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今回は「山口県・周防大島を目指す旅」その2をお届けします。
★前回の記事★
日本五大工場夜景 周南の夜を巡る
関門海峡から国道2号線を走り、周防大島を目指しています。

この辺りは「瀬戸内工業地帯」と言われており、道路と海沿いに、大きな工場が並んでいます。
そして、工場と言えば、最近は「工場夜景」が人気です。
せっかくなので、周防大島へ行く前に、少し工場夜景を見物してみることにしました。

やって来たのは、室蘭・川崎・四日市・北九州と並び、「日本五大工場夜景」のひとつにも選ばれている、山口県・周南市。

太陽が沈み、すっかり暗くなった18時半、周南大橋に到着しました。
この橋の上が、夜景の名所として知られています。

こちらが橋の上からの景色。
工場は24時間稼働していたり、安全上、夜も電気をつけていたりするので、こうしたSFチックな光景を見ることが出来るのです。

海沿いの広域かつ連携した工業地帯を、日本では「コンビナート」と呼びます。
周南市のコンビナートは、明治時代に旧海軍の石炭燃料基地が置かれたのが始まりで、国内でも歴史の長い部類に入るそうです。
周南コンビナートの製造品出荷額は、山口県全体の5分1を占めています。

こちらの工場は「東ソー・ファインケム」という会社。
ポリオレフィンの有機金属触媒やハロゲンを用いたファインケミカルを扱っている…とのことですが、なかなか難しいです。
日本夜景遺産 晴海親水公園
周南市内には、いくつか夜景スポットがあるので、次の場所へと移動します。
続いてやって来たのは晴海親水公園。こちらは徳山駅からも近いので、鉄道の旅の際にも、寄り道することが出来ます。

徳山湾の水面の向こうに工場が並ぶ光景は、「日本夜景遺産」のひとつにも選ばれています。

「周南大橋」と「晴海親水公園」は、周南市の工場夜景を語るうえで、必ず登場するようなスポットです。
今回私は、この2つのスポットに加えて、もう1カ所、気になる場所がありました。
太華山の山頂が一番おすすめ

その場所に到着しましたが、周囲は真っ暗です。ここからはスマホの明かりを頼りに、少し歩きます。

この景色が見たかったのです!
ここは「太華山」の山頂。
地図を見ると、道はうねうねとしていますが、山頂までの道は整備されており、さらに一方通行なので、夜の運転も安心です。

周南市の工場夜景を見るために、太華山を訪れる人はそう多くないようですが、ここから見る夜景は、有名な函館や長崎にも劣りません。

椅子やテーブルもあるので夜景を見ながら、のんびり過ごすことも出来ます。

しかし、山の上なので、なかなかの寒さです。手がかじかんでしまい、写真が全然うまく撮れません。

寒いといいながら、ここには30分近くも滞在してしまいました。それくらい、見ごたえのあるいい場所です。
ただ、今回の旅の目的地はここではありません。周防大島を目指して、車を走らせます。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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