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今回は「粟国島旅行記」最終回をご紹介します。
★前回の記事★
マハナ展望台からの景色
滞在時間約2時間の粟国島の旅。島に到着し、まっすぐ島の西端「筆ん先」にやってきました。

海抜約90m。沖縄の方言で「最も端」という意味から【マハナ展望台】と言われています。
展望台の周辺には草原が広がり、東シナ海の絶景を見ることが出来ます。

ここにいるのは私だけ。
生活の音、波の音も聞こえず、風だけが音を立てて去っていきます。

こうした場所でもFree Wi-Fiが繋がるという、凄い時代になったなと思います。
やろうと思えば、ここでも仕事が出来てしまうわけです。

「伊平屋島」「伊是名島」「伊江島」の矢印が刻まれています。

那覇までは60km離れています。天気はいいですが、さすがに沖縄本島の姿は見えません。

うっすら見えているのは「久米島」でしょうか。
★参考:久米島旅行記★
大自然の中を歩く
滞在時間は限られているので、展望台でゆっくりしている時間はなく…

港へ戻ります。
ただ、せっかくなので、行きとは異なる道で戻ります。

草むらのそばに「お墓の弾痕跡」という看板が置かれていましたが、それらしきものは見当たらず。雑草に覆われてしまっているのでしょうか。

自然の中を歩きます。
道は整備されていますが、街灯はもちろん、電柱や電線もありません。

歩道もありません。夜にこの道を通るのは非常に危険と思われます。

海から離れた高い場所を歩いていましたが、海へと降りる階段を見つけました。
時間に余裕はありませんが、せっかくなので駆け足で階段を降ります。
火山活動によって出来た島

到着した海岸は非常に地味でした。ヤヒジャ海岸という名が付けられています。

ここが船から見えていた、新島の「白ママ断層」に似た景観が広がる場所です。
崖の高さは数十メートルになるそうで、白色凝灰岩の白い壁の地層が見られるのは、沖縄では粟国島だけです。

ということで、写真だけ撮って、走って階段を上ります。

赤っぽい土から、小さなソテツが生えていました。さすがソテツの島です。
ちなみに粟国島は、数百万年前の火山活動による堆積物がベースとなってできた島のため、沖縄県内の島とは雰囲気が違います。
さらば粟国島

無事船の出港までに港へ戻ってくることが出来ました。

岸壁には島の小中学校を卒業する生徒たちが描いた壁画がありました。

あっという間の2時間でした。那覇へ戻ります。
タラップに書かれている「むんじゅる」は「麦わら」という意味の「ムンガラ」、「ムウジャラ」から派生した言葉。「むんじゅる節」という、粟国島発祥の民謡があるそうです。

さらば粟国島。次にまた来ることはあるのでしょうか。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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~沖縄移住4年目2日目終了~
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