辛い!寝れない!東京・バスタ新宿から宮城県・仙台駅へ 格安深夜バスの旅|2022 旅行記1

旅の思い出

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「2022年 夏 宮城県の島旅」旅行記その1をお届けします。

夜の東京・バスタ新宿へ

2022年7月15日、仕事を終えて一度帰宅し、夜の新宿駅にやって来ました。

22時半にも関わらず、新宿駅にはスーツ姿のサラリーマンの方々がたくさんいます。今回私はバスタ新宿から深夜バスに乗車しますが…

バスタ新宿は新宿駅に隣接していると見せかけて、慣れていないと辿り着く難易度が高いです。まず、私が下りたホームの看板には、バスタ新宿の案内が書かれていませんでした。

少しホームを歩くと、別の看板に【バスタ新宿】と書かれていました。この階段を上るとバスタ新宿に行くことが出来るようです。

中央線・総武線・山手線を利用する場合は、1号車に乗車(代々木寄り)するのがおすすめ。代々木寄りのホームの端にあるエスカレーターを上がると…

バスタ新宿に近い新南改札に出ます。私は10号車、つまり真逆の場所で降りてしまったので、案内板に「バスタ新宿」という文字すら無かったのです。

改札を出ると、頭上にバスの名前・出発時刻・行き先が書かれた巨大な電光掲示板が登場します。ここからさらに長いエスカレーターを上ると、ようやくバスタ新宿です。

到着!

ちなみに現代では、GoogleMapを確認しながら目的地へ向かうのが一般的ですが、駅などの建物の中では使い物になりません。人に聞くか、看板を辿るかのいずれかの方法でしか、バスタ新宿に辿り着くことは出来ないのです。

バスタ新宿では、バスの運行状況によって乗り場が変わるため、到着したらまずは最新の情報をチェック。私がこの日乗車するのは、一番上に表示されている23時40分発の仙台行き「さくらST18便」です。

通常、バスはバス停(乗り場)で到着を待つものですが、バスタ新宿には次々とバスが来るため、時間までは待合室で待機します。

混雑するバスタ新宿の待合室

この日は混んでいたため、やっとのことで空いている席を確保。Wi-Fiが繋がり、コンビニもありますが、カフェや飲食店はありません。あまりに早く着いてしまうと、待ち時間だけでも疲れてしまうでしょう。個人的な感覚では、出発の30分前くらいに到着するのがいいのかなと思います。

宮城県・仙台駅へ 格安深夜バスの旅

私が乗るのは23時40分の仙台行き。同じ乗り場から10分前にも仙台行きのバスが出るようです。バス会社が違うので、乗り間違いには注意しなければなりません。

23時30分発の仙台行きが出発した後、私が乗る23時40分発のバスがやってきました。いよいよ仙台までの約6時間、辛い深夜バスの旅が始まります。今回乗車するバスは桜交通と昌栄バスの共同運行便で、ST18Sという便名が付けられていました。

乗り場には長蛇の列が出来ており、これが本当にST18S便に乗る人の列なのかも分からないような状況です。実際に列が進むにつれて、間違って並んでいたと気付き、列から抜ける人もいました。

乗車しました。私の席は4列シートの窓側。カーテンは初めから閉められています。車内は満席。荷物を置くことが出来るスペースは限られているため、今回は財布・スマホ・飲み物以外、全てトランクに預けました。

出発時刻を過ぎましたが、バスはまだバスタ新宿に停車しています。こうしたバスは、乗車時にドライバーさんと「私:○○(名前)です→5A(席番)です」というようなやり取りがあります。この日はドライバーさんが、何人かの乗客に間違った席を案内していたようで、全員が正しい席に付くことが出来るまでに、少し時間がかかっていました。

バス乗客時のやり取りは、バスのエンジン音が響く中、口頭で行われます。そのため、乗客が聞き間違えたという可能性もゼロではありません。しかし、席の移動を拒み文句を言う若者もいました。これが格安深夜バスの民度です。

今回の料金は4,500円。新幹線の4倍の時間がかかりますが、料金はちょうど4分の1程度。まさに「時は金なり」を体現したような料金設定です。バスは15分ほど遅れてバスタ新宿を出発し、間もなく首都高速に入りました。

辛い!寝れない!

首都高に入ったタイミングで車内は消灯となりましたが、ぐっすりとは眠れず、寝たり起きたりの繰り返し。

混んでいるため、横に足を延ばしたり、リクライニングを倒したりすることも出来ません。午前1時過ぎ、最初の休憩地である東北自動車道・佐野SAに到着。身体を伸ばすため、外へ出ると雨。傘はトランクの中。雨に濡れて、完全に目が覚めてしまいました(笑)

しかし、深夜バスで眠れることは初めから期待していません。アイマスクや枕、耳栓などの対策をして乗り切ろうとする人もいますが、私は身ひとつで闘っています。さらに、連休前の金曜日の夜ということで、夜の渋滞を想定し、到着時刻にも期待していませんでしたが、今のところ目立った渋滞は発生していないようです。

それから約2時間後、福島県・安達太良サービスエリアで2度目の休憩。「休憩だから起きなきゃ!」と意識しているわけではありませんが、高速で前進しているはずのバスが後進し、「プッシュゥー」という大きな音を立てて止まるので、起きてしまいます。

サービスエリアの売店は深夜も営業している

サービスエリアに着いても、放送での案内はありません。ドアが開いたら、各々外へ出るという感じ。所要時間が長いと、身体も慣れてくるせいか、途中からしっかり眠れるようになる場合が多いですが、仙台や名古屋など、所要時間5~6時間くらいが一番辛いです。

4時半過ぎ、バスはいよいよ宮城県へ。定刻通り、5時半頃に仙台駅へ到着することが出来そうですが、身体が慣れてきたのか、眠くなってきました…

定刻通り仙台に到着

と思ったら仙台駅に到着!これが辛いのです。まともに寝られず、全身に疲労感が感じられます。深夜バスに多くを求めてはいけません。安全に仙台へ着くことが出来れば、それでいいのです。

今回の旅のテーマは「宮城県の離島めぐり」。あまり知られていませんが、日本三景で有名な松島から石巻・女川の周辺にいくつか有人島があります。仙台からは電車で松島方面へ向かう予定でしたが…

ちょうどこの時、Yahooニュースのトップに松島町の名前が出ていました。大雨の影響で、町内のあちこちで冠水が発生しているとのこと。JRの運行状況を見ると、仙台駅を発着するほとんどの在来線が、始発から運転を見合わせていました。

仙台駅

この悪天候の中で2泊3日の島旅。果たしてどんな旅になるのでしょうか。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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なお、メインである、島を巡る様子については、公開がかなり先になる予定です。

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