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今回は「高速船タクマ3 ワンコインキャンペーン」を利用したときの様子をご紹介します。
500円で那覇から本部へ
私が初めて高速船タクマ3に乗船したのは、今年4月のこと。那覇と美ら海水族館のある町・本部町を75分で結ぶ高速船ですが、私以外のお客さんはゼロでした。
★参考:前回のタクマ3★

そんなタクマ3がこの秋、少しだけ話題になりました。その理由は「ワンコインキャンペーン」。就航1周年ということで、通常2000円の那覇-本部間が、誰でも500円で利用出来るという内容です。

最近の行動が船マニア化している身として、このキャンペーンを利用しないわけにはいきません。
泊港のそば、泊大橋の下にある、タクマ3の乗り場にやってきました。

那覇で往復の乗船券を購入。通常、那覇から本部まで公共交通機関を利用すると、最も安い手段であるYKB888でも料金は片道1800円くらいで、船より時間もかかります。今回は往復1000円という破格のお値段です。
★参考:YKB888について★

乗り場の近くには変わった自動販売機があります。こちらでは「もずく」を買うことが出来ます。

こちらは「いなりずし」専用の自動販売機です。
タクマ3乗船!やっぱり揺れる
出港時間ぎりぎりに乗船しました。

なんと、平日にも関わらず、窓際の席は全て埋まっていました!お客さんゼロの時代を知っている身として、デビュー前から応援していたバンドが紅白に出場するような、非常に感慨深い光景でした。

窓側座席は全て埋まっていたので、通路側の一番前の座席を確保。すると目の前に偶然、この船の名前にもなっている「タクマ」がいました。「タクシー」のタク、「住宅」のタクなど、タクさんのお仕事で活躍出来るようにという願いが、名前の由来になっているそうです。

「那覇」「宮古島」「石垣島」「南大東」が並ぶ天気予報は、沖縄でしか見られません。沖縄にいることを実感する瞬間です。

こちらは乗務員さんの紹介映像(笑)沖縄音楽のBGMとともに、おじさまたちの写真が連続で流れてきたので、少しびっくりしました。

那覇港から外洋へ。本部まで75分の船旅が始まります。船の前方座席は揺れが最も大きいと言われているので、覚悟して臨みます。
スプラッシュ!この日もなかなかの揺れ具合。船に慣れていない人も多いようで、序盤は船が動揺する度に「おぉ~」という歓声が上がっていました。

Wi-fiも繋がっていますが、画面を見ているといつの間にか気持ち悪くなるので、注意が必要です。もちろん今回も私は、酔い止めを飲んでいません。
★参考:船酔いに強くなりたい★

時速50kmオーバー。八重山諸島の高速船にも匹敵するよう、なかなかのスピードで東シナ海をかっ飛ばし、沖縄本島を北上します。

救命胴衣を着た人の絵。パッと見同じ人が描かれた絵ですが、股の部分にある「しわの線」が、なぜか微妙に異なっていることを発見し、少し得した気分になりました。
本部町・渡久地港到着!
しかしやっぱり気持ち悪くなってきたので、目をつぶって過ごしていました。

そして気付いた頃、タクマ3は瀬底島の横を通過。もうすぐ本部・渡久地港に到着です。

定刻通り到着。船を降りた皆さんは、三々五々散っていく一方で…

このように、船から離れない方々も数名いて、私もその1人。折り返しの船で那覇へ戻ります(笑)

本当は那覇到着後、もう1往復乗船するつもりでしたが、気持ち悪くなっていたこともあり、もう一度乗船する意味を見出せず止めました。

潮流や風向きの影響からか、帰りはそれほど揺れず、穏やかな航海でした。

今回はタクマ3が賑わっている様子を見ることが出来てよかったです。そして、このキャンペーンで一定の効果が得られたからか、2022年8月からアプリで乗船券を購入すると、いつでも500円で利用出来るようになりました。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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