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今回は「2022年 ホエールウォッチングに行ってきた」前編をご紹介します。
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フェリーだいとう 那覇・泊港入港
私にとって、冬の一大イベントは「ザトウクジラを見ること」。2016年にトカラ列島・悪石島で初めて野生のザトウクジラを見てから、2021年まで毎年ホエールウォッチングツアーに参加しています。

今年もクジラのシーズンがやってきました。普段は北海道よりも北の海で生活しているザトウクジラですが、12月から4月にかけては、子育てと繁殖活動のため、沖縄や奄美、伊豆諸島、小笠原など、温暖な海域に移動してくるのです。沖縄では那覇から近い場所でもクジラを見ることが出来るので、様々な業者のツアーがありますが、私は毎年同じ業者のツアーに参加しており、今年もお世話になります。

出発は朝8時の那覇・泊港。これから離島へ向かう船が勢ぞろいしています。ちょうどそこに大東島からフェリーだいとうがやってきました。
★参考:泊港を出港する船たち★
通常は7時入港なので、この日は1時間遅れのようです。大東島接岸の様子は有名ですが、那覇入港も他の船にギリギリまで近づくため、なかなか迫力ある光景です。

様々な荷物を積んでいますが、この日はヘリコプターを積んでいました。

空を飛ぶはずのヘリコプターが船に積まれているというのは、なかなかレアな光景ではないでしょうか。きっと点検か何かで、飛ぶことが出来ない状況なのでしょう。
天気よりも波が重要

ホエールウォッチングツアーの船が出港しました。クジラは野生生物なので、ツアーに参加したからといって、必ず見ることが出来るものではありません。もしクジラを見ることが出来なくても、フェリーだいとうの珍しい光景を見ることが出来たので、もう満足です(笑)

青空は見えていますが、雲は多めのお天気。しかし、ホエールウォッチングで重要なのは「波」です。360度の青海原から目視でクジラを探すので、そう簡単に見つけることは出来ません。ようやくクジラを見つけた頃、船酔いでやられてしまっていては、ツアーに参加した意味がなくなってしまいます。

那覇を出港してから約30分。ここまでは海も穏やかで、ナガンヌ島に近づくと海の色が変わりました。
進化する無人島・ナガンヌ島上陸

このツアーではまず、クジラを探す前に「ナガンヌ島(渡嘉敷村)」に上陸します。

島には海に建てられた桟橋から上陸します。

桟橋の真ん中からは、真下の海が見えるようになっており、海の上を歩くような感覚を楽しむことが出来ます。

それにしても美しいブルーです。写真では分かりませんが、肉眼では水中を泳ぐ魚の姿も見ることが出来ます。

ナガンヌ島での滞在時間は40分。さっそく島を歩いて探検します。

この島は定住している人がいない、いわゆる無人島ですが、業者によって管理されているため、様々な施設・設備が施されています。上の写真、白砂をよく見るとキャタピラの跡が残っていますが…

ショベルカーが置かれています。私は毎年、ナガンヌ島上陸付きのホエールウォッチングツアーに申し込んでいるので、今回で4年連続の上陸となりました。そして、訪れる度に何かしら新しいものが出来ているので、昨年は「進化する無人島」というタイトルで、ナガンヌ島旅行記を綴っています。
★参考:2021年 ナガンヌ島旅行記★

果たして今年はどんな進化を遂げているでしょうか。さっそく島探検をスタートします。写真中央「START」の看板も以前はなかったものと思われます。
フォトジェニックスポットが増えた

ナガンヌ島が慶良間諸島国立公園の一部であることを示す看板。こちらは以前からあるものですが、デザインが新しくなっていました。恐らく、日本全国の国立公園で順次切り替え作業が行われているものと思われますが、このデザインの看板は初めて見ました。

新しくブランコが作られていました。

海を見ながらブランコを漕ぐことが出来ます。「インスタ映え」「フォトジェニック」を狙って設置されたことが考えられます。

こちらにもブランコが置かれていました。この写真だと寂しい様子ですが、人が乗っている様子をカメラに収めると、きっとエモいことになるのでしょう。

どこでもドアを見つけました。ナガンヌ島には、ここから多くの人が上陸します… というのは冗談で、ナガンヌ島には島を管理している業者のツアーに参加し、船で上陸することが出来ます。いつの日か、どこでもドアのような装置によって、どこからでもアクセス出来るようになる時代が訪れるのでしょうか。
宿泊することも出来る 今回は40分の滞在
ナガンヌ島には宿泊することも出来ます。

まるでホームセンターで展示されているような綺麗なテント、テントの中にはしっかりとしたお布団、バーベキューセットが用意されています。お手洗いや自動販売機もあり、スマホの電波も繋がるので、安心して無人島生活を楽しむことが出来るでしょう。

コテージも用意されています。奥にクリーム色の小屋が見えていますが、以前はなかったような気がします。

恐らくこちらはゲスト向けではなく、備品などを置く倉庫であると思われます。

ということで、40分のナガンヌ島滞在はあっという間に終了。今年もナガンヌ島が進化している様子を見ることが出来たので良かったです。
しかし、今回のメインはホエールウォッチング。ここから再び船に乗りクジラを探します。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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