条件付き 揺れる東海汽船・さるびあ丸に乗船!船酔いと闘う8時間の船旅|2018 旅行記4

新島・式根島旅行記

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「2018年 新島・式根島旅行記」その4をお届けします。

★前回の記事は こちら

東海汽船・さるびあ丸は条件付き

2018年12月18日、新島と式根島を巡る旅の最終日となりました。この日の予定は、午前中に式根島を出港するさるびあ丸に乗船し、東京へ帰るだけです。

こちらは前日に訪れた「唐人津城」から眺めた海。かなり強い風が吹き、海面には白波が立っていました

夜、星を見るため「神引展望台」へ向かうと、猛烈な風が吹き、霧雨が降っていま… いや、月は綺麗に見えていたので、これは霧雨ではなく、海からの波しぶきでした。夜の海は漆黒ですが、この時の海は白波で真っ白になっていたのが印象的に残っています。

ある日の運航状況 ★印が条件付き

この風と波で、船は大丈夫か」と不安になり、宿に戻ってさるびあ丸の運航状況を確認すると、翌日の式根島は「条件付き」。条件付きの場合、島の近くまで船が来て、船長が港内の様子を見て、接岸を判断します。もし接岸出来ないとなった場合、私は式根島から出ることが出来なくなるのです。

■ 参考:波照間島から出られなくなりました

式根島から乗船 神津島経由で東京へ

朝から外は強い風が吹いていました。早々に港へ向かい、運航状況を確認すると、引き続き「条件付き」。果たして、式根島を脱出することは出来るでしょうか。

さるびあ丸は定刻通り、荒波の中、式根島に向かってきました。ここからは船長の手腕が試されます。

波に揺れながらも、さるびあ丸は無事式根島に接岸。しかし、この船は9時出港の神津島行き。私は東京・竹芝桟橋へ帰るので、本来は神津島で折り返し、11時20分に再び式根島へやって来る船に乗るべきです。

しかし、この日は神津島で折り返したさるびあ丸が、再び式根島に接岸出来るか分からないということで、東京・竹芝桟橋へ行く人も、神津島行きの船に無料で乗船することが認められていました。ということで、まずは神津島へ向かいます。

動画の通り、天気は晴れていますが海は大しけ、船は大揺れ。船内をまともに歩ける状況ではありませんでした。酔い止めではなく、自動販売機でお酒を買い、一気に飲み干して、2等和室で横になって過ごしていました。

寝たり起きたりを繰り返しながら、さるびあ丸は定刻より20分遅れて、神津島・多幸湾に入港しました。普段はさるびあ丸が利用しない港ですが、風と波の陰になっているようで、とても穏やかな景色が広がっていました。

なお、今回は特殊な事情で神津島に来ているので、神津島で下船することは出来ません

揺れる船 船酔いとの闘う8時間

神津島からは伊豆諸島の島々に寄港し、8時間近くかけて、東京・竹芝桟橋へ向かいます。

揺れが落ち着いた頃、デッキに出ると、さるびあ丸はすでに東京湾へ入り、夕焼け空になっていました。帰りの記憶がないので、ずっと寝ることが出来ていたのだと思います。昼食も食べていません。

二等和室には窓はないので、ずっと横になっていると、外の様子が分かりません。船内放送を聞いていたら、帰りのさるびあ丸は利島のみ欠航したようで、式根島にも接岸出来たようです。

伊豆半島の山の稜線に沈む夕日

普通に酔い止めを飲んでいれば、船酔いせず、景色を楽しむことが出来たかもしれませんが、私は船に強くなりたいので、あえて酔い止めを飲まないようにしています

■ 参考:船酔いとの闘いの様子

空気が乾燥しているせいか、富士山のシルエットもくっきりと見えています。

さるびあ丸は、30分ほど遅れて、竹芝桟橋に到着した気がします。ずっと横になっていたので、船酔いはしませんでした。そして何より、予定通り式根島から脱出することが出来てよかったです。

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今回はここまで。本日もありがとうございました。

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