ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「沖縄コーヒー農園にカフェを作ろう」2021年3月編 をお届けします。
★コーヒー農園 2月編★
国道58号線を約90km北上する
いつも観光名人ブログを見ていただいている方はご存知かと思いますが、私は月に一度、やんばるの森でコーヒーを育てる安里さん(通称:おじぃ)の元へ通っています。

鹿児島から850km。ここが日本一長い(海上区間を含む)国道58号線の終点です。
この標柱は、那覇市・明治橋にありますが、ほとんど注目はされていません。
おじぃのコーヒー農園は、那覇から国道58号線を90kmほど北上した場所にあります。

恩納村に入ると、国道58号線は海沿いを走ります。
この日はいい天気。
いつも通る場所ですが、海の色はいつも違うような気がして、写真を撮りたくなります。

こちらも国道58号線からの景色。
きっとあのマンションからは、この海が毎日見えるのでしょう。沖縄の海が好きな人にとって、最高のロケーションです。
海の中に四角い模様が出来ていますが、これは「もずくの養殖」が行われているためです。沖縄産もずくの最盛期は4月から6月。まさにこれから収穫を迎えます。

日本の養殖もずくの9割が沖縄県産となっていますが、沖縄で初めてもずくの養殖に成功したのが恩納村。
見た目は美しいですが、 写真のようなこうしたコバルトブルーの海は、栄養(プランクトン)が少ないので魚も少ないです。
つまり、漁業に向いていないのです。そこで、始められたのがもずくでした。

沖縄県外でもずくというと、カップに入った「もずく酢」が一般的ですが、沖縄ではスーパーでパックに入った「生もずく」が手に入ります。
これがとても美味しいのです。沖縄へ旅行に来たら、スーパーの生もずくはぜひ食べてほしいです。

この日のお手伝いは午後から。コーヒー農園に着く前に、昼食を取るため、コンビニに立ち寄りました。
コーヒー農園まで30分もあれば着くような場所です。
原付がパンクしました
昼食を食べて、出発しようとしたとき、私は異変に気付きました。

スピードが出ない、まさか…
と思ってタイヤを見たら案の定、ぺちゃんこになってしまっていました。

ホイールからタイヤが外れそうになっています。
原付のタイヤがパンクするのは初めて。何か踏んだとか、破裂音がしたというような前兆はなく、コンビニを出発したらパンクしていました。
おじぃに電話し、「近くまで来ているんですけど、パンクしたので今日は帰ります!」と伝えました。
そして、問題はパンクした場所。ここから那覇まで70km近くあります。
時刻は13時、翌日は朝から仕事なので、何としてもこの日のうちに帰りたいところ。
出来るだけ安く。

さあ、どうやって帰りましょう。
那覇まで原付を運んでくれるような知り合いはいません。レッカーやJAFを呼ぶと高くつきます。
ただ、私は冷静でした。

原付のエンジンは動きます。また、原付のパンクは初めてで、パンクしたまま走ったときのリスクを知りませんでした。
知らぬが仏。
パンクしたままの原付でとりあえず走ることにしました。

両足を地面に付けながら、そろりそろりと進みます。
しかし、さすがにこれで那覇まで向かうのは無理があります。
私が目指していたのは「本部港」です。
パンクは初めてですが、 沖縄本島北部で原付が故障し動かなくなったのは、これが初めてではありません。
名護市内でパンクを修理して帰るという選択肢もありますが、以前の経験から、名護市内にバイクショップが少ないのは知っていました。
★参考:やんばるで原付が故障
本部から船で那覇へ

そのため、すぐに「船で帰る」という判断に至ったのです。
これが沖縄本島中部やコーヒー農園に着いてからだと大変だったかもしれません。
何とか本部港に到着し、これで那覇に帰ることが出来ます。

時間になったので、乗船券を購入します。
ちなみに待ち時間は、歩いて瀬底島へ行っていました。
★参考:本部港から瀬底島へ★

乗船券は1990円、原付は1730円。
合計4千円近く、想定外の出費となりましたが、JAFを呼ぶよりは安いです。

この日の船は、マリックスライン・クイーンコーラル8。
本部から那覇までは、約2時間の船旅です。
★参考:本部から那覇まで原付を運ぶ★

何とか那覇に帰ってくることが出来ました。
改めて、この日1日の流れをまとめると、まずはおじいのコーヒー農園に行こうとして、到着直前に原付がパンク。
そこから本部港へ向かい、船の待ち時間で瀬底島を歩いて散策。本部港から原付を乗せて、船で帰ってきたのでした。
.
今回はここまで。本日もありがとうございました。
★こちらもおすすめ★
コメント