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今回は「沖縄コーヒー 2021年1月編」をお届けします。
★前回の記事★
あけましておめでとうの挨拶から
今回のスタートは朝5時!
まだ周囲が暗い中での出発です。

信号待ちでふと道端を見ると「那覇市↔鹿児島市 850km」という看板を見つけました。
どうやら昨年12月に設置されたようです。
沖縄本島を南北に縦断する国道58号線は、海上区間を入れると日本一の長さの国道であることは、あまり知られていません。

途中で休憩を挟みながら約4時間、やんばるの海沿いまでやってきました。
普段はあまり波が立っていない場所ですが、この日は風が強く、海も時化ていました。

コーヒー農園に到着。
この日はお昼を挟んで、お昼過ぎまでの作業です。

安里おじいとは「あけましておめでとう」の挨拶から。

そして、シークワーサーをいただきました (笑)
よく見ると、地面にも多くのシークワーサーが落ちていることが分かります。
コーヒー農園の作業をお手伝い
さっそく作業に取り掛かります。

まずは、コーヒーの木の根元に撒く、肥料を耕す作業。
こちらは魚粉や麹などが入った、安里おじいお手製の肥料です。

写真だと分かりにくいですが、土から湯気が出ています。
土(微生物)から出る熱を逃がすため、ストックしてある肥料も、こうして定期的に耕しているそうです。
ちなみに湯気には、ツンと鼻を刺す、強烈な匂いがあります。

続いては、コーヒーの木々の周辺に落ちた、マツの枯れ葉を片付けます。

巨大なミミズが出てきました。
きっと土が豊かな証拠です。

前回も似たような作業をしたのですが、その時は翌日、首や足がパンパンに腫れてしまいました。
ただ、痛くもかゆくもない…
今回も顔以外地肌が見えないような服装で、注意して作業したのですが、やっぱり足が腫れてしまいました。
恐らく原因はブヨと思われます。
ボンカレーの昼食とコーヒーゆんたく

午前中の仕事を終え、こちらで昼食をいただきます。
【コーヒーを味わうための場所】として整備を進めてきたこの場所(カフェ)も、これでほぼ完成のようです。

昼食はボンカレー!
自然の中で食べるカレーは、特別美味しく思えます。
ちなみに、沖縄では、このレトロなパッケージのボンカレーが、現在も普通に販売されています。

昼食後はコーヒーゆんたく。
このコーヒーは、安里おじいが前の年に収穫したものです。
このコーヒーは昨年採れたものになります。

コーヒー栽培のピークは通常12月ですが、今年は雨と寒さの影響で、収穫が遅れているそうです。
実際、木々にはまだ、多くのコーヒーの実が付いたままでした。
コーヒーの生産量を増やす、安定させる

安里おじいとのトーク。
いつも「より多くの人に沖縄コーヒーを味わってもらいたい」というお話をなさっています。

しかし、安里おじいのコーヒーは出荷されておらず、基本的には農園を訪れた人しか、その味を知ることは出来ません。
農園へのアクセスは決していいわけではないので、「幻のコーヒー」とも言えるでしょう。
★参考:農園見学の問い合わせはこちら★

より多くの人にコーヒーを飲んでもらうには、生産量を増やす、かつ安定させる必要があります。
こちらは試験中のコーヒーの苗。
一般にコーヒーの木は果実が付くまでに4年~5年かかるといわれていますが、条件を変えるなどして、生育を早める方法を研究しているそうです。

ただ、こちらの写真のように、コーヒー豆の色づき加減は、同じ木の枝でもバラバラなので、収穫は完全な手作業です。
毎日ひとつひとつ枝をチェックする必要があります。
この辺の課題についても、安里おじいは試行錯誤しています。

さらに、コーヒーの木を植える土地を開拓するため、【ユンボ】をゲットしていました!
これを使って、今後さらにコーヒー栽培を拡大させていくそうです。
私もお手伝いでユンボに乗ることがあるかもしれません(笑)
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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