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今回は【マンゴーのハウスに行ってきた】ので、その時の様子をお届けします。
マンゴーのハウスを見学

海沿いにポツンと立つエモいバス停が、今回指定された集合場所。

農家さんと合流し、マンゴーのハウスにやって来ました。奥の木々がマンゴーで、手前にはパイナップルの苗も置かれています。

こちらが今回お世話になった、マンゴー&パイナップル農家を営むネッタちゃんさんです。Youtubeチャンネルも運営されており、この日も動画を撮影しながらの作業でした。

まずはマンゴーの木々にかけられている、針金を外す作業から。 この針金によって、木々がまっすぐ上に向かって成長するようにコントロールされています。
作業自体は難しいものではありません。

こちらは毛虫ですが、分かりにくいので、触らないように注意しなければなりません。農薬に頼らない栽培を行っているため、虫はよく付くそうです。

こちらはカイガラムシ。
その名の通り、殻を持っている小さな虫で、人間に害はありませんが、植物の成長を阻害します。ネットを見ると、ガーデニングの天敵として、駆除対策の記事がたくさん出てきます。

すでにマンゴーの収穫は終わっているので、来年に向けた準備の作業が中心でした。続いては、ハウスの日よけネットを外します。

1時間ほどでネットを外し終え、ハウスの中がだいぶ明るくなりました。
マンゴー以外のお手伝い
日本で栽培されるマンゴーのおよそ半分が沖縄県で栽培されていますが、マンゴーと言えば「宮崎県」というイメージが世間に定着しており、沖縄マンゴーはそれほど知られていません。

マンゴーはウルシ科の植物で、アレルギー反応を引き起こしやすいこともあり、ハウスに入れてもらえるのは、なかなか珍しいことです。

収穫時期は終わっているので、木々に果実が実る様子を見ることは出来ませんでしたが、夏に収穫し、冷凍してあったマンゴーをいただけることに!

間違いのない美味しさです。濃厚な甘さが口の中に広がります。
パイナップルの苗づくり
マンゴー以外の作業も、体験させていただけることになりました。

こちらはパイナップルの苗です。パイナップルも、沖縄県が生産量日本一の果実です。

およそ2年をかけて、この苗の真ん中にパイナップルの実が成ります。パイナップルの収穫は、以前、別の農家さんの畑で体験させていただいたので、その時の記事をご覧ください。
ヨモギの苗づくり

午後の作業はヨモギの苗づくりから。沖縄では、ヨモギのことをフーチバーと呼びます。「フーチ」は病、「バー」は葉のことを指し、ビタミンやミネラルが豊富なことから、生薬として知られています。

そのまま食べてみると、口の中にいい香りが広がります。
沖縄では古くからこれを細かく刻んで、沖縄そばや混ぜご飯に入れて、薬味や臭い消しとして活用されてきました。

ヨモギは土に茎を差していくだけで、また新しい芽が出てくるそうです。
畑を開墾する
昼食の後、午後は畑の開墾をすることになりました。

こちらの雑草たちを刈り取り、作物を植えるそうです。

ということで、鎌を持って草刈りスタート!

草を刈っていたら、何だか普通の雑草ではなさそうな植物を見つけました。

こちらはウコンです。
二日酔いに効くとされる他、カレーのスパイスとしても利用されます。日本でウコンの栽培が行われているのは沖縄県と鹿児島県だけ。それにしても、雑草のようにウコンがあるのは驚きです。

一通り草を刈り終えたので、そのまま苗の植え付けもすることに。

このヒモに沿ってオクラを植えていきます。オクラは台風にも強いことから、沖縄各地で栽培されています。

続いては玉ねぎ。

この小さな苗から玉ねぎが出来るとは、想像がつきません。

今後も、実験がてら様々な作物をこちらの畑で栽培し、出来た野菜は子ども食堂に寄付するそうです。
この日の作業はこれにて終了!
ビニールハウスを作る
それから4か月後。

再びハウスをお邪魔させていただきました。何だか木々が大きくなったような気がします。

マンゴーの木をよく見ると花が付いていました。
夏の収穫時期には、1本の木から約100個のマンゴーが獲れるそうです。

今回はこのハウスにビニールを張る作業のお手伝いをさせていただきます。

早速ハシゴを使ってハウスの上へ。ハウスにはネットが張られているだけで、まだビニールは張られていない状態なので、足下にマンゴーの木々が見えています。
高さもあるので、なかなかスリルがあります。柱に手と足を付いて、ハウスの上を移動します。

一方で作業はいたってシンプル。このビニールを農家さんと協力しながら被せていきます。

金具を使ってビニールを固定していきます。
ちなみにビニールハウスのビニールは、上に人が立っても破けないほど丈夫です。

結構な広さがあるので、これを通常は一人で作業すると考えると大変な作業です。

ビニールを張るとこんな感じになります。これで雨や風を避けることが出来ます。

足元の景色。風が吹くと自分が危険なだけでなく、固定出来ていないビニールも飛ぶので、風が吹かないことを念じながら作業をします。

ハウスの上での作業はこれにて終了。「ビニールハウスを作る」というのも、なかなか出来ないので面白かったです。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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