ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「路線バスと原付で行く 沖縄本島の旅」をお届けします。
観光客向けの乗り放題パスを使う
2022年10月16日、沖縄・那覇バスターミナルへやって来ました。この日の夜には東京へ帰るので、飛行機の時間まで沖縄本島を旅します。

まずは7時42分発「名護バスターミナル行」の路線バスに乗車し恩納村へ。恩納バス停までの所要時間は1時間35分。当時の運賃は1,390円でした。この場合、通常の運賃を支払うよりも「沖縄路線バス周遊パス」を利用するとお得になります。

沖縄路線バス周遊パスの詳細は以下の通り。
- 沖縄本島を走る琉球バス交通・沖縄バス・東陽バス・那覇バスが乗り放題
- 1日パスは大人2,500円
- 3日パスやゆいレール1日券付きパスもある
那覇バスターミナルと恩納バス停の往復運賃は2,780円なので、1日パスを利用すると280円安くなるのです。なお、この乗り放題パスを利用出来るのは県外在住の観光客だけ。沖縄に住んでいる場合は利用することが出来ません。
■ 参考:沖縄県民も利用可「土日祝1日限定フリー乗車券」で沖縄本島バスの旅

紙の乗車券は那覇空港や那覇バスターミナルで販売されていますが、今回私は事前にJTB沖縄のOTOPaというアプリで購入。

当時はキャンペーン中だったようで、アプリで購入した場合の料金は1,820円と、さらにお得になっていました。

沖縄本島の路線バスは前乗り・前降りのため、乗車時と降車時に運転手さんにこの画面を見せればOK…でしたが、その後QRコード方式となった他、アプリの使い勝手がかなり悪くなったようです。
アプリ「OTAPa」が使いにくい
2025年2月現在、私のスマホ(Android12)では、以下の画面(OTAPa)で【購入】ボタンだけ何故か押すことが出来ず、1日周遊パスを購入することが出来ません。

さらに、アプリを開くたびにメールアドレスの登録を求められたり、この時の購入履歴が残っていなかったりという感じで、Google Playでの評価も1.7。沖縄路線バス周遊パスは紙での利用がおすすめです。
路線バスで那覇から恩納村へ

日曜日の朝ということもあり車内はガラガラ。道路の交通量も少ないので、私が乗ったバスは定刻通りに運行されていましたが、沖縄の路線バスは時間通りに来ないことで知られています。

バスが遅れる一番の要因は那覇市街地の渋滞でしょう。他にも、後方にドアがあるにも関わらず前乗り・前降りであること、全国共通の交通系IC(SuicaやPASMO)が使えないこと、長距離系統が多いことなど、様々な原因が考えられます。

そんな沖縄の路線バスですが、恩納にはほぼ定刻で到着しました。ちなみに、ここまで乗車してきた系統20・名護西線のバス停を那覇バスターミナルから数えると、このバス停が68番目。もし、各バス停で乗客の乗降があったら、大幅に遅延していたことでしょう。

恩納村でバスを降りたのは、観光ではなく原付を借りるため。やって来たのはバス停から少し歩いた場所にある恩納レンタカーです。

原付は事前に電話で予約をしていました。料金は9時半から15時までのレンタル料+保険料+免責補償料+ヘルメット代を合計して4,820円。

ということで、ここから先はレンタルバイクの旅。引き続き国道58号線を北上します。目的地は決めていないので、行ける場所まで行って、時間になり次第折り返し戻って来る予定です。
■ 参考:原付で沖縄本島を1周した旅行記

恩納村から50kmほど走り、やんばるまでやって来ました。時刻は12時前になったので、この辺りでUターンしたいと思います。
■ 参考:やんばるは路線バスからの景色もおすすめ

そして、時間通りに恩納村へ戻って来ることが出来ました。原付を返却する前に給油。約100kmを走って、ガソリン代は422円でした。
沖縄の路線バスは遅れやすい?

帰りの路線バスは15時09分発の那覇空港行き。所要時間は1時間56分。日曜日の夕方は那覇市内で渋滞が発生しやすい時間帯ですが、果たして…

バスは時間通りやって来ました。帰りももちろん沖縄路線バス周遊パスを利用するので、乗車時にスマホの画面を見せて乗車。行きも帰りも、バスの運転手さんに「ん?なんだこれ?」というようなリアクションをされることはありませんでした。

途中までは定刻通り運行されていましたが、那覇市を前にしてついに渋滞が発生。私の乗るバスは動かなくなってしまいました。
■ 参考:沖縄旅行とレンタカー問題

那覇空港に到着するはずの時間になっても、まだまだ那覇空港には到着出来そうにありません。これでも路線バスの遅れは昔に比べて改善されたようです。

2021年3月にわった~バス党(沖縄県)が行ったアンケート調査によると、利用者の2/3(65%)が「公共交通が使いやすくなった」と回答。使いやすくなった点として、46.2%の方が「遅延の改善」を挙げています。

国道58号線の一部区間はバス専用車線が設けられており、その区間も延長されている他、2016年度から「公共車両優先システム(PTPS)」が導入され、路線バスが信号をスムーズに通過出来るような仕組みにもなっているようです。さらに、バスの現在地をのりものNAVI OKINAWAというサイトで確認することも出来ます。

結局、那覇空港には35分遅れで到着しました。もちろん、折り返しとなるバスの発車も遅れるので、遅延はなかなか解消されないのです。

幸い飛行機の時間までは余裕があり、その飛行機も遅れたので、予定通りに東京へ帰ることが出来ました、と思ったら…

飛行機の離陸がさらに遅れ、東京まで帰ることが出来ず、千葉駅近くのカプセルホテルに1泊となりました。
★こちらもおすすめ★
コメント