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今回は「2019年→2020年 年末年始の旅」その7をお届けします。
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大晦日に出港するおがさわら丸
旅の4日目、大晦日です。2019年の締めは、小笠原諸島・父島へ向かいます!

朝7時、埼玉県の空。天気は良さそうです。午前11時に東京・竹芝桟橋を出港するおがさわら丸に乗船。そこから父島までの所要時間は24時間。つまり、2020年をおが丸の船内で迎えます。

ただ、海の状態はなかなか悪そうです。冬の伊豆諸島周辺はいつも荒れており、伊豆諸島航路では欠航も頻発しますが、この日もおがさわら丸は通常通り出港です。
★参考:揺れるさるびあ丸★
★参考:欠航しないおがさわら丸★

ということで、竹芝桟橋に到着!そして、予約していた12月31日出港の乗船券をゲットしました。

この日船で食べる昼飯と夕飯、さらに、翌日の朝に船で朝食などもコンビニで買い込んで、24時間の船旅に挑みます。
年末年始便の予約は大変

竹芝桟橋にも門松が置かれており、年末年始を感じさせます。それにしても、この乗船券を予約するのは大変で、10月下旬の予約開始日には、半日電話をかけ続けました。『豪華客船』などではなく、いち離島へ行く定期船であるにも関わらず、予約開始日に乗船券が売り切れてしまうのです。

予約開始日になかなか電話が繋がらなかった割に、待合所にいる人の数は少ないような気がします。

これは恐らく、12月28日出港便と大晦日出港便の予約開始日が同じだったので、多くの方が28日の乗船券を求めて、電話をかけていたということでしょう。

伊豆諸島・小笠原諸島の週間天気は良さそうなので、期待が高まります。

24時間の船旅ということで、年越しの瞬間をおがさわら丸の船内で迎えるだけでなく、おがさわら丸の船上から、水平線に昇る初日の出も見ることが出来るかもしれません。
2019年12月31日 東京・竹芝桟橋を出港
おがさわら丸に乗船しました。

小笠原諸島・父島二見港までは996km。どんな24時間となるでしょうか。

おがさわら丸は例年、12月31日は父島に停泊しており、年越しの瞬間に汽笛を鳴らすというのが恒例でした。

今回は年越しの瞬間、船内で何かしらイベントがあるのか気になるところですが、これといった案内はありません。

船の中にも鏡餅。これもレアな光景です。実は私がおがさわら丸で鏡餅を見るのはこれが2回目。前回は、2017年の年明け最初の船で母島へ行きました。
★参考:母島について★

2019年12月31日11時、おがさわら丸は定刻通り東京・竹芝桟橋を出港しました。

なんとも言えない海の色。この海の色が24時間後には、ボニンブルーと言われる、濃厚な青い海に変わります。

天気がいいので、甲板に多くの人が出ていました。初めて小笠原に行く人も多いのでしょう。晴れていても風は冷たいので、リピーターの人はわざわざ外に出ていないはずです。

レインボーブリッジを通過し、東京のビル群が遠ざかっていきます。船内で年越し、船上から初日の出など、楽しみは色々とありますが、海の状態が悪いことも忘れてはいけません。そしてやはり、この時のおがさわら丸はとても揺れたのでした。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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