宝島を歩いて1周!キャプテンキッドの財宝が隠された洞窟へ|2016年 トカラ列島旅行記その4

旅の思い出

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は2016年「トカラ列島旅行記」その4をお届けします。

★前回の記事★

宝島上陸!温帯から亜熱帯へ

悪石島を出港して約2時間、途中小宝島を経由して、宝島に到着しました。

海の色に南国らしさが感じられます。

悪石島の南には「渡瀬線」と言われる生物地理上の境界線があり、ここを超えて南へ行くと、気候も温帯から亜熱帯に変化します。つまり、宝島は亜熱帯気候で、ハブもいるのです。

宝島では、「アイランダー」のブースで紹介してもらった【海の家】に泊まるので、港からまずはその海の家まで歩きます。

荷物を置いたら時刻はもう13時前。ここから1周約15kmの島を歩いて1周します。

まずやって来たのは集落にあるコミュニティセンター。ぼこぼこになって、ガムテープで補修されている車に島を感じます(笑)

国勢調査より

宝島には約140人が暮らしており、商店や郵便局もあります。集落もじっくりと巡りたいところですが、今回はその時間がありません。

バナナの木々がありました。宝島では無農薬バナナの栽培と、日本で唯一、バナナの繊維を生かした紡績糸(バナナファイバー)生産が行われています。

★参考:宝島のバナナファイバー★

最後の秘境トカラ列島・宝島で、バナナ繊維の新しい産業を作る! - クラウドファンディング READYFOR
トカラ列島・宝島で、伝統の芭蕉布技術を使ってバナナ紡績布を作ります!日本最後の秘境から、新しい産業を! - クラウドファンディング READYFOR

宝島も悪石島と同様、山の島。島を1周する道はアップダウンが激しいです。ただ、レンタカーやレンタサイクルはないので、基本的には歩くしか観光の手段はありません。

こちらの女神山は島の聖地になっており、木々の伐採が禁じられています。

集落を出発してから約1時間。標高292mの島の最高峰・イマキラ岳の山頂に到着しました。こちらは北側の見晴らし。海の向こうには小宝島と、うっすら悪石島も見えています。

一方こちらは南側。岬のようになっている地形の先端には灯台があります。山を下りた後は、この灯台の方まで歩きます。

山頂にあった大きな馬の像。こちらは「トカラ馬」をかたどった展望台になっています。トカラ馬は1952年に宝島で確認された日本在来馬。頭数も少なく、鹿児島県の天然記念物にも指定されています。

前日の持久走大会で走り、この日は朝から悪石島の御岳にも登り、全身筋肉痛の状態ですが、気合を入れて引き続き宝島を歩きます。

宝島で財宝を探す!

こちらが宝島の地図。「宝島を歩いている」というだけで、冒険心が掻き立てられ、ロマンが感じられます。ただ、島の名前の由来については、調べてみても分からず。

一方で、イギリスの文豪・スティーブンソンが書いた小説「宝島」のモデルとなったのが、トカラ列島・宝島と言われています。

17世紀後半のイギリスの海賊・キャプテンキッドが財宝を隠したという伝説のある、観音洞にやってきました。

観音洞は鍾乳洞になっています。周囲は立派なガジュマルに囲まれており、神秘的な雰囲気に包まれています。

入口には観音様が置かれていました。こちらが島の信仰の中心になっており、島の人々はこの観音様を「カミサマ」と呼んで崇めています。

鍾乳洞の中へ入ります。奥行きは500mもあり、また岩と岩の間にハブが隠れている可能性もあるので、無理は禁物。

スマホのライトで足元を照らしながら、隠された財宝を探します。国内外から多くの探検家や賞金稼ぎも、ここを訪れているそうです。

鍾乳洞ということで、「つらら石」「石筍」「石柱」など、鍾乳洞らしい景色を見ることが出来ます。宝島は沖縄本島中南部と同じく、「琉球石灰岩」が土台となっており、島内では他にも鍾乳洞が点在しています。

自然の岩に、綺麗に丸く開いた穴を見つけました。自然に出来たものでしょうか。

岩肌には水が滴っています。一方で泥だらけになるようなことはありませんでした。

結局、財宝を見つけることは出来ず。しかし、【宝島の洞窟で財宝を探す】ことは、滅多に出来ることではありません。貴重な経験となりました。

琉球石灰岩とワイルドな景観

続いては、イマキラ岳の山頂からも見えていた、島の南端にある荒木崎灯台へ。

牛さんたちと目が合いました(笑)

ここにも牛。一方で人とは全く出会いません。

立派なガジュマルがありました。

沖縄ではガジュマルに「キジムナー」という精霊が住んでおり、ネットで調べると様々な噂話が出てきます。奄美群島では「ケンムン」と呼ばれるようですが、トカラ列島ではどうなのでしょうか

ここから先は牛の放牧が行われており、牛がどこかへ行ってしまうのを防ぐために設置されたゲートを開けて、草っ原に延びる1本道を歩きます。

こちらでも琉球石灰岩が独特の景観を作り出しています。

歩いてきた道を振り返るとこんな感じ。人工的に作られたテーマーパークのような雰囲気さえ感じるワイルドな光景です。歩道以外の人工物はありません。

宝島の最南端「荒木崎灯台」に到達しました。

時刻は17時前。暗くなると本格的に迷ってしまう可能性もあるので、急ぎ足で集落の方へ戻ります。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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