2023-01

観光名人ブログ

日本一の豪雪路線・飯山線乗車!越後川口から冬の信濃川沿いを走る|2022旅行記4

新潟県内を走る鉄道が雪の影響を受けている中で唯一、平常運転されていた飯山線に乗車。只見線と並んで『日本一の豪雪路線』とされる飯山線。途中の森宮野原駅では最高積雪7.85mを記録。なぜこれだけ雪深い山奥に鉄道が開業したのか。その背景には江戸時代から信濃川や谷街道を通じた、新潟~信州間のモノや人の動きの流れがあったのです。
観光名人ブログ

宿場町・越後湯沢 ぽんしゅ館へ~新潟の日本酒と三国街道の歴史を嗜む|2022旅行記3

温泉と日本酒のある宿場町として発展した越後湯沢。駅の改札を出た場所にあるぽんしゅ館へやって来ました。ここには、新潟県内にある全蔵のお酒120種以上の試飲を体験することが出来ます。日本酒はお米を原料とすることから、『新潟はお米が美味しいから日本酒も盛ん』と思われがちですが、歴史を辿ると少々事情が異なります。
観光名人ブログ

なぜここに?上越新幹線しか止まらない上毛高原駅へ~歴史・地理・政治的に考察|2022旅行記2

群馬県みなかみ町にある上毛高原駅にやって来ました。1982年の上越新幹線開通と同時に開業した駅ですが、停車するのは1時間に1本の新幹線だけ。在来線の乗り入れはなく、駅構内も周辺も閑散としており、利用者は多くありません。なぜここに駅が必要だったのか。今回は駅設置までの経緯を、歴史や地理、政治的な観点などから考察します。
観光名人ブログ

大雪で水上~越後湯沢が運休!上越線から上毛高原駅まで歩いて乗り換える|2022旅行記1

青春18きっぷを利用し、日帰りで冬の雪景色を見に出かけます。まずは高崎線と上越線を乗り継いで群馬県へ。いつもは新潟県との県境・水上駅の直前で雪景色となりますが、この日は高崎駅の時点で雪が降ってきました。この大雪の影響で水上~越後湯沢間が全線運休。そこで、後閑駅から上毛高原駅まで歩いて移動し、新幹線で新潟を目指します。
沖縄コーヒー

コーヒー栽培と世界史 日本のコーヒーはどこからやってきた?|観光アイデア教科書 Vol.27

日本に初めてコーヒーがやって来たのは江戸時代。鎖国体制下で交易を認められていたオランダの商船が、長崎・出島にコーヒーを持ち込んだとされています。小笠原諸島にコーヒー苗が持ち込まれ、栽培の試みが行われたのは明治時代。日本のコーヒーはどこからやってきたのでしょうか。今回はコーヒーが世界に広まる歴史をご紹介します。
沖縄コーヒー

コーヒー栽培の条件を地理的に分析~ポイントは雨季・乾季と標高|観光アイデア教科書 Vol.26

コーヒーの生育には、主に降水量・日当たり・温度・土質という4つの条件が必要です。これらの条件を満たす地域は「コーヒーベルト」と呼ばれています。今回はコーヒーベルトが生じる理由と、コーヒー栽培に必要な条件を地理的に分析しました。ポイントは雨季・乾季と標高。日本でも沖縄・小笠原・徳之島でコーヒー栽培が行われています。