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今回は「2016年 春 石垣島・波照間島旅行記」その3をお届けします。
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さとうきび畑からニシハマへ
日本最南端の碑から、日本一美しいとも称される「ニシハマ」へ向かいます。

青い海だけでなく、一面に赤っぽい土が広がるのも、沖縄ならではの景色。

この土で育てられるのがさとうきび。
島の耕地面積のほとんどを、さとうきびが占めています。

波照間島では、1914年頃からさとうきび栽培が始まり、石垣島から栽培や製糖技術を導入しながら、砂糖製造を行うようになりました。

それまで稲栽培にあてられていた農地は、さとうきび畑となり、自給自足的な農業から換金作物栽培へと変わりました。

3月はさとうきびの収穫シーズン。
この時期は、島に住み込みでさとうきび刈りをする、短期バイトを募集もあったりします。

島内で栽培されたサトウキビは、こちらの製糖工場に運ばれて、黒糖になり出荷されます。
そして、この工場の横を通る道を抜けた先に、ニシハマがあります。
極寒のニシハマで泳ぐ
この坂道を下った先に、ニシハマの絶景が広がり…

ました。
確かに綺麗でしたが、事前にネットで見ていたニシハマの景色とは違います。
そして、気になるのは寒さ。最南端まで来たのに、埼玉を出発した時から着ているダウンを、未だに着たままです。
★参考:沖縄も寒い★

泳いでいる人は誰一人いませんが、ここまで来たら、海に入らないわけにはいきません。
ニシハマのために、波照間島までやって来たと言っても過言ではありません。

ウェットスーツなんかないので、水着とゴーグルだけで海へ。
あまりの寒さに男7人で大絶叫(笑)
水中も魚はほとんどいませんでしたが、海に入ってしまったら、今度は地上の風が冷たく、海から陸へ上がるのもまた戦い。

何とかニシハマで泳ぐというミッションを果たしました。
極寒のニシハマで泳いだというのは、ある意味で今も印象深く思い出に残っています。
今回の旅に参加している7人のうち、3人は波照間島で2泊しますが、私を含む他4人は、翌日西表島へ行ってしまうので、これが最初で最後のチャンスだったのです。
波照間島はヤギの島
いったん宿へ戻り、シャワーを浴びて仕切り直し。

こちらが今回泊まっている西浜荘。
この部屋で、男子大学生7人、川の字で雑魚寝でした。

ヤモリがいました。
沖縄では、どんなに綺麗な家でも、ヤモリが住み着いていますが、当時はそんなことは知らず。
「おぉ…シャワー室にヤモリ、こんなことあるのか」と思って撮った1枚です。

波照間島は日本最南端であることに加え、本州からかなり西に位置しています。
17時を過ぎましたが、まだ明るいので、もう少し島を散策します。

こちらは、草むらの木々に混ざって生えていたバナナの木。
沖縄本島でもよく見られる光景です。

牛がいました。
波照間島では、さとうきびだけでなく、肉用牛の出荷も行われているそうです。

ヤギがいました。
野生ではありませんが、波照間島では、あちこちでヤギを見ることが出来ることから、「ヤギの島」としても紹介されています。

彼らは食用として放牧されており、波照間島には、ヤギ生産組合もあるそうです。

ヤギ刺やヤギ汁など、沖縄にはヤギを食べる文化があり、ヤギ料理の専門店もあります。
独特の臭みがあるので、好き嫌いは分かれますが、私は好んでは食べません(笑)

それにしても、島を巡っていると、本当に色々な場所でヤギと出会います。
まだ明るいので、私は上陸前から、気になっていた “ある場所” へ行ってみることにしました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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