小笠原で半日ツアーに参加!野生のイルカと泳ぐ&美しい海の景色を見る|2023 旅行記5

島旅

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今回は「2023年 小笠原諸島旅行記」その8をお届けします。

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半日ツアーに参加!野生のイルカと泳ぐ

2023年7月3日、5泊6日の小笠原旅行ですが、小笠原諸島での滞在はこの日が最後。5泊6日のうち2泊は往復のおがさわら丸の船内です。

泊まっていた宿・シートピアさんの朝食

父島発東京行きのおがさわら丸が出港するのは15時。天気が良さそうだったので、午前中は前日の夕方に予約した小笠原観光さんのドルフィンスイム&南島ツアーに参加します。料金はシュノーケル水中3点セットやウェットスーツ込みで9,000円(2024年8月)です。

8時に二見港を出港し、まずやって来たのは天然記念物の島「南島」。小笠原諸島には30以上の無人島がありますが、その中で唯一、観光客が上陸出来る無人島です。小笠原旅行の定番観光地のひとつと言えるでしょう。

子育て中のカツオドリを発見しました。南島は貴重な生き物が生息している他、新・東京百景に選定されいる「扇池」も見どころです。

こちらが南島への上陸地点。ただ、今回のツアーでは南島へ上陸するかしないかを選べたので、私は上陸せず…

イルカを探しに行くことに!皆さんが南島上陸中にイルカを探し、一旦南島に戻ってから再びイルカを探しに出かけます。南島の景色はいつでも見られますが、イルカは野生の生き物。ツアーに参加したからといって、必ずしもイルカに出会えるとは限りません。

■ 参考:2016年 南島旅行記

そしてイルカを見つける方法は目視。決して簡単なことではありませんが、この日は運よくすぐにイルカを見つけることが出来ました。さっそくシュノーケルセットを装着し、海へ入る準備をします。

そしてこちらがイルカと一緒に泳いだ様子。島の周辺に野生のイルカが住み着いており、冬でもツアーは行われているため、父島は日本で唯一、年間を通じてドルフィンスイムを楽しむことが出来るスポットです

泳ぐことが出来なくても問題ありません。海の透明度が高く、船の上からでもイルカの姿が見えるため、このように野生のイルカと記念撮影をすることも出来ます。

船の上から撮影したイルカの動画がこちら。まさに自然のイルカショーです。

イルカを探す途中では、ウミガメを見ることも出来ました。

■ 参考:運がいいとマンタを見ることも出来る

美しい海の景色を見る

一旦南島へ戻り、南島に上陸していた皆さんをピックアップしてから再びドルフィンスイム。何度かイルカと泳いだ後、次のスポットへと移動します。

船がやって来たのはジニービーチの沖合い。ジニービーチは一般の旅行者が歩いて行くことの出来る父島最南端・ジョンビーチのさらに南にある砂浜です。

この辺りでは美しい海の景色を楽しむことが出来ます。

父島の陸地からこの海の景色は見えなので、こうしたツアーやカヤック・SUPの体験に参加した人の特権と言えるでしょう。

そして船がやって来たのは父島の北にある兄島のキャベツビーチ。

ここもまた非常に美しい海の景色が広がり、「兄島海域公園」として国立公園の保護エリアに指定されています。

船はここで錨を下ろし、しばしの間シュノーケルタイム。なお、兄島に上陸することは出来ません。

それにしても凄い透明度です。写真だと分かりにくいですが、船の上からでも水中を泳ぐ魚の姿がはっきりと見えています。

そして泳ぐ人はまるで宙に浮いているかのよう。小笠原の美しい海は「ボニンブルー(小笠原諸島は英語でBonin Islads)」と称されます。ここまで写真でご紹介している通り、ボニンブルーに様々な『青』があるのです。

向こう側に見えているのが父島。キャベツビーチと父島の間には「兄島瀬戸」という、流れの早い海流があるため、ここもまたツアーでしか訪れることの出来ないスポットです。

さらば小笠原諸島

12時前、二見港へ戻って来ました。運次第ですが、個人的に海のツアーは1日だと疲れるので、半日がちょうどいいなと思います。

出港までの時間は港周辺でお土産選びなどしてぶらぶらと。ちなみに、荷物はチェックアウトした宿に置きっぱなしです。おがさわら丸の出港直前まで預かっていただける宿がほとんどだと思います。なお、シャワーは乗船後まで我慢です。

時間になったので窓口で乗船券を発行!

その窓口にはSuicaのチャージ機器がありました。鉄道やコンビニは無く、村営バスも現金払いだけですが、おがさわら丸の船内ではSuicaを利用することが出来るのです。

時間になってしまったので、力強い出港太鼓の演奏を聞きながら東京行きのおがさわら丸に乗船。

さらば小笠原。ここから東京・竹芝桟橋までは24時間の船旅です。

多くの島民と見送り船に「いってらっしゃい」と見送られるのが、小笠原諸島・父島の文化。これには「また帰ってきてください」というメッセージが込められています。これにて2023年の小笠原諸島旅行記は終了です。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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