大きな島 種子島をレンタカーでドライブ!最北端~安納地区~宇宙センターへ|2023 旅行記2

島旅

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今回は「2023年 種子島旅行記」その2をお届けします。

★ 前回の記事は こちら

大きな島・種子島をレンタカーでドライブ

2023年1月4日、この日は丸一日かけて、日本で7番目に大きな島・種子島を観光します。

島を縦断する路線バスもありますが、今回はレンタカーを利用してのドライブ旅。港のそばにあるニコニコレンタカー種子島店で、8時~19時まで軽自動車を借りて、料金は4,730円(免責補償付)でした。

まずはレンタカー屋の横にあるファミリーマートで朝食をゲット。店内で製造されているので、他県では見られないおにぎりです。

種子島最北端 喜志鹿崎灯台

まずは島の最北端・喜志鹿崎灯台へ。沿道に生えているのはさとうきび。JA種子屋久によると、サトウキビは種子島の主幹作物の中で最も多く作られており、島全域で栽培されているそうです。また、農業産業振興機構では、種子島が「サトウキビの日本北限の産地である」とも紹介されています。

カーナビの案内によると、この先に最北端の灯台があるようですが…

行き止まりでした。

GoogleMapを元に車を走らせていると、喜志鹿崎灯台の看板を発見。

西之表市街地から40分ほどで、種子島最北端に位置する喜志鹿崎灯台に到着しました。1963年に設置された灯台で、周辺は展望広場が整備されています。

国際海峡である大隅海峡の向こうに見えているのは大隅半島南部。その距離は約40kmです。また、戦時中は旧日本軍の監視所が置かれていたそうで、現在も砲台跡のコンクリートブロックが残されています。

この日は天気が良かったため、大隅半島の向こうに薩摩半島南端の開聞岳も見えていました。

時刻は10時。ここからは種子島南端にある宇宙センターを目指して車を走らせます。

標識に「安納」という地名が登場しました。サツマイモのブランドとして有名な『安納いも』は、ここ西之表市安納地区で誕生したものです。また、日本で最初にさつまいもの栽培が行われたのも種子島と言われています。

■ 参考:1

安納地区で安納いもを探す

種子島の島主・種子島久基が、琉球の尚貞王から甘藷(さつまいも)を一篭贈られたのは1698年のこと。久基は家老の西村時乗に甘藷の栽培を命じ、西村は西之表にある下石寺の休左衛門に試作させました。どうやらこれが、日本での甘藷栽培の始まりになるそうです。

■ 参考:2

それから長らく種子島では甘藷栽培が行われてきましたが、『安納いも』は第二次世界大戦後、スマトラ島からの帰島者が持ち帰った1個の芋を島内で栽培し始めたのが始まりと言われています。2002年度に在来種から県が選抜した「安納紅」と「安納こがね」が品種登録され、島内での栽培面積が拡大。今では知名度も全国区と言えるでしょう。

■ 参考:3

収穫時期は9月~12月ということで、畑に安納いもはありませんでした。

こちらも葉っぱの形的にさつまいもでは無さそうです。安納地区では落花生栽培も行われていますが、その栽培・収穫時期は3月~7月。冬でも育つ何か別の農作物を栽培しているのでしょう。

安納神社にやって来ました。

その敷地内にあったのが、積み上げられたケースたち。

恐らく収穫した安納芋が入っていたのでしょう。

せっかくなので安納芋をゲットしたいと思いましたが、安納地区にあった「イチロー商店」はお休み。

続いてやって来たのは、同じく安納地区にある「さかせがわストアー」。

こちらには安納芋がありましたが、基本的に収穫された安納芋はJAを通じて島外へ出荷されるため、島内での流通量は少ないそうです。

また、安納芋から作られた芋焼酎「安納」も販売されていました。

ちなみに、安納いもは種子島の安納地区だけで栽培されているわけではありません。安納いもブランド推進本部に認証を受けた島内(西之表市・中種子町・南種子町)の生産者が「安納いも」を出荷することが出来るようです。

国道58号線で宇宙センターへ

ということで、種子島北部の観光はここまで。

西之表市街地に戻ってきました。ここからは走るのは国道58号線です。

国道58号線は鹿児島市内から種子島・奄美大島を経由し沖縄・那覇を結ぶ、海上区間を含むと日本で一番長い国道で、このブログでも何度も紹介しています。

■ 参考:鹿児島市内にある国道58号線の起点へ

種子島における国道58号線の起点は西之表市西町。そこから中種子町を経由し、南種子町島間まで続いています。

■ 参考:沖縄の国道58号線を歩く

市街地から海沿いに出ると、海の向こうに馬毛島が見えました。航空自衛隊・馬毛島基地の建設が進んでいる島で、完成後は150名~200名程度の隊員が常駐し、種子島との間に定期船も就航する予定のようです。

GoogleMapを見ると、すでに飛行場らしきものが出来ています。戦後になって人が住み始めましたが、1980年に無人化。その後、馬毛島は平和総合銀行、ダストン・エアポート株式会社に買収され、2005年以降は国勢調査でも人口が登録されていました。恐らく今後は小笠原の硫黄島のように、一般人の立ち入りは出来ない基地の島となるのでしょう。

その後もしばらく海沿いを走り…

中種子町に到着。さすがは種子島。こちらの旅行代理店では新幹線や飛行機、高速ジェット船・トッピーに加えて、ロケットのチケットも買うことが出来るようです。

中種子町から南種子町まで、国道58号線は島の中央部を走ります。種子島の最高峰は標高282.4mの回峯(西之表市)。全体的に平坦な島で畑や田んぼも多いです。

安納地区から1時間ほどかけて、種子島宇宙センターに到着しました。ここが島で一番の観光スポットと言えるでしょう。今回はツアーの予約をしているので、そちらに参加した後、JAXA職員の方が利用している食堂で昼食を食べます。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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