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今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その12をお届けします。
★参考:前回の記事★
石垣島から美しい海を見ながら船で小浜島へ
この日は朝の船で石垣島から鳩間島に上陸。島の滞在時間約1分で石垣島に戻ってきました。

午後はまるっと時間が空いていたので、13時の船で小浜島へ渡ることに。

空は雲で覆われて、今にも雨が降りそうです。いつ雨が降ってきてもいいように、スマホと現金以外の荷物は、石垣島離島ターミナルのロッカーに預けてきました。

曇っていても海は綺麗です。この水色の美しさは、写真でなかなか伝わりません。

日本でこの色の海を見ることが出来るのは、沖縄や奄美の島々だけでしょう。粉々になったサンゴや貝殻が海底に溜まり、光の反射の影響で、この水色の海が創りだされています。

見えていた水色の部分にやってきました。デッキでは歓声が上がり、皆さん一斉に写真を撮り始めました。

揺れも少なく、乗船時間も長くないので、船が苦手な方でも安心してこの絶景を楽しむことが出来るはずです。

見えているのは【嘉弥真島】。近代まで人が定住していた記録はなく、現在はウサギがたくさんいるようです。嘉弥真島にはツアーで上陸することが出来ます。
小浜島上陸!3時間で島を観光する

小浜島が見えてきました。島には大きな山がそびえていま…せん!見えている山は小浜島の向こうにある西表島です。

2001年にNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台となったことで、小浜島の名は全国に知れ渡りました。

石垣島から約30分で小浜島に上陸!年末ということで、港は非常に多くの人で賑わっています。
夕方の船までおよそ3時間の滞在。まずは港から約2km歩いて、小浜島の最高峰「大岳」の山頂を目指すことにしました。

小浜島の周囲は約16km。レンタサイクルでも半日で1周することが出来る小さな島ですが、レンタルバイクやレンタカー、島内観光バスもあり、移動手段は充実しています。

島民の方の半分以上が「宿泊業、飲食サービス業」に従事している、まさに観光の島。島の素朴さは残しながらも、色々と綺麗に整備されています。

それもまた島内に「はいむるぶし」「星野リゾート」という2つのリゾートホテルがある影響でしょう。ちなみに、はいむるぶしは2007年まで、あのヤマハリゾートが保有していた宿泊施設です(三井不動産リゾートに事業譲渡された)。

トカラ列島・諏訪之瀬島では、宿に併設する飛行場をも建設したヤマハリゾートでしたが、小浜島にあるのはこちらの救急用ヘリポートのみ。小浜島へのアクセス方法は、石垣島から出ている安栄観光か八重山観光の船しかありません。
★参考:ヤマハリゾートと諏訪之瀬島★
島の最高峰・大岳山頂まで歩く

沖縄には、サンゴ礁で出来た標高10m~200mの「低島」と、古期岩類や火山岩類から出来た標高100m~1,000mの「高島」という2つのタイプの島があり、小浜島は「低島」に分類されます。

見えている山が小浜島最高峰・大岳(標高99m)。山頂の展望台から絶景を楽しめるということでしたが、ここでついに雨が降ってきました。

雨具は持参しておらず、港へ引き返そうか迷いましたが、ここまで来たら行くしかありません。島を歩く、しかも山に登るということで、大きな荷物を石垣島に置いてきたのは正解でした。

登山口に到着。大きなバスが停まる駐車場も整備されており、小浜島の定番観光スポットである様子が伺えます。

登山というよりも、山頂まではひたすら階段が続きます。遭難の心配はなく、サンダルでも問題なさそうです。

途中にはauの基地局が置かれていました。ちなみに、私はYモバイルですが、山頂でも電波は繋がりました。

登山口から山頂までおよそ5分で到着。こちらの方角には西表島が見えるはずですが、雨と霧でほとんど何も見えません(笑)しかも私はもう全身ずぶ濡れです。
山頂展望台からの景色
1時間で雨雲が消える予報だったので、展望台で雨宿りをすることに。展望台には屋根があるので、これ以上濡れる心配もありません。

小浜島で最も標高が高い場所ということで、360度見渡すことが出来ますが、どの方角を見てもダメです…

少し霧が晴れると、写真中央右、少し虹が出ました。

西表島も見えてきました。小浜島と西表島の間は、最も近い場所で2kmしか離れていないそうですが、それでもまだ西表島の全景は見えていません。

こちらの方面は海上のもやが晴れ、嘉弥真島や石垣島最西端部が見えてきました。

そして予報通り、1時間ほど経つと青空が見えてきて、ようやく西表島の全景も見ることが出来るようになりました。

沖縄らしい水色の海も見えています。

まだ若干雨は降っていますが、このタイミングを逃すと、向こうの雲がやって来そうなので下山。ここからまた歩いて港へ戻ります。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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