沿いにあるのは温泉宿と、こうしたお土産屋さんがほとんど。コンビニや売店はありません。

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写真を見ても分かる通り、足元がツルンツルン。 めっちゃ滑ります。歩道のすぐ横に銀山川が流れているので、落ちたら死にます

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この橋もツルンツルン。それよりも、ハリーちゃん6歳って何でしょう。

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ここが一番ツルツルでした。見た目はそうでもありませんが、まともに歩けないような感じです。

温泉街の先にある白銀の滝まで歩く

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大正2年、この銀山川の大洪水で、ほとんどの温泉宿が流されてしまったそうです。その後は温泉の湧出量も少なく、川の水の影響で温度も下がり、温泉の利用は伸びませんでした。

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昭和元年に高温多量の湯が湧出したことで、各旅館が一斉に洋風の3~4層木造構造に建て替えを行い、橋や沿道の整備も行われ、現在のような温泉街が完成しました。

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温泉街を抜けた先にある「白銀の滝」までやって来ました。この先は「白銀公園」と言われているそうですが、冬の期間は閉鎖されているので、歩いて行けるのはここまで。

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温泉街はそこまで広くはありません。バス停から白銀の滝まで、およそ20分で歩くことが出来るほどの距離感です。そして。時間が経つにつれて人も徐々に増えてきました。海外からの観光客が多いようですが、日本のツアーバスも来ていました。

公衆浴場「しろがね湯」に入る

現在旅の3日目ですが、私は1日目と2日目にシャワーを浴びることが出来ていなかったので、ここで温泉に入ることに。

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今回私が利用するのは「しろがね湯」。朝9時のオープン時間に合わせて行きました。大人500円というのもありがたい。

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お風呂はひとつ、お湯はぬるめ。それほど大きいわけではありませんが、シャンプーや石鹸もあり助かりました。最初は私ともう1人おっちゃんしかいませんせしたが、少しすると続々と人が入ってきたので、30分ほどで出ました。

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銀山温泉では、無料で温泉を楽しむことも出来ます。この蛇口から出ているのも温泉です。

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こちらは無料の足湯。銀山温泉は「温泉宿」がほとんどで、日帰り入浴が可能な「公衆浴場」は、しろがね湯と、もう1か所のみのようです。銀山温泉はここまでにして、次の場所へと向かいます。

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バスの時間まではお土産探し。面白いお土産を探していて、見つけたのがこの『さくらんぼ漬け』 。銀山温泉ではなく山形県のお土産です。そして、他人に渡すお土産なので、私が食べることはなく、美味しかったのかどうかは分かりません(笑)

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大石田駅へ戻るバスがやって来ました。到着したバスは満員状態。ただ、銀山温泉が終点なので、ここで全員降車します。人が少ない時間を選んで正解でした。どうやら銀山温泉では、年々、年末の積雪量が減っているそうで、この時期に来るお客さんからは「思ったよりも雪景色が見れなかった」という声が多く上がっているそうです。

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ということで、大石田駅に戻ってきました。ここからは12時発山形行きの電車に乗って、仙台方面へと向かいます。大石田駅は新幹線も止まる駅。写真だと分からないですが、駅もまた多くの人で混雑していました。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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【2019→2020 年末年始の旅】銀山温泉で久しぶりの風呂 vlog #5

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