観光アイデアノート

日本の旅行業法が厳しい理由~背景にある鉄道と旅行会社の関係史|観光アイデア教科書 Vol.30

地域活性化の手段として、地域外から人とお金を呼び込む「観光」に力を入れる自治体は少なくありません。2008年には、国土交通省の外局として観光庁が設立され、政府も観光政策を重視している姿勢がうかがえます。日本における旅行会社の歴史を調べてみると、鉄道会社との関係史や日本の旅行業法が厳しい理由も見えてきました。
観光アイデアノート

始まりは江戸時代!訪日外国人観光客「インバウンド」の歴史|観光アイデアノート vol.29

2024年の訪日外国人観光客は3,687万人と過去最高を記録。コロナ後に急速に増加した、いわゆる「インバウンド」ですが、その受入体制の整備が始まったのは江戸時代のこと。きっかけは「開国」でした。今回は日本における外国人観光客「インバウンド」の歴史を調べてみました。
静岡県

開国しても海外旅行に行けない?江戸時代以降の日本人と海外渡航の歴史|2023 旅行記10

伊豆下田にある『吉田松陰拘禁の跡』へやって来ました。吉田松陰は鎖国体制下で「海外渡航禁止」の令が出ていながらも、ペリー艦隊に乗り込んで、密航することを決意。しかし、これは失敗に終わり、松陰は拘禁されたといいます。それでは、日本に住む民間人の海外渡航(旅行)は、いつから認められるようになったのでしょうか。
静岡県

下田開港に関連する3つのお寺を観光!了仙寺・長楽寺・宝福寺をご紹介|2023 旅行記9

ペリー来航と開国の歴史をテーマに、伊豆急下田駅から歩いて観光しています。ここから観光するのは下田開港に関連する3つのお寺です。日米下田条約締結の地 了仙寺、日露条約調印所・日米条約批准交換所 長楽寺、日米下田条約や日露和親条約の打合せ場所 宝福寺をご紹介します。
静岡県

サスケハナ号は来航していない?下田を歩いて観光!ペリー来航の歴史を知る|2023 旅行記8

今回は伊豆下田にあるペリー艦隊来航記念碑~下田公園~下田港~犬走島を歩いて観光。ペリー来航の歴史を知る旅です。どうやら下田にサスケハナ号は来航していない?黒船祭の式典メイン会場となっている他、諸々の石碑なども置かれており、日米交流を象徴する場所となっている下田公園も訪れました。
静岡県

開国の地・伊豆下田を歩いて観光!東京から日帰り お得に旅する方法もご紹介|2023 旅行記7

この日の目的地は伊豆半島の南端に位置する下田。東京駅から東海道線~伊東線~伊豆急行線の普通列車を乗り継いで伊豆急下田駅へ。今回のテーマは「開国の歴史を辿る旅」。ペリーの黒船が来航し、開国の地となった下田を歩いて観光します。東京から日帰りでお得に旅する方法もご紹介します。
神奈川県

横浜で生まれた船「氷川丸」の船内を見学!豪華客船という名の貨客船の歴史|2023 旅行記6

1930年に横浜船渠で生まれた貨客船「氷川丸」。2008年にリニューアルされてからは一般公開されており、大人1人300円で船内を見学することが出来ます。まるで豪華客船のような内装ですが、氷川丸は貨物を積んでいた貨客船。現代のクルーズ船とは役割が異なります。今回はそんな船とシアトル航路の歴史をご紹介します。
神奈川県

神奈川ではなく「横浜」を開港した理由~ペリーが来航した港町の歴史を辿る|2023 旅行記5

横浜・大さん橋にやって来ました。日本郵船の前身である郵便汽船三菱会社が横浜―上海間の定期航路を開設したのは1875年のこと。この航路は日本初の海外定期航路であり、横浜港が国際貿易の拠点として重要な役割を果たすきっかけとなります。なぜ横浜港が選ばれたのか。その背景には、ペリーの来航や日米修好通商条約の歴史がありました。
神奈川県

横須賀で記念艦・三笠の船内を見学!三笠の歴史と横須賀で保存されている理由|2023 旅行記4

「開国」をテーマにした日帰り横須賀の旅。この日最後は三笠公園にやって来ました。今から100年以上前に建造された戦艦三笠は「記念艦」として整備され、現在も船内を見学可能です。今回は、船内で撮影した写真や資料とともに、三笠の歴史と日露戦争についてご紹介しながら、三笠が横須賀で保存されている理由を調べてみました。
神奈川県

よこすか海軍カレーとは何か?カレーと海軍&海軍と横須賀の歴史を調べてみた|2023 旅行記3

横須賀の名物といえば「よこすか海軍カレー」。海軍カレーの「海軍」は、明治初期に設置された旧日本海軍のこと。カレーと海軍、そして海軍と軍港都市・横須賀、さらに駐留する米軍の間には、どういった関係があるのでしょうか。今回はその歴史を調べてみました。
神奈川県

千代ケ崎砲台(横須賀市)を観光!無料のガイドツアーに参加 要塞の歴史を知る|2023 旅行記2

日帰りで横須賀を観光。ペリー公園から歩いてやって来たのは千代ケ崎砲台。東京湾要塞を構成した砲台のひとつです。土・日・祝日限定の一般公開がスタートし、予約不要かつ無料のガイドツアーも行われています。史跡の見学も無料です。ノスタルジックな観光地としてもおすすめ。今回は千代ケ崎砲台で歴史を学びます。
神奈川県

ペリー上陸の地・久里浜を観光!ペリー公園と記念館を見学 開国の歴史を辿る|2023 旅行記1

神奈川県横須賀市にある久里浜駅にやって来ました。1853年7月14日、アメリカ東インド艦隊司令長官ペリーが、ここ久里浜の地に上陸し、当時鎖国中だった江戸幕府に対し開国を要求しました。この日は「開国」をテーマに、日帰りで横須賀を観光。まずは、ペリー公園とペリー記念館を見学し、開国の歴史を辿りました。
船旅

赤ちゃん連れで小笠原諸島へ!おがさわら丸&ははじま丸 船旅の様子をご紹介|2025 旅行記

2025年4月13日、東京の離島への玄関口・竹芝桟橋へやって来ました。今回は赤ちゃんを連れて小笠原諸島の父島と母島へ!おがさわら丸の2等和室で行く24時間の船旅の様子と船内の設備、おがさわら丸のファミリールームやははじま丸についてもご紹介します。
島旅

圧倒的スケール!鹿児島県三島村・竹島の籠港へ~秘境で見つけた絶景をご紹介|2023 旅行記6

この日は鹿児島県三島村の竹島からスタート。宿で島の南にある籠港へ行くことをおすすめされたので、雑草に覆われた約400段の急な階段を下りると、圧倒的スケールの景色が広がりました。今回はそんな秘境にある絶景スポットをご紹介します。まるで要塞のような空間に20分ほど滞在しました。
島旅

何もない?竹島(鹿児島県三島村)を東から西へ 集落の周辺を歩いて観光|2023 旅行記5

いわゆる「何もない島」の類に入る竹島(鹿児島県三島村)。今回は島の東から西、集落の周辺を歩いて観光・散策したので、その様子をお届けします。なお、竹島についての情報は非常に少ないです。そのため、前回の記事と同様、私が撮影した写真を順番にご紹介していきます。
島旅

竹に覆われた畜産の島・三島村竹島を歩いて観光!港から佐多浦牧場へ|2023 旅行記4

竹島(鹿児島県三島村)にやって来ました。翌日の船がやって来るまで、1泊2日で竹島を観光します。ただ、竹島の情報はかなり少ないです。今回は島を歩いて撮影した写真を順番に紹介していきます。まずは港の待合所からスタート。民宿はまゆりに荷物を置いて、集落から島の東にある佐多浦牧場へ。島の大部分が竹に覆われた畜産の島です。
島旅

1周約25km 三島村黒島を車で観光する!平和公園~塩手鼻~片泊~大里|2023 旅行記3

鹿児島県三島村の黒島に上陸しました。大里区長の車に乗せていただき、暗くなるまで島を観光することに。1周約25kmの黒島を時計回りで観光したので、今回はその様子をお届けします。黒島平和公園~塩手鼻~片泊~赤鼻~大里へ。フェリーみしまが出港するまでは、大里港周辺を歩いて散策しました。
島旅

1泊2日で黒島(鹿児島県三島村)へ!裏技?大里ふるさとセンターに宿泊|2023 旅行記2

鹿児島県三島村の黒島・大里港に上陸しました。事前に島の宿4軒全てに電話をしてみたものの、予約を取ることが出来ず。野宿もダメではなさそうですが、この日の宿は大里ふるさとセンターに1泊します。宿泊施設としては紹介されていないので、裏技のようなものです。島の人口と産業についても調べてみました。
船旅

フェリーみしま乗船!船内をご紹介 2泊3日 鹿児島三島村 黒島&竹島へ|2023 旅行記1

今回は2泊3日で鹿児島県三島村の黒島と竹島を巡ります。フェリーみしまに乗船。黒島・大里港までは5時間20分の船旅です。鹿児島港⇔三島各島の運航は週4便。『1泊2日航海』と『日帰り航海』という2つの運航パターンがあり、いずれの場合も日帰りで島に上陸することは出来ません。船内の様子もご紹介します。
島旅

大神島を日帰りで観光!バスがない?島尻港から宮古島市街地まで歩く|2023 旅行記3

日帰りで大神島を観光し、16時40分、宮古島・島尻港へ戻って来ました。この日は市街地(平良港の近く)で1泊します。島尻港から平良港までは路線バスもありますが、最終便は16時15分なので、もうバスで帰ることは出来ません。ということで今回は約10kmを3時間かけて歩いたので、その様子をお届けします。