悪石島を歩いて巡ろうとしたら、逆ヒッチハイクされた|2016年 トカラ列島旅行記 その3

旅の思い出

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は2016年「トカラ列島旅行記」その4をお届けします。

★前回の記事★

上陸してすぐに逆ヒッチハイク!

日本最後の秘境・トカラ列島を巡る旅。

奄美大島から悪石島に上陸しました。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_1950-1024x768.jpg です

なんともワクワクするような、味のある案内図です。

悪石島の名前の由来は、 wikipediaによると「島のあちこちに石があり、崖から落ちてきそうだから」や、「平家の落人が、追手が来たがらないような名を付けた」など、諸説あるそうです。

島ではノープラン。キャンプ場があるので、まずは歩いてそちらへ向かいます。

と思ったら、1台の車が止まりました。そして「乗ってきな!」というおばちゃんの一言。

いわゆる逆ヒッチハイクです。

アップダウンが激しい島なので、車に乗せていただけるのは助かります。お言葉に甘えて、「キャンプ場に行きたい」と伝えると、「工事中だよ」というまさかのお返事が…

ということで、キャンプ場ではなく、おばちゃんの車に乗せてもらい、十島村役場の出張所へ。

キャンプ場が使えない!?

結論から言うと、ここで出張所の方から「どうして調べてこないんだ!」と、お叱りを受けました。

しかし、この旅の2週間前、東京で行われたアイランダーの十島村ブースで、職員の方から「キャンプOK」の確認を取っていました。

さらに、村のホームページにもキャンプ場が紹介されており、工事中の旨は書かれていません。

★参考:十島村 ホームページ★

これを出張所の方に伝えると、担当の方は【鹿児島市にある十島村役場】へ電話。

十島村は島々が点在しているため、本庁舎は鹿児島市内にあるのです。

出張所の方は「なんでお客さんにしっかり伝えないんだ!」と電話越しにお怒り後、今回は工事の邪魔にならないようにと、キャンプ場を利用の許可を得ました。

逆ヒッチハイクをしてくれたおばちゃんとは一旦別れ、キャンプ場を目指して歩きます。

キャンプ場に到着!確かに工事中でした。写真にもユンボが写っています。

現場監督の方に事情を説明し、こちらからもキャンプOKの許可をいただきました

そしてこの現場監督の方がいい人で、作業員の方の仮設小屋を自由に使ってもいいよとまで言っていただいたので、ここに荷物を置かせてもらい、島を巡ります。

悪石島を歩いて巡る

キャンプ場には「砂蒸し風呂」も併設されています。

砂の上にゴザや毛布を引き、その上に寝て身体を蒸して、温まるタイプの温泉です。硫黄の香りが漂っています。

しかし、こちらも整備中で利用出来ず。

こちらは温泉ですが、お湯が入っていません。

しかも「女湯」と書かれていますが、道端から丸見えです。

道端の草木も、南国ジャングルの雰囲気が感じられます。

天気も晴れてきました。

平坦な道がほとんどないため、島を歩くのはなかなかハードですが、車や原付のレンタルはありません。

イソヒヨドリ。

沖縄でもハトと同じように、駐車場などでよくみられる鳥です。

平家落人集落根神山神社という看板がありました。

トカラ列島ではほとんどの島に、源平合戦において敗北した「平家の落人」が住んだという伝説が残されているそうです。

ちなみにトカラ列島のさらに南、奄美や沖縄にも上陸したという説があり、沖縄では平家軍団を「南走平家」と呼び、舜天王統を建てたと言われています。

こちらは悪石島小中学校。

この日はたまたま、13時から”とあるイベント”があるということで、ここへ来るようおばちゃんに言われていましたが、まだ時刻は11時過ぎ。

学校の周辺を散策してみます。

離島といえばやっぱりヘリポート。緊急時のみ使用されています。

看板も柵もない場所にポツンとヘリポートが現れるのは離島あるあるです。夜は満点の星空を楽しむことも出来ます。

悪石島の人口は70名程度

家々は学校の周辺に集まっていますが、少し歩くだけで建物は無くなります。

ただ、電線は延びています。この先にあったのは…

東京大学地震研究所のアンテナでした。その下には鹿児島大学の地震観測点も設置されています。

トカラ列島は、周辺の海底に火山があるため、普段から火山性の群発地震が起きやすい場所なのです。

そして、この翌日、実際に私も「トカラ列島の群発地震」を体験することとなります。

電線も無くなり、原っぱの中に白線も引かれていない、コンクリートの道が続いています。

山の斜面は一面の緑。大自然が広がります。

ススキは日本中どこでも見ることが出来ますが、赤い土は南の島ならではの光景です。

悪石島のボゼ祭りでは、仮面神ボゼが赤土の付いた棒を持ち、ボゼにこの土を付けられると、悪魔祓いの御利益があるとされています。

そんなボゼの身体はこちら、「ビロウ」に覆われています。

★参考:ボゼ祭りについて★

悪石島ボゼ祭り
ボゼは、お盆行事の最後に出現する来訪神で村人の穢れを払ってくれる神様。長い鼻とギョロッとした目は、南方系の神らしくユニークな姿です。 ※十島村へお越しの際は、必ずこちらをご確認ください

ジャングル感たっぷりです。

ビロウはヤシ科の木で、沖縄では「クバ」と呼ばれています。

離れて見るとこんな感じ。

本州などではあまり見ることができない、ヤシの木の森です。

人口より牛が多い

山の斜面に牛がいました。鹿児島県の離島は畜産が盛んな島が多いです。

しばらく歩くと行き止まりになりました。

この先も気になりますが、特に看板などはありません。来た道を引き返すことにします。

歩いていると後ろから「はい!はい!はい!」という声が聞こえてきました。

振り返ると、そこにいたのは

行き止まりの先は牧場で、ちょうど牛を移動させているところでした。

悪石島は人口よりも牛の数が多い一方で、広大な牧場はなく、色々な場所で牛を見ることが出来ます。

これらの牛たちは黒毛和牛の種牛として出荷され、島の経済を支えています。

柵を飛び出して歩いている牛もいました。自然の中でのびのび育つと、お肉も美味しくなるのでしょうか。

お昼を過ぎましたが、飲食店はもちろん、商店もありませ… いや、商店は1軒あるようです。

このときは見つけることが出来ず。

空腹の状態で午後のイベントに参加することとなります。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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