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今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その9をお届けします。
★参考:前回の記事★
子供たちの夢と子牛の行く末
八重山諸島のひとつ「黒島」を半日歩いて1周します。

時代を感じる看板です。
一方で、Youtuberとして働くのであれば、基本的に住む場所は関係がありません。
「仕事がないから島を出る」という、これまでの当たり前が変わることはいいことです。

牛たちはたくさん見かけますが、歩いていても、人にはほとんど出会いません。

野生化した動物と目が合ってしまった場合、襲撃される危険もありますが、彼らはその場から一切動かず、通り過ぎる私を目で追ってきます。

こちらは子牛です。
黒島をはじめ、沖縄や奄美の島々で生まれ育った牛の多くは全国各地に出荷され、その後、松阪牛や神戸牛など、ブランド牛になっていくそうです。
交番がない島

家々が並び、恐らく黒島の中心部と言われるようなエリアに入りました。

商店や郵便局もあります。
交番はありません。きっと必要がないのでしょう。

商店には「CONVENIENCE STORE(コンビニ)」と書かれていました。
1975年から続いている、歴史あるお店のようです。

ここでは、手作りのお弁当などを買うことが出来ます。
日本最南端の県道を歩く
小さな島なので、あっという間に集落を抜けました。

真っすぐ2車線の道路が伸びています。
写真では非常に地味ですが、こちらは「県道213号黒島港線」といい、国土交通省が定める「日本の道100選」にも選ばれている道路なのです。

また、石垣島には日本最南端かつ最西端の国道390号線がありましたが、県道213号線は日本最南端の「県道」になるそうです。
もちろん、この道路からも牛の姿を見ることが出来ます。
ちなみに、最西端の県道は「与那国島」に通っています。

日本最南端の県道には信号機がありません。つまり、黒島には信号機がありません。そして、日本最南端の信号機はまた別の島にあるのです。
それにしても、小さな離島にいることを忘れさせるような、広い草原が広がります。
年間を通じて温暖なため、牧草が枯れることがなく、牛の生育に適した環境になっているそうです。
黒島展望台からの景色

黒島の中心部にある展望台に到着しました。
パッと見では、ここが展望台であるとは思えない、独特な外観です。
今回私は伊古桟橋を経由してきましたが、港から歩いてくると、約20分ほどで着くことが出来ます。

展望台からは、高い建物や山がなく、緑が広がる黒島の景色が広がります。
海からは少し離れているので、海の景色を楽しむ場所ではありません。

足元に八重山諸島の島々が書かれていました。
残り2日で、この中からあと3つの島に上陸する計画です。
天気が荒れず、無事船が就航することを願いながら、まずは黒島1周を目指します。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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