ANAの補償申請を解説~遅れたときの宿泊費・交通費・飲食費は補償される?|2025 旅行記

沖縄県

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今回は「ANAが遅れしたときの補償申請の流れ」について解説します。

★ 前回の記事は こちら

ANAが遅れた!補償申請を解説

2025年12月26日の夜、私は20時15分に羽田空港を出発するANA479便で沖縄・那覇空港へ向かう予定でした。

しかし、新千歳空港の大雪による到着便遅れ(機材繰り)のため、出発が約2時間遅れることに。私が搭乗するANA479便が那覇空港に到着するのは午前1時頃となりました。なお、那覇空港の営業時間は24時までです。

この日、空港と那覇市街地を結ぶゆいレールの最終電車は0時発の臨時「牧志行」でしたが、当然間に合いません。もちろん路線バスも運行を終了しています。到着後の移動手段はタクシーか徒歩のみです。また、宿泊施設の最終チェックイン時間にも間に合わないでしょう。

そんなわけで、ANAから補償についての案内がありました。案内放送によると、どうやら飲食費・宿泊費・宿までの交通費が補償されるようです。

宿泊費・交通費・飲食費は補償される?

しかし「いくらまで補償されるのか」「どの範囲まで補償されるのか」などの詳細がよく分かりません。

ANAのホームページを確認すると、「悪天候、空港混雑など不測の事態」などによる遅延・欠航の場合は補償が無いとのこと。私が乗る予定の便の遅延理由は「新千歳空港の大雪による到着便遅れ(機材繰り)」。悪天候による遅延ともいえるので、本当に補償されるのか微妙でした。

もし、補償される場合は、定期公共交通機関が終了しているので、宿泊費もしくは目的地までの交通費が対象となるようです。ポイントは「もしくは」という点でしょう。

  1. 予約していた宿泊施設までのタクシー代
  2. チェックイン時間に間に合わなかった場合のキャンセル料
  3. 新たに予約した宿の宿泊費

つまり、2と3はいずれも補償されるものの、1と2・3を両方補償してくれることはないようです。また、飲食費の補償についてはホームページに記載がありません。

とりあえず、その場で補償申込サイトにログインしましたが、上手くいかず。何度入力しても「お客様情報を照会できません」と表示されてしまいます。搭乗ゲートの係の方に確認すると、翌朝以降(30日以内)ならスムーズに申請できるとのこと。

そもそも、今回私は那覇空港到着後に宿を予約するつもりでした。結局私が乗るANA479便が羽田空港を離陸したのは22時半頃。何時に沖縄へ到着するのかはっきりしない状況で、宿の予約をすることは出来ず。

じゃらん

機内でWi-Fiを利用することが出来たので、宿の予約をしてみようとしましたが、時すでに遅し。

宿の予約をすることが出来ないまま、午前1時の那覇空港に到着しました。そこから私が向かった先はマクドナルド小禄店。マックで朝になるのを待ちます。

■参考:夜の那覇空港に着いたらマック泊がおすすめ

空港からマックまでは徒歩20分ほど。補償金が貰えるつもりでタクシーを利用して、補償が無かったら悲しいので、歩いて移動しました。

補償申請の流れと結果

そして翌朝、ANAから『補償のお申し込みに関するご案内』というタイトルのメールが2通届いていました。

1通目がこちら。補償内容は「飲食費/お詫び金」、補償金額は「2,000円(相当)」となっています。

2通目がこちら。補償内容は「運航イレギュラーに伴う諸経費(宿泊費・交通費等)」、補償金額は「上限15,000円(相当/名)」となっています。なお、2通のメールとも前日の22時30分に届いていました。なお、お申し込みURLは、前日に羽田空港で配布されたQRコードと同じものです。

まずは1通目の「飲食費/お詫び金」から。補償金額は現金2,000円だけでなく、ANA2000マイル、ANA SKYコイン2,000円分、電子マネー2,000円分から選ぶことができます。マイルが圧倒的にお得ですが、今回は現金を選択

そして、「領収書についてのご案内」が記載されていますが、どのようにアップロードすればよいのか分からないので次へ進んでみることに。

そうすると『補償のお申し込みに関するご案内』というメールが届きました。こちらのメールに記載されている「銀行振り込み申請サイト」にログインすると…

私が指定した口座への振込依頼を行うことが出来ました。

そして、またANAから「補償のお振り込みを受付いたしました」と「補償のお振り込みが完了いたしました」というタイトルのメールが同時に2通到着。口座を確認すると、ANAから2,000円が振り込まれていました。どうやら「飲食費/お詫び金」については、領収書が無くても、申請さえすれば貰えるようです。

もうひとつの「運航イレギュラーに伴う諸経費(宿泊費・交通費等)」についても同様の流れですが、領収書のアップロード画面が設けられていました。今回私はタクシーも宿泊施設も利用しておらず、マックでも500円しか使っていないので、こちらは申請していません。

翌日の沖縄の海

そもそも遅延の原因が「新千歳空港の大雪」だったため、補償対象になるかは微妙な状況でした。ただ、私が利用した便より後の便が先に出発・到着していたことを考えると、結果的にはANA側の機材繰りが影響した可能性が高そうです。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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