2025-06

千葉県

勝浦市(千葉県)は本当に涼しいのか?「猛暑日が無い町」を地理学的に考察|2024 旅行記前編

勝浦といえば、観測史上35℃以上の猛暑日を記録したことが一度も無いことで知られています。駅には「涼風、勝浦」というポスターもありましたが、勝浦市(千葉県)は本当に涼しいのでしょうか?今回は「猛暑日が無い町」を、黒潮や海洋性気候、体感温度といった地理学的な視点から考察してみました。
北海道

函館のペリー広場&ペリー来航記念碑へ!ペリー来航と開港都市・箱館の歴史|2023 旅行記13

青森から青函フェリーに乗り、北海道・函館にやって来ました。函館にやって来た目的はペリー広場にある「ペリー提督来航記念碑」を見ること。今回はペリー来航と開港都市・箱館の発展の歴史をご紹介します。ペリーが「世界で最も美しく安全な港」と評した箱館。そんな天然の良港「箱館」に最初に目を付けたとされる人物が高田屋嘉兵衛です。
東京都

東京海洋大学で明治丸を見学!小笠原領有と「海の日」にまつわる歴史的役割|2023 旅行記12

越中島駅から歩いて5分ほどの場所にある東京海洋大学越中島キャンパス。構内で展示されている「明治丸」という船を見学します。船内を無料で見学することが出来ます。この日はちょうど「海の日」。海の日もまた、明治丸に由来する記念日であることはあまり知られていません。小笠原諸島の歴史にも関係している船です。
東京都

夢の島熱帯植物館へ!日本人とハワイの歴史から「東京のハワイ」を考察する|2023 旅行記11

新木場駅(東京都江東区)から歩いて10分のほどの場所にある「夢の島熱帯植物館」にやって来ました。戦後、「東京のハワイ」と宣伝された夢の島。現在は小笠原諸島の固有種を見ることが出来ます。今回は「日本とハワイの関係史」「日本人とハワイ観光の歴史」から、海外渡航自由化以前の人々がハワイに抱いていたイメージを考察しました。
観光アイデアノート

日本の旅行業法が厳しい理由~背景にある鉄道と旅行会社の関係史|観光アイデア教科書 Vol.30

地域活性化の手段として、地域外から人とお金を呼び込む「観光」に力を入れる自治体は少なくありません。2008年には、国土交通省の外局として観光庁が設立され、政府も観光政策を重視している姿勢がうかがえます。日本における旅行会社の歴史を調べてみると、鉄道会社との関係史や日本の旅行業法が厳しい理由も見えてきました。
観光アイデアノート

始まりは江戸時代!訪日外国人観光客「インバウンド」の歴史|観光アイデアノート vol.29

2024年の訪日外国人観光客は3,687万人と過去最高を記録。コロナ後に急速に増加した、いわゆる「インバウンド」ですが、その受入体制の整備が始まったのは江戸時代のこと。きっかけは「開国」でした。今回は日本における外国人観光客「インバウンド」の歴史を調べてみました。
静岡県

開国しても海外旅行に行けない?江戸時代以降の日本人と海外渡航の歴史|2023 旅行記10

伊豆下田にある『吉田松陰拘禁の跡』へやって来ました。吉田松陰は鎖国体制下で「海外渡航禁止」の令が出ていながらも、ペリー艦隊に乗り込んで、密航することを決意。しかし、これは失敗に終わり、松陰は拘禁されたといいます。それでは、日本に住む民間人の海外渡航(旅行)は、いつから認められるようになったのでしょうか。
静岡県

下田開港に関連する3つのお寺を観光!了仙寺・長楽寺・宝福寺をご紹介|2023 旅行記9

ペリー来航と開国の歴史をテーマに、伊豆急下田駅から歩いて観光しています。ここから観光するのは下田開港に関連する3つのお寺です。日米下田条約締結の地 了仙寺、日露条約調印所・日米条約批准交換所 長楽寺、日米下田条約や日露和親条約の打合せ場所 宝福寺をご紹介します。
静岡県

サスケハナ号は来航していない?下田を歩いて観光!ペリー来航の歴史を知る|2023 旅行記8

今回は伊豆下田にあるペリー艦隊来航記念碑~下田公園~下田港~犬走島を歩いて観光。ペリー来航の歴史を知る旅です。どうやら下田にサスケハナ号は来航していない?黒船祭の式典メイン会場となっている他、諸々の石碑なども置かれており、日米交流を象徴する場所となっている下田公園も訪れました。