石垣港周辺を歩く!ファーマーズと商店街・公設市場へ|2021年→2022年 年末年始旅行記4

2021年→2022年 年末年始の旅

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今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その4をお届けします。

★参考:前回の記事★

待ち時間に港周辺を散策する

八重山諸島の島を巡るため、今回は石垣島に3泊しますが、石垣島を観光する時間的な余裕はありません

黒島に向かう船が出るまでの時間、フェリーターミナル周辺を散策します。まずやってきたのは、竹富町役場仮設庁舎。

八重山諸島の「八重」とは、石垣・西表・小浜・竹富・新城・波照間・鳩間・黒の8島のこと。石垣島はひとつの島で「石垣市」ですが、それ以外の島は「竹富町」に属しています。そのため、各島への船が出ている石垣島に竹富町役場が置かれているのです。これは、鹿児島県十島村や三島村も同じです。

続いてやってきたのは【ファーマーズマーケット】。ファーマーズマーケットは、本島にもありますが、地元の産物が並び、ローカルが感じられるので、おすすめしたいスポットです。

ちなみに、「ゆらてぃく」は八重山の方言で「よってらっしゃい」。

港からは歩いて10分ほどで着きます。

日本最南端」の記念撮影パネルも置かれていました。

年末であること、かつ「船積み」という言葉に島を感じさせる案内です。早速店内を物色します。

ファーマーズマーケットを物色する

沖縄県産パイナップルのシーズンは夏と聞いていましたが、年末でも、石垣島で収穫されたパイナップルが並んでいました。どうやら年間を通じて収穫されるそうですが、夏以外は酸っぱいそうです。

メロン!一般的にメロンは春から夏にかけて収穫されますが、石垣島では、この時期にも出回っています。

サンゴから出来た琉球石灰岩の土壌がミネラルとカルシウムを豊富に含み、かつ水はけがよいそうで、メロン栽培に適しているそうです。しかし、沖縄のメロン栽培はあまり知られていないので、収穫量はそれほど多くはないと思われます。

夏野菜の定番「トマト」。沖縄では冬に野菜がたくさん収穫される一方で、夏から秋は県外品が多くなり、値段も高くなります

沖縄の定番野菜「ゴーヤ」。ひとつだけバカでかいものがありました。30cmは超えていたと思います。両側にあるゴーヤが一般的なサイズです。

紅いもタルトの原材料となる「紅イモ」です。外見は茶色で、中が紫になっています

カボチャは特殊な形をしています。もし島で生まれ育ったら、球型のかぼちゃを見て「なんだこれは!」となるのでしょうか。

ちょっと珍しい産物

栄養ドリンクなどになっているのが一般的なウコン。そのままの状態で販売されています。

こちらも一般的には「タピオカ」として、オシャレな感じに販売されているますが、こちらでは「キャッサバ」という、原型の形で販売されています。

島とうがらし。その場で全国に発送することも出来ますが、こちらは軽くて日持ちもするので、お土産にもよさそうです。

そして、なぜ石垣島に利尻こんぶ!?

かつて、日本海で北前船が活躍していた時代、当時の琉球王国に蝦夷地(北海道)からの昆布がもたらされました。そこから、沖縄料理にも昆布が入るようになり、沖縄では昆布が採れませんが、消費量は多いのです。

日本最南端の商店街と公設市場

ファーマーズマーケットの次は、公設市場へ向かいます。

栄福食堂。「やぎ汁」などを食べることが出来る食堂は、沖縄では特別珍しいものではありませんが、外の看板を見た感じ、こちらはかなりクセが強そうなお店です(笑)

道路に「ミンサー柄」が描かれていました。

5つと4つのます目柄には「いつ(5つ)の世(4つ)までも」という意味が込められており、ミンサー柄の織物は沖縄の伝統工芸となっています。

石垣島とユーグレナ

ユーグレナモール日本最南端のアーケード商店街。100を超える土産物店や飲食店が軒を連ねます。中央通りと銀座通りがあるということは、「日本各地にある銀座」という点でも、こちらが日本最南端の「銀座」です。

フェリーターミナルの正式名称も「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」

石垣島はミドリムシの研究と商品開発を行っているバイオベンチャー「ユーグレナ社」 が、世界で初めてミドリムシの屋外大量培養を成功させた地。現在は石垣島、そして竹富島にユーグレナのグループ企業があり、ユーグレナ等の生産が行われています。

商店街や港には「飲むユーグレナ」だけの自動販売機が設置されています。ユーグレナ社に入社した石垣出身の方が尽力し、様々な活動を通じ、ユーグレナ社と島を繋いでいるようです。

ユーグレナのカフェもある

コロナの前まで、石垣島には日本人だけでなく東アジアの方が多く訪れていました。島に雇用が生まれるだけでなく、企業の認知を広げるという点で、島と企業、双方にメリットがあると考えられます。

商店街の公設市場へ

船の時間が迫っているので、ゆっくり商店街を歩く時間がない中、やってきたのは公設市場です。那覇にある公設市場は、沖縄ならではのカラフルな魚がずらっと並んでいるなど、異国を感じさせる雰囲気があります。

石垣島の公設市場はイメージしていた雰囲気とは異なりました。沖縄ならではの食材を買うことが出来るお店が並びますが、市場というよりもデパートという感じ。

購入したものは飲食スペースで食べることも出来ます。

パパイヤ・スターフルーツ、そして1つ100円のレモン。国産のレモンといえば瀬戸内のイメージがありますが、沖縄でも栽培が行われているようです。

バタバタですが、そろそろ船の時間なので、港へ戻ります。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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