1泊2日 レンタカーで島1周ドライブ!山も海も絶景も楽しめる|2015年夏 八丈島旅行記

旅の思い出

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は2015年夏「八丈島・青ヶ島旅行記」その5をお届けします。

★前回の記事★

八丈島の最高峰・八丈富士へ

今回は青ヶ島から帰ってくることが出来ないことを見込んで、予備日を設けていたので、八丈島で時間が出来ました。

八丈島は南の「三原山(東山)」と北の「八丈富士(西山)」という、2つの海底火山がつながって出来た島。山手線の内側と同じくらいの面積で、寄り道しなければ、1時間半ほどで1周することが出来ます。

ということで、レンタカーを借りて、島を巡ることにしました。まず目指すのは、伊豆諸島最高峰・八丈富士(標高854m)です。

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車で行くことが出来る、7合目の「ふれあい牧場」までやって来ましたが、写真の通り濃霧。天気が良ければ、この牧場から海を見渡せるようです。

八丈島では明治時代から酪農が始まり、森永乳業の工場も作られ、酪農王国と呼ばれた時代もありました。戦後の高度経済成長を経て、本土で大量生産された乳製品が島に入ってくると、花卉園芸に転向する農家が増え、酪農は衰退したそうです。現在は酪農王国復活の取り組みが行われています。

http://hatijo.com/asobu/hureaii.html
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続いてやって来たのは登龍峠の展望台。晴れていれば、ここから綺麗に八丈富士が見えるはずですが、やはりガスって見えず。その代わりに虹を見ることが出来ました。

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こちらは南原千畳敷。向こうに見えている八丈小島(標高617m)も、山頂付近は雲に覆われています。この日は晴れていても、少し標高が上がると、雲に入ってしまうような天気だったようです。

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夕食は空港のレストランで「明日葉そば」。明日葉は別名「八丈草」とも呼ばれ、八丈島だけでなく、伊豆諸島で栽培が盛んです。

南原千畳敷で夕陽を見る

午後は少し海水浴をして、早めに宿へチェックイン。宿は八丈ビューホテルを利用しました。

ホテルで少し休んで夕方、夕焼けを見るため、再び南原千畳敷にやって来ました。車の窓には太陽と八丈小島が映っています。

夕暮れの八丈小島。高度経済成長に取り残され、教育や医療、電話、水道施設なども無かったそうです。人口流出が止まらず、1969年に全島民の八丈島移住が決定。それ以降無人島となっています。

ちなみにこちらが八丈町の人口推移。2020年の時点では約7000人が住んでいますが、今後も減少が続く見込みです。

今後は八丈小島のような離島が全国各地で発生するのでしょう。

続いては夜のドライブ。こちらは登龍峠の展望台から見た、東京(底土港周辺)の夜景。また、明かりが無い場所では、満点の星空を見ることも出来ました。

夜の八丈島を走っていたらイタチ?がいた

こちらはイタチだと思われます。八丈島では1960年前後に、ネズミの駆除を目的にイタチが持ち込まれました。しかし、結果としてイタチはネズミを狙うことはなく、島の貴重な生き物たちを絶滅の危機に追いやってしまったそうです。

底土海水浴場が美しかった

旅の最終日。夕方の飛行機で東京へ帰りますが、それまでの時間はフリー。

天気予報は1日雨になっていますが、外はよく晴れていました。

日中は底土港の横にある底土海水浴場で、八丈島の海を楽しむことにしました。火山の島で岩場が多く、ここだけが人口で砂浜が整備されています。

ちなみに前日の午後は、島の南部にある藍ケ江海水浴場で遊んでいました。ここは桟橋があるので、海への飛び込みを楽しむことが出来ます。

そしてこちらが底土海水浴場の海。砂が黒いので、ビーチから眺める海の景色は地味ですが、海中の透明度はかなり高いです。

八丈島は高知県南端や宮崎県の北部と同じくらいの緯度に位置しており、カラフルな熱帯魚が泳ぐ、南国の海の景色が広がります

天然のサンゴも見ることが出来ました。

この時使っていたのは防水の使い捨てカメラ。画質は荒く、27枚しか撮ることが出来ず、しかも、その場で撮影した写真を見ることは出来ません。そのため、実際の海の中はもっと美しいです。

スーパーで買った八丈島名物「島寿司」を食べながら、身体を乾かします。醤油漬けの刺身・甘い酢飯・辛子を使うのが島寿司の特徴。八丈島の文化が流れる、沖縄・大東島の名物にもなっています。

レンタカーを返却し、レンタカー屋さんの送迎で八丈島空港へやって来ました。八丈島からは羽田空港までのANAが1日3便運航しています。

いざとなったら都内へ出ることが出来て、海も山も温泉も、スーパーも100円ショップのキャンドゥもあって、八丈島は個人的に「住める」と思う、数少ない離島のひとつです。

雨の八丈島離陸 2015年9月

さらば八丈島!天気予報に反し、ここまでずっと晴れていましたが、飛行機に乗る直前に大雨が降り、その影響で出発が約1時間遅れました。

羽田空港に到着したのは19時。船だと東京から10時間以上かかりますが、飛行機の場合は1時間もかかりません。料金は大体5000円ほど飛行機の方が高いですが、これは「時は金なり」です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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