観光アイデアノート

八丈島と年貢と黄八丈~最後までモノで納税が行われていた島|観光アイデア教科書 vol.26

「流罪の地」として有名な八丈島。江戸幕府の直轄領になった伊豆諸島の島々は、米の代わりに塩を納めましたが、八丈島は「絹織物(黄八丈)」。流人も養蚕技術の向上に貢献したと言われています。地租改正後も日本で一番遅くまで「現金」ではなく、「モノ」による納税が認められていました。今回はそんな八丈島と黄八丈の歴史をまとめました。
観光アイデアノート

立山黒部アルペンルート 乗り物開業と道路開通の歴史をご紹介|観光アイデア教科書 vol.25

2023年に立山黒部アルペンルートを訪れた観光客は71万人。開業から50年以上経った今も、日本屈指の山岳観光ルートとして人気を集めています。長野県大町から富山県立山まではトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイなど様々な乗り物を乗り継いで移動します。今回はそんなアルペンルートの乗り物開業と道路開通の歴史をまとめました。
観光アイデアノート

黒部川と水力発電所建設の歴史~目的はアルミニウムの精錬だった|観光アイデア教科書 vol.24

黒部ダムが「黒部川第四発電所」ということは、「第一」から「第三」までの発電所も存在します。黒部川第一発電所にあたるのは1927年に建設された柳河原発電所。もともとは、東洋アルミナム株式会社がアルミニウム精錬に必要な電力を供給するための発電所でした。今回は東洋アルミナムによる黒部渓谷の開発の歴史をご紹介します。
旅の思い出

フェリーはいびすかすで鹿児島から種子島・屋久島へ!船内の様子をご紹介 | 2023 旅行記

今回はフェリーはいびすかすに乗船し、鹿児島・谷山港から種子島・屋久島へ向かいます。この船は貨物船を改造したもので、船内の設備も非常にシンプル。鹿児島から種子島までは約3時間半の船旅。屋久島まで乗船の場合は少々不気味な船内で一晩を過ごさなければなりません。今回はそんなフェリーはいびすかすで行く船旅の様子をお届けします。
旅の思い出

台風でも欠航しない!揺れるシルバーフェリーの深夜便に乗船 船内もご紹介 | 2023 旅行記7

この日の津軽海峡は台風の影響で大荒れ。他のフェリーが欠航する中、私が乗船するシルバーフェリーの深夜便は通常運航。ネットを調べても、過去にシルバーフェリーが全便欠航になったという情報はほとんど出てきません。苫小牧西港を出港すると、船は思っていたよりも早く揺れ始めました。今回は大荒れの海を行く船旅の様子をお届けします。
旅の思い出

深夜のシルバーフェリー乗船!なかよしきっぷで札幌から盛岡へ移動してみた | 2023 旅行記6

今回は札幌駅から盛岡駅まで、シルバーフェリーが予約制で発売している「なかよしきっぷ」を利用して移動した様子をお届けします。札幌~苫小牧のバス・シルバーフェリーの2等運賃・八戸~盛岡のバスがセットになって8,400円。苫小牧西港からは深夜のシルバーティアラに乗船。通常よりも1,150円お得に移動することが出来ました。
旅の思い出

青函フェリー はやぶさ乗船!深夜便で青森から函館へ 船内の様子をご紹介 | 2023 旅行記5

青函フェリーの深夜便に乗船し青森から北海道・函館へ向かいます。青森駅からフェリーターミナルまで歩き、23時30分の「はやぶさ」に乗船。函館までは3時間50分の船旅です。揺れることもなく、よく寝ることが出来ました。真っ暗な函館に上陸。今回は乗船までの流れや船内の様子をご紹介します。
旅の思い出

弘前市りんご公園でりんご狩り収穫体験!青森がりんご生産量日本一の理由も知る|2023 旅行記4

海沿いを離れ、五所川原を過ぎた辺りから見られるりんご畑の景色は、五能線の見どころのひとつと言えるでしょう。青森県のりんご生産量は日本一。午後は弘前駅から路線バスで弘前市りんご公園へ向かい、りんご狩りを体験します。収穫体験自体は無料で楽しむことが出来るので、青森観光におすすめのスポットです。
旅の思い出

秘境の地に五能線が開業した理由~背景にある津軽藩の交易と北前船の歴史|2023 旅行記3

地元の誘致運動によって開業した五能線。本州の隅っことも言える秘境の地域に、なぜ鉄道が必要だったのでしょうか。今回はその背景にある、中世以降の津軽藩と北前船の歴史をご紹介します。現在、弘前ー鯵ヶ沢ー深浦は国道101号線と五能線によって結ばれています。この経路のルーツとなるのは、江戸時代以前から利用されていた西浜街道です。
旅の思い出

十二湖駅からタクシーで白神山地・青池へ!沸壺の池から十二湖駅まで歩いて観光|2023 旅行記2

五能線で十二湖駅にやって来ました。ここから白神山地までは、路線バスに乗るか歩くか迷いましたが、今回は運よくタクシーに乗ることが出来ました。青池と沸壺の池を見てから、白神山地の水を汲み、ビジターセンターも見学。帰りはそのまま坂道を下り、十二湖駅まで歩いて観光したので、今回はその様子をお届けします。