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今回は【島旅・2020年 長崎・対馬旅行記】その10をお届けします。
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日本最北西端から韓国は見えるか
対馬野生生物保護センターで日本最北西端証明書をゲットして、ツシマヤマネコを見ることが出来ました。
センターの入口にはこんな看板が置かれていました。

「韓国は見えません」
棹崎(さおざき)展望台は、野生生物保護センターの裏にあります。天気がいいと、そこから韓国が見えるらしいです。
ちなみにこの日は1月29日。
28日のままになっているので、きっと前日は見えておらず、スタッフの方がこの日の更新を忘れていたのでしょう。
もしかしたら見えるかもしれません。

こちらが棹崎展望台にある日本最北西端の碑。
晴れていれば夕陽も綺麗だと思われます。
雨は止んでいますが、曇っていて、冷たい風が吹いています。

年中風が強い場所なのでしょう。
木も風になびくような形で成長しています。

立派なソテツがあるここも砲台の跡。
砲台の跡は対馬のあちこちに点在しており、その数は30以上にもなると言われています。

看板などはないので、どの方角に韓国が見えるのか分かりません。
こちらではなさそうです。

沖に船がいます。
その背後にうっすらと島影が見えるような…

こちらの方角も船がいるのは確認できますが、韓国は見えません。
ということで、島の最北部にある「韓国展望所」という場所に移動します。
韓国のラジオが聴ける!?
棹﨑公園から韓国展望所へ移動します。

時刻は16時半。この日の対馬の日没は17時49分。
ということを、この写真で伝えたかったのではなく…
車のラジオをザッピングしていたら、韓国のラジオが入りました。外国に近い場所にいることを実感します。

カーナビで指定された道を走っていたら、もう少しで到着というところで通行止めになっていました。
グーグルマップを確認し、別の道からアプローチします。
韓国展望所から韓国は見えるか

韓国展望所に到着しました。
ここから韓国・釜山市が見えるらしいです。

こちらが展望所。
相変わらず曇っており、私以外誰もいません。

まあ、この天気だと見えないですよね(笑)
私が思い描いていたイメージでは、ここで海に沈む夕陽を見て、海の向こう側にぽつぽつと明かりが灯り始める、という感じ。
「海の向こうは異国」ということを、体験したかったのです。

韓国までは約50km。 いや、韓国というよりも大陸まで。
博多よりも大陸の方が近いのです。

天気などの条件が揃うと、こんな夜景が見られるようです。
この日は夕陽も夜景も見えませんでした。
国防の最前線・海栗島
雨も降っていたのですが、それでも希望は捨てずに水平線の先を眺めていた時、対岸の島から一艇のボートが対馬にやって来ました。

対馬の北にあるこの島は「海栗島(うにしま)」といい、航空自衛隊の分屯地(レーダー基地)となっています。年に一度のお祭りの時以外、一般人は立ち入ることが出来ません。
国防の最前線といったところでしょうか。
島の名前は、周辺で良質なウニが獲れるところから来ているそうです。
ちなみに、さらに北には「三ツ島(みつしま)」という無人島があり、そこが日本で一番韓国(大陸)に近い島です。
ということで、対馬最北の地から、比田勝へ向かいます。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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