韓国まで50km!韓国展望所から比田勝へ 国境ならではの雰囲気と体験も|2020 対馬旅行記6

対馬旅行記

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今回は【2020年 対馬旅行記】その6をお届けします。

★前回の記事★

韓国のラジオが聴ける!?

16時半、韓国の夜景を見るため、棹﨑展望台から韓国展望所へ移動します。ちなみに、この日の対馬の日没は17時49分です。

出発前に車のラジオをいじっていたら、なんと韓国のラジオが入りましたこれは国境の地ならではの体験といえるでしょう。

せっかくなので、韓国のラジオを流しながら、カーナビで指定された道を走っていたら、あと少しで到着というところで、通行止めになってしまいました

グーグルマップを頼りに、別の道からアプローチして、韓国展望所に到着。ここは、海の向こうに韓国・釜山市が見えるスポットと紹介されています。

こちらが展望所。相変わらず曇っており、私以外誰もいません。

私が思い描いていたイメージでは、ここで海に沈む夕陽を見て、海の向こう側にぽつぽつと明かりが灯り始める、という感じ。しかしこの天気だと、その景色を見ることは難しそうです。

韓国までは約50km。博多よりもアジア大陸の方が近いのです。

天気などの条件が揃うと、こんな夜景が見られるようです。結局この日は夕陽も夜景も見えませんでした

国防の最前線・海栗島

水平線を眺めていると、対岸の島から一艇のボートが対馬にやって来ました。

対馬の北にある「海栗島(うにしま)」。島の周辺で良質なウニが獲れることが島名の由来です。 航空自衛隊の分屯地(レーダー基地)となっており、年に一度のお祭りの時以外、一般人は立ち入ることが出来ません。

ちなみに、さらに北には「三ツ島(みつしま)」という無人島があり、そこが日本で一番韓国(大陸)に近い島です。

比田勝から厳原へ

太陽が沈み、暗くなってしまったので、最後に比田勝港周辺を散策して、厳原港まで戻ります。

こちらは『比田勝港国際線ターミナル』。韓国からの高速船が到着する港です。

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比田勝から韓国・釜山までは約1時間、しかも時期によっては、7000円で往復することが出来てしまいます。

港周辺は韓国風の雰囲気。

スーパーもこんな感じ。日本語よりもハングルの表記が多いです。

こちらはカフェ兼お土産屋さんでしょうか。お店の看板に日本語が書かれていないので、何のお店なのか分かりません。

ただ、韓国っぽい感じはこれくらい。こうした「ザ・日本の食堂」もあります。

昭和の雰囲気を残すビジネスホテルにも、ハングルの表記などはありません。ネット等の情報から、もっと異国の雰囲気かと思っていましたが、そうでもないです。日本最北端・稚内の方が、ロシア語表記が多く、異国を感じました。

比田勝から厳原までは約75km。1時間半ほどかかるようです。遠い…。

寄り道なしで、雨降る暗い道を走り続け、厳原に到着したのは20時半過ぎ。改めて大きな島であることを実感します。途中、1匹のネコが私の車の前を猛ダッシュで横断していきました。あれはツシマヤマネコだったのでしょうか…

厳原で車中泊 さらば対馬

港の駐車場に車を停め、厳原の市街地へ。

居酒屋など、飲食店も並んでいますが…

私がやって来たのはファミリーマートです。

イートインスペースで夕食を済ませたら、この日の宿へ。時刻は22時になりました。

この日は宿代を節約するため車中泊です。寝袋も持参していました。

あまりの寒さに目が覚めたのが0時半。まだ2時間しか経っていません。その後も寒さと打ち付ける雨の音で、なかなか寝ることは出来ませんでした

時刻は7時、レンタカー屋さんのオープンと同時に車を返却。滞在時間約20時間で走行距離は228km。島旅の割にだいぶ走りました。

ガソリン代は約3000円。来年まで使える5L無料券をもらいましたが、次に対馬に訪れるのはいつになるのでしょうか。

博多までの乗船券をゲット。

平日ですが結構な人が乗船するようです。この日は2020年1月30日。中国・武漢市への渡航歴がない、新型コロナウイルス感染者が、日本で初めて確認されたのが1月28日。すでに多くの方がマスクをしていました

【船旅】フェリーちくし~対馬・厳原港出港~

8時50分、フェリーちくしは対馬を出港。島旅の魅力は自然や絶景だったりするので、天気が悪いと退屈するものです。今回は終始曇りと雨でしたが、十分楽しむことが出来ました。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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