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今回は「路線バスで行く沖縄の旅」その5をお届けします。
★前回の記事★
名護市でバスを乗り換える
今帰仁城跡から、名護バスターミナルへ戻ります。

バスは2、3分遅れてやってきました。
乗っている人はまばらです。

『ウンビ入口』というバス停。
ウンビというのは「海辺」という意味。
沖縄らしい言葉が由来になっているバス停を見つけるのも、路線バスの旅の楽しみのひとつです。

名護バスターミナルの手前「伊差川」でバスを乗り換えます。
次のバスを待つ間に、昼食を探して少し歩きます。
ノープランで始まった路線バスの旅ですが、この時点では、午後の予定が決まっていました。

こちらは「サガリバナ」。
沖縄の夏の風物詩と言われる花。夜にだけ花を咲かせ、明け方には散ってしまう、「幻の花」と言われています。
こちらでは、散った花が絨毯のように、歩道の一部を埋め尽くしており、周囲には甘い香りが漂っていました。

水のお店とコインランドリーがありました。
家計調査によると、那覇市のミネラルウォーター消費量は全国1位。
沖縄の水道水は石灰岩地層の影響を受け、石灰分を多く含み、硬度が高いため、水の専門店で飲み水を購入する場合が多いのです。

今帰仁城跡で雨に降られましたが、これから行く方面にも怪しげな雲が…
もう雨は降らないでほしい…

ここからは、国道58号線をバスで北上し、辺戸岬を目指します。
ちなみに、沖縄本島を南北に縦断する国道58号線のゴールは辺戸岬ではなく、途中、奄美大島と種子島を経由した先の鹿児島市。
その総延長は約900kmという、海上区間を含めると、日本一長い国道なのです。
辺士名バスターミナルを目指す
コンビニで昼食を購入し、「山田入口」というバス停にやってきました。

14時17分発のバスに乗ります。

目指すのは「辺士名バスターミナル」。
地図でも分かるように、辺土名バスターミナルは、沖縄本島を走る主要路線バスの最北端のバス停になります。

バスは定刻通りやってきました。

バスに乗ると、雨が降ってきましたが、幸いこの雨はすぐに止んでくれました。

お客さんもまばらです。
ここからバスは、「やんばる」という、沖縄本島でも特に自然豊かな地域を走ります。
バスの座席も、木目調の背もたれに緑色のシートと、森を感じさせてくれます。

バスしばらく海沿いを走ります。
座席の広告は、一見すると、やんばるの森をPRする広告に見えますが、こちらは沖縄国際大学のもの。

車窓の左手には海の景色、一方の右手には森の景色。
周囲を森に囲まれた湖のようですが、こちらは塩屋湾という海の一部です。
個人的には、この【67】辺士名線が、日本でも屈指の絶景路線バスだと思っています。
★参考:【67】辺士名線旅行記★
沖縄本島最北端・国頭村に到達

次のバス停は「結の浜」
アニメなどに出てきそうな名前のバス停です。

次は「浜」
大変シンプルな名前のバス停です。

車窓には穏やかな海が広がっています。
人がほとんど乗っていないバスに揺られ、のんびり車窓の海を眺めながら過ごす昼下がりは、何ともいえない良さがあります。

道の駅ゆいゆい国頭を通過。
いよいよ路線バスだけを使って、沖縄本島最北端「国頭村」に来ました。

名護市・山田入口からバスに乗車すること約40分、次は終点「辺士名バスターミナル」です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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