食事なし 乗船のみでシンフォニーに乗ってみた!50分の東京湾クルーズへ|2022 旅行記34

2021年→2022年 年末年始の旅

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今回は【2021年→2022年 年末年始の旅】その34をお届けします。

★参考:前回の記事★

食事なし 乗船のみでシンフォニーに乗ってみた

2022年1月2日、午前中は熱海市に浮かぶ初島に上陸し、午後は東京港・日の出客船ターミナルにやって来ました。

日の出客船ターミナルがあるのは、伊豆諸島や小笠原諸島へ向かう船が出る竹芝桟橋から海沿いを歩いて5分ほどの場所。

ここから乗船するのは東京湾クルーズ・シンフォニー。東京湾をクルージングしながら、船内レストランでの食事を楽しむことを目的とする船です。

運営はシーライン東京というはとバスグループの会社。シンフォニーのクルーズが組み込まれているバスツアーがあるようで、この日も駐車場には黄色いバスが並んでいました。

乗船券発売所兼待合室

今回私は15時出港のアフタヌーンクルーズ(食事なし)を予約しており、料金は1600円でした。

シンフォニーHP 予約ページ下部から乗船のみ予約が出来ます

なお、基本的には予約が必要ですが、当日でも空席があれば乗船することが出来ます。計4コース(ランチ・アフタヌーン・サンセット・ディナー)が運航されており、それぞれ航路と乗船時間、料金は異なります

アフタヌーンクルーズは乗船時間50分の最も短く安いコース。大井ふ頭を過ぎたらUターンです。最も乗船時間が長いディナークルーズの航路はハート型を描くことから、パンフレットには「ハートライン」とも紹介されています。

プチ贅沢な雰囲気 モデルナに乗船

そしてこちらが乗船するシンフォニー・モデルナ。2022年でちょうど就航30周年を迎える船です。2021年には、船上でGLAYの野外無観客ライブも行われました。

もうひとつ「クラシカ」という船もあり、こちらモデルナよりも古い1989年の就航。どうやら配船はランダムのようで、公表もされていません。

船内は高級感ある雰囲気ですが、ドレスコードなどはありません。乗客はプチ贅沢を求めている方が多いようで、若いカップルなどの姿も見られました。

食事なし・乗船のみの乗客が過ごすのは、このイステーブル席かデッキなので、残念ながらシンフォニーのメインであるレストランの様子は分からず。ちなみにこの日ここにいたのは私だけでした。

船内売店で御船印ゲット

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_1560-1024x768.jpg です

荷物を置いて船内売店にやって来ました。

こちらはシンフォニーオリジナルグッズ。キーホルダーやペンは一般的なお土産ですが…

高級感のある船らしく、オリジナルワインもあります。

さらに、ワインのお供にもなる白神山地産の生ハムも販売されていました。

こうした船内の商品の中で、最も高価だったのがこちら。船のハンドル、いわゆる「舵輪」です。船内売店で注文すると、後日自宅に届くそうで、料金は数万円(正確な金額を忘れました)します。

そして、船内売店で私が購入したのはもちろん御船印です。

日の出桟橋出港 50分の東京湾クルーズ

15時、日の出桟橋を出港。ここから約50分間の東京湾クルーです。

こちらはモデルナのデッキからの景色。自然の景色を眺めるのもいいですが、こうした都会のスタイリッシュな景観も見ごたえがあります。

船は早速レインボーブリッジの下を通過。出港直後は皆さん食事中なので、デッキに出ている人はほとんどいません。

こちらは台場公園沖に浮かぶ第六台場跡。こちらはペリー来航に脅威を感じた江戸幕府が建設した海上砲台のひとつで、現在は実質放置されている状態です。

★参考:東京湾の防備が強化された時代★

こちらはフジテレビ。真冬のデッキには冷たい海風が吹き付け、なかなかの寒さになるので、乗船の際には十分な防寒対策が必要です。

ディナークルーズの航路がハート形を描くだけでなく、レインボーブリッジやお台場海浜公園、東京ゲートブリッジなど、都心のデートスポットが見られることから、船自体も「恋人の聖地(サテライト)」に認定されています。

救命用浮き輪には、恋人スポットでありがちな「南京錠」が無数に付けられています。もちろんスペースには限りがあるので、いつかはスタッフの方の手によって外されてしまうのでしょう。

レインボーブリッジを通過したらUターン

お台場を通過すると、品川ふ頭や大井ふ頭のキリンたち(ガントリークレーン)が見えてきます。

様々な種類のコンテナが積まれているのを見ることが出来ます。

沖にうっすらと見えている島らしき影は、千葉県の木更津や袖ケ浦のあたりです。

位置関係としてはこんな感じ。アフタヌーンクルーズは航海時間が短いので、大井ふ頭の手前でUターンしてしまいます。

船の船首が左を向きました。伊豆諸島や小笠原諸島へ行く船は、このまままっすぐ進み東京湾の外へ出ます。

この先の景色を知っている身としては「これからが本番なのに、もうUターンか…」と、なかなか切ない気持ちになります(笑)

完全にUターンしてしまいました。ここから同じ航路を通り、日の出桟橋へと戻ります。

揺れない お手軽な船旅

大きな船と都会のビル群、上空には羽田空港を離陸した飛行機。これぞ東京!というような景色。

レインボーブリッジと東京タワー、写真には写っていませんが、船の正面には東京スカイツリーも見えています。

風はありましたが、船は全く揺れませんでした。アフタヌーンクルーズは時間的にも金額的にも、大変お手軽に船の旅を楽しむことが出来るのでおすすめです。

食事を終えられた方々が、続々とデッキへ出てきましたが、もう船は日の出桟橋に接岸します。

船内では生歌ライブも行われていました。どうやらシンフォニー専属の歌手の方がいらっしゃるようです。

時間調整のためか、ゆったりと航行するシンフォニーの横を、ちょうど東海汽船のジェット船・セブンアイランド愛が、爆速で駆け抜けていきました。

セブンアイランド愛が接岸しているあちらが竹芝桟橋

シンフォニーはこちらの日の出桟橋に接岸。ぴったり50分で戻ってきました。

日の出桟橋にあった「ご乗船ありがとうございました」と書かれたポスターに使われているのは、ザトウクジラの写真。恐らく小笠原で撮影されたものと思われます。

「歩いていても揺れている感覚」が無いことで、短い船旅だったことを実感するのでした。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

★続きはこちら★

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