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今回は「日帰りで行く福岡の旅」後編をお届けします。
★前回の記事★
天神・新天町にあるゼンリンのお店
時刻は14時。沖縄に帰る飛行機の時間まで、あと3時間ありますが、特別に「これがしたい!」というようなことはありません。

しかし、福岡空港はそれほど面白い空港ではないので、空港で時間をつぶすのはもったいない。そこで、天神駅前にある「新天町」を覗いてみることにしました。

思えばこうした、周辺地域の人たちが集まる「商店街」も沖縄には無いような気がします。車社会のため、車で駐車料金を払ってわざわざ足を運ばないことが理由でしょう。
★参考:沖縄と車社会★

商店街をぶらぶらしていると、思いがけず面白いお店を見つけることが出来るものですが、今回私が発見したのはこちら!「ゼンリンの地図×雑貨」をテーマにした、Map Design GALLERYというお店です。
★参考:お店のホームページ★


こちらは地図がプリントされた風呂敷(タオル?)。

コップもあります。まだ新しいお店だからだと思いますが、福岡と東京の地図がプリントされた商品が多かったです。

地図が書かれたポーチ。

カバンもなかなかおしゃれに仕上がっています。

本格的なゼンリンの地図も並んでいました。紛らわしいですが、本物の地図と一緒に、地図と同じ表紙デザインのノートがあるあたりに、遊び心が感じられます。

日本列島ピンバッジ。北海道・東北・関東…というように、エリアごとにかたどられたピンバッジで、全てコンプリートすると日本列島が完成するというもの。

沖縄県もありました。県として単独でピンバッジになっているのは沖縄だけ。せっかくなので、お土産に買おうかと思いましたが、1100円だったので断念。なかなか高価なピンバッジです。
切り絵体験に挑戦

3階は体験フロアになっています。

「無料で体験が出来る」ということで、切り絵に挑戦してみることにしました。

各テーブルの番号も標識のデザイン。

切りくず入れも標識です。

今回私が選んだデザインは福岡県です。白い枠を切り抜きます。

出来ました。これに台紙となるカラー紙を張り付けて完成です。

製作時間約20分。型が福岡県であるとは思えない、随分とやんちゃなデザインになりましたが、綺麗に完成してよかったです(笑)
古地図に親しむ。そして沖縄へ

古地図のレプリカも展示されています。こちらは1596年にオランダのリンスホーテンが刊行した「東方案内記」に含まれる東アジア図。日本は左上の島になるそうです。

こちらは1715年、鎖国時代に作られた「日本帝国図」。西洋の地図で初めて漢字が登場したということで、よく見てみると興味深い発見がありました。

「琉球邦」と書かれています。1715年の沖縄は、まだ「琉球王国」の時代ですが、日本帝国図の中に描かれていたのです。世界的には、日本の琉球王国だったのでしょうか。

最後にお店のTwitterをフォローしたら景品がもらえるということで、さっそくフォロー。イグナシオ・モレイラ氏が1617年に制作した「日本図」という地図のミニチュアをゲットしました。世界で初めて製作された、実態に近い日本地図とされています。

ということで、夕方の飛行機で福岡から那覇へ帰りました。日帰りの旅もたまにはいいものです。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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