フェリーとしま2 奄美大島から乗船！深夜2時出港いざ十島村へ｜2022 トカラ旅行記2

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「2022年トカラ列島旅行記」その2をお届けします。

★前回の記事★

深夜の左大熊岸壁まで歩く

沖縄からマルエーフェリーに丸1日乗船し、20時半に奄美大島・名瀬港到着。フェリーとしまの出港まで、名瀬港の近くにあるジョイフルで時間を潰していました。

フェリーとしまが出入港するのは名瀬港ではなく左大熊岸壁。ということで、ジョイフルが閉店する24時前にお店を出発し、左大熊団地を目指して歩きます。

途中にはイオンもありますが、こちらの営業時間は23時なので、この時間はもう営業しておらず。ただ今回は、『日本最後の秘境』と言われるトカラ列島の島々を数日間旅するため、念のため食料（非常食）は手に入れておきたいところです。

24時間営業している奄美大島のファミリーマートで、水分やカップ麺、菓子パンなどを買い込みました。トカラの島々にも商店はありますが、最新情報が分からず、営業が不定期だったりするので、非常食があると安心です。

名瀬市街地を抜けると、暗い湾の中に明るく輝く船が見えました。こちらがこれから乗船するフェリーとしま2です。

買い物時間も含めて約40分で左大熊岸壁に到着。港の入口には【港湾関係者以外立入禁止】という看板がありますが、よく見ると（ただし、Fとしまの利用を除く）と書かれています。私はFとしまの利用者なので港の中へ。

真っ暗な港内を歩いた先に、フェリーとしま2が停泊していました。しかし、まだ船に乗ることは出来ません。

奄美大島からフェリーとしま2に乗船する方法は2通りあります。

ひとつは出港1時間前に乗船し、船内で乗船券を購入する方法。今回はこの方法で乗船するため、出港1時間前の1時になるのを待ちますが、港に待合室などはありません。また、徒歩で鹿児島以外から乗船する場合は予約が出来ず、先着順のため、運が悪いと乗船することも出来ません。

もうひとつは事前に乗船券を購入し、18時から21時までに乗船する方法です。この場合は暗い港で待つ必要はなく、停泊する船内でのんびり過ごすことが出来ます。今回私は20時半に奄美大島へ到着したため、事前に乗船券を購入することは出来ませんでした。

★参考：初めてのフェリーとしまは事前購入しました★

十島村から出ている案内には「21時以降は保安上、舷門（船の出入口）を施錠します」とあります。つまり、18時から21時の間に乗船することが出来ない場合、1時まで待つしかないのです。

私が到着した時点でタラップが掛けられていました。しかし、案内の方などはいません。また、私以外に乗船を待っている人もいません。乗船しても良さそうな雰囲気ですが、一応1時まで待つことにしました。

1時前には私の他にも数名が集まっていました。フォークリフトがやって来ましたが、乗船の案内はありません。1時を過ぎても案内がなかったので、待っている人たちの間で「もう乗っていいんですよね？」的な会話が起こり、皆さんで乗船することに。

何が正解なのか分かりませんが、船内の受付にはスタッフの方がいたので、乗船しても問題なかったようです。まずは乗船申込書を記入。目的地はトカラ列島最北端・口之島です。

現金で乗船券を購入。クレジットカードを利用することは出来ません。そしてこのタイミングで、コロナ関係の資料を提出する必要があります。

この時、奄美大島のコロナ警戒レベルは5段階中2番目の「4」。十島村でも、感染症対策と経済社会活動の両立を図るため、来島者にはいくつかの条件が設定されていました。

まずは2週間前から健康チェック表の記入。乗船時には確認されませんでしたが、トカラ列島滞在中はこのチェック表と、ワクチン接種証明書を携帯していました。

★参考：那覇クルーズターミナルでワクチン接種★

乗船時に提出したのは「健康申告書」。事前に十島村のホームページでダウンロードすることが出来ます。

さらに、乗船前3日以内に実施したPCR検査の結果も必要でした。名瀬港をはじめ、奄美大島にもいくつか検査会場がありました。

ただ、時間が時間が合わなかったり、検査結果がすぐに分からなかったり、鹿児島県民限定だったりと、フェリーとしま2乗船直前に奄美大島でPCR検査を実施することは出来そうにありませんでした。

そのため、私はフェリーとしま2の乗船3日前、5月12日に那覇市内の無料会場でPCR検査を受けました。

翌日にメールで届いた結果は『陰性』。こうした準備を経て、ようやくフェリーとしま2に乗船し、十島村へ渡ることが出来るようになります。

深夜2時に奄美大島を出港したフェリーとしま2が口之島に到着するのは、約9時間半後の11時半。今回は口之島に2泊した後、【レントゲン便】という特殊な船に乗り、トカラ列島全島に上陸する計画です。

今回はここまで。本日もありがとうございました。

★続きはこちら★