夜の京都観光!伏見稲荷大社と御金神社で金運アップ|2019年→2020年 年末年始旅行記13

2019年→2020年 年末年始の旅

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今回は「2019年→2020年 年末年始の旅」その13をお届けします。

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夜の伏見稲荷大社へ

夕方に琵琶湖の周辺を観光してから、京都へやってきてました。

ここから「夜の京都」を観光します。京都と言えば寺社・仏閣。24時間参拝出来る神社があるので、今回はその中でも、ライトアップされて、安全に参拝することが出来る2つの神社へ行くことにしました。

1つめは伏見稲荷大社。最寄りの稲荷駅は、伏見稲荷大社を模した形になっています。京都駅からは奈良線に乗車し、10分もかかりません。

入口は道路を挟んだ駅のすぐ向かいにあり、入場料などはかかりません

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京都あるあるですが、駅前のデイリーヤマザキは、景観を配慮して白黒になっています。

全国に約3万ある「稲荷神社」の総本山。大社の敷地面積は約26万坪で、これは東京ドームの約18倍の広さになるそうです。

綺麗にライトアップされています。21時過ぎですが、多くの観光客がいます。例年3が日には250万人以上が訪れるそうです。

伏見稲荷大社の一番の見どころは「千本鳥居」。敷地内には全部で、約1万基の鳥居があるそうです。その中で、千本鳥居は「ここからここまで」と決まっていますが、その範囲にどれだけ鳥居があるのか、正確な本数は不明とのこと。

商売繁盛と金運アップにご利益あり

江戸時代に「商売繁盛」を願って、日本全国の商売人の間で稲荷信仰が流行し、鳥居を奉納する人が出てきたことが始まりです。鳥居を奉納することには、願い事が「通る」、或いは「通った」という御礼の意味があるとか。

そして、稲荷信仰流行の火付け役となった人物が三井八郎右衛門高富氏、そう、あの三井さんです。 この方の子孫が後の「三井財閥」を築き上げました。江戸で商売をしていた頃、業績不振に陥った三井さんは、近くにあった伏見稲荷の分社「三囲稲荷社」に参拝するようになりました。そしたら商売が大繁盛するようになったそうです。

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その噂が口コミで広がれば、稲荷神社の総本山に商売人が殺到するのは容易に想像されます。商売繁盛から派生して、現在は金運アップのパワースポットとしても人気です。トリップアドバイザーが行っている「外国人に人気の日本の観光スポット」というランキングでも、伏見稲荷大社は常に上位に位置しています

インバウンド人気が高い理由とは

しかし、ここに来る外国人観光客が「商売繁盛」「金運アップ」を願ってここまで来ているとは思えません。

ずらっと並ぶ鳥居は、分かりやすい「Japanese Culture」で、かつSNS映えすることが、人気の理由であると考えられます。

他に考えられるのは…

  • 駅前というアクセスの良さ
  • アニメの舞台(いなり、こんこん、恋いろは)
  • 広い公園(自然を手軽に楽しめる9
  • ホームページが5か国語対応
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しかし、歩いていて気が付いたのは「外国人観光客がほぼいない」ということ。夜だからでしょうか、すれ違う人の会話を聞くとほぼ日本語でした。たまたまなのか、夜も見学出来ることが知られていないのか、インバウンドと日本人は中々相容れないのか…

★参考:韓国人観光客増加の一方で日本人が減少★

「稲荷」の由来とキツネ

稲荷大神様のお使いがキツネとされていることから、伏見稲荷大社にも多くのキツネが鎮座しています。

少し分かりづらいですが、こちらのキツネは「稲穂」をくわえています。 そもそも「イナリ」は「イネが生った」というのが由来のようで(諸説あり)、稲荷神は「農耕神」「五穀豊穣」の神として祀られています。故に、稲荷神の使いであるキツネも稲穂をくわえているのです。さらに、稲穂以外に、鍵・玉・巻物をくわえているキツネもいます。

  • 鍵=稲荷神の霊徳の象徴(この鍵は米倉の鍵という説も)
  • 玉=稲荷神が秘める御神徳の象徴
  • 巻物=知恵の象徴でどんな願いも叶える稲荷の秘法

という由来が込められているそうですが、例によって、これらにも諸説あります。

キツネの絵馬も並んでいます。キツネといっても、我々が思い浮かべるような、野山にいるキツネとは違います。「白狐(びゃっこ)さん」と言われる、目には見えないキツネなのだそう。

絵馬も個性的にアレンジされたものが多く、見ているだけで面白いです(笑)。

伏見稲荷大社の裏には「稲佐山(標高223m)」があり、どうやら大社の入口から山頂までは約4km、2時間ほどかかります。京都市街地に近いので、山頂からの夜景も綺麗なのではとも思いましたが、口コミを見ている感じだとそうでもなさそうです。

ということで、稲荷駅に戻ってきました。伏見稲荷大社の滞在時間は20分ほど。

さらなる金運スポット 御金神社へ

22時半、京都駅に戻って来ました。さらなる金運アップを図るため、地下鉄烏丸線に乗って、京都駅から3つお隣の鳥丸御池駅で下車。

駅から歩いて5分ほどの場所にある「御金神社」にやってきました。正しい読み方は「みかね」ですが、「おかね」とも読むことが出来ることから、金運アップのパワースポットとして知られています。

ライトアップされた金色の鳥居は、いかにも「金運」にご利益がありそうです。23時前にも関わらず、多くの参拝者が訪れていました。神社の前には警備員の方が1人立っており、たまにやってくる高級車の誘導などをされていました。

御金神社には金山毘古命という、鉱山・鋳物・鍛冶・金属全般の神様が祀られています。その中でも、金・銀・銅は通貨になることから、「お金の神様」と言われるようになりました。金山毘古命を祀る神社は全国に3000社以上あり、総本山は岐阜県にある南宮大社ですが、ここ京都の「御金神社」が特に人気です。

「金」 と書かれた絵馬がびっしり。何だかギラギラしたものが感じられます。絵馬は書きませんでしたが、私もしっかり手を合わせて「お金と縁がありますように」と、心から念じました(笑)

御金みくじを買ってみた

1つ300円の「御金みくじ」を買いました。おみくじや絵馬が並んでいる場所にスタッフの人はおらず、無人販売です(日中は分かりません)。箱があるので、そこにお金を入れるのですが、両替も出来ない&おつりも貰えません。300円ぴったりなければ、500円玉を入れることになり、500円玉もなければ1000円札です。また、絵馬やおみくじに「正月限定」と書かれてあるのもズルい!

おみくじは大吉でした!他の神社で引くおみくじとは、喜び度合いが比べ物になりません。私はたまたま300円あったのでセーフ。おみくじとお守りなどを一緒に買って、切りのいい金額に合わせようと迷われている方は、本当に多かったです。

御金神社のビジネスモデル

御金神社には、以下のようなビジネスモデルがあります。

  • ネームバリューかつ24時間営業
  • グッズ(おみくじ・絵馬・お守りなど)販売
  • 少人数で回す(無人販売)
  • 神様がいる場所で盗めない心理
  • 狭い敷地=回転率アップ(日本人の譲り合い精神)

さすが御金神社、商売上手です。この神社が一番儲かっているんだろうなと思います。

夜の京都観光はここまで。23時半過ぎに京都駅を出発する東海道本線の最終電車に乗車し、この日の宿がある滋賀県・近江八幡駅まで移動します。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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【2019→2020 年末年始の旅】夜の京都を観光する vlog #15

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