ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は2014年「北海道&東日本パスの旅」その3をお届けします。
★前回の記事★
津軽海峡と青函連絡船
埼玉を出発してから、旅は3日目となりました。

リンゴの生産量日本一のまち・弘前からスタート。ここまで布団で寝ることなく移動しながら、海に入ったり、白神山地を歩いたりしていたので、この日の日中はのんびり過ごしていました。

午後から再び移動開始です。車窓には雲の間からの光に照らされた津軽富士こと「岩木山」が見えています。

青森駅に到着すると、ミニねぶたがお出迎え。

22時に青森駅を出発する「急行はまなす」に乗車し、いよいよ北海道に上陸します。まだ時間があるので駅周辺をぶらぶらと。こちらは青森駅前に展示されている、青函連絡船「八甲田丸」。青函トンネルが開通するまで、本州から北海道に上陸する際には、この船に乗る必要がありました。

列車もまた、青森駅の先に延びるこちらの線路から青函連絡船に積み込まれていました。
こちらは八甲田丸のそばにある「津軽海峡冬景色」の歌碑。歌碑に近づくと、自動でタラララ~ンと、なかなかの音量で音楽が流れます(笑)津軽海峡冬景色は、青函連絡船の情景を描いた演歌であることから、ここに歌碑が置かれているものと思われます。

かつて青函連絡船用に作られていた線路の横には、芝生とベンチがあるので、ここで夕陽を眺めることにします。

津軽半島の向こうに太陽が沈みました。青森駅のそばには「まちなか温泉」という、450円で利用することが出来るスーパー銭湯(温泉)があります。列車の出発までは、そこで時間を潰すことに。
★参考:青森駅 まちなか温泉★
急行はまなすに乗車

夜になりました。青森ベイブリッジがライトアップされています。こちらは時間によって光の色が変わるそうです。

青森駅に戻ると、電光掲示板に「急行はまなす 22:18 札幌」という表示が出ていました。この列車は急行ということで、北海道&東日本パスに1200円くらいの「急行券」を追加するだけで利用することが出来ます。

ホームに列車が到着しました。
この列車も2016年3月、北海道新幹線の開通に先立って廃止となりました。当時はまだ「夜行列車が貴重なものである」という認識がなかったので、写真があまり残っていないのが残念です。

札幌まで乗車します。私にとって、これが最初で最後のはまなすとなりました。青森駅から在来線で青函トンネルを通過するというのも、新幹線が走る今ではなかなか出来ないイベントです。

寝台特急にも乗ったことがないので、ブルートレインで夜を過ごすのも最初で最後。こちらはベッドがある客車の写真ですが…

我々は普通に椅子です。
夕食は米と筋子。食事の後は、眠くなるまでリンゴ酒でしっぽりと。きっと私は昭和時代には当たり前の、こうした旅の楽しみ方を知っている最後の世代(当時20歳)になるかもしれません。
北海道上陸

午前1時の北海道・函館駅に到着。車内での記憶はほとんどないので、それなりに寝ることが出来ていたのだと思います。

朝5時。北海道の大地の向こうから太陽が昇り始め、太陽の光で目が覚めました。

北海道を感じさせる景色。この列車で札幌駅到着後は、すぐに列車を乗り継いで余市に向かいました。
.
今回はここまで。本日もありがとうございました。
★続きはこちら★
コメント