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今回は【2020年 滋賀県高島市 旅行記】をお届けします。
滋賀県高島市を観光
2020年1月3日、青春18きっぷを利用し、東海道本線を乗り継いで、岐阜県・大垣までやって来ました。
時刻はもう14時前。途中で観光をする間もなく、急いで電車を乗り換えてさらに西へ。
車窓から雪山が見えました。岐阜県ー滋賀県にかけては雪が多い地域。例年であれば、東海道本線の関ケ原付近で雪景色が広がりますが、今年は全く雪がありません。
15時前、滋賀県・米原に到着。ここで東海道本線から湖西線に乗り換え。
「マキノ」という駅で電車を降りました。カタカナ表記が正式名称という少し変わった駅です。
GoogleMapにも「滋賀県高島市マキノ町」と書かれており、学校も『マキノ中学校』となっています。カタカナの地名となった背景にあるのがマキノ高原スキー場。昭和の初めにオープンした関西きってのスキー場です。
マキノ駅前から出ている、一律220円の高島市コミュニティバス国境線に乗車し、この日最初の目的地「メタセコイア並木」に向かいます。
バスに揺られること約5分、「マキノ支所前」というバス停で降車。1955年の合併によって誕生した新しい町の名前に「マキノ」が採用され、カタカナが用いられた全国初の自治体となりました。マキノ高原スキー場の住所は「高島市マキノ町牧野」なので、漢字にすると「牧野」が正しいようです。
駅からメタセコイア並木へ
バス停から歩いて約5分、滋賀県の映えスポットとして有名なメタセコイア並木に到着しました。
観光協会のホームページなどを見ると、並木道の途中にある「マキノピックランド」まで、車かバス(マキノ高原線)で行くのが一般的なアクセス方法として紹介されています。
しかし、マキノ駅からマキノピックランドまでのバスの本数は1日5本くらい。私がマキノ駅に着く電車の時間とバスの接続が悪く、「何とかならんかな」と地図を眺めていたところ、「マキノ支所前」バス停から歩くという方法を見つけたのでした。
1981年の事業で植樹されてから、マキノ町果樹生産組合を中心とした地域の方々に大切に育てられ、今のような形になったそうです。私が訪れたこの時間でも観光客がおり、滋賀県を代表する観光地のひとつと言えるでしょう。
メタセコイアは和名を「アケボノスギ」と言い、スギの木の仲間になります。最大で木の高さは115m。その姿が『世界一巨大な木・セコイア』に似ていることから、メタ(変形した)セコイアと言われています。
マキノ高原スキー場へと続く、全長2.4kmの街道沿いに約500本のメタセコイアが並んでいます。冬なので、葉っぱもない「裸樹」という姿でしたが、新緑や紅葉、雪景色の並木道も人気です。
なお、一般道なので、普通に車の往来があり、しかも真っすぐ1本道なのでスピードも出ています。道路の真ん中で三脚などを使って撮影をするのは危険です。
17時前になりました。この日の滋賀県の日没は16時57分。帰りはマキノピックランドから出ているバスに乗る予定でしたが、バスが来るまで20分近くあります。
こちらはマキノ駅の時刻表。電車は1時間に1本しかありません。バスに乗ると、マキノ駅到着は17時36分。電車の時間は18時26分なので、50分も電車を待つことになります。
メタセコイア並木からマキノ駅までの距離は約3km。メタセコイア並木からマキノ駅まで走り、1本前の17時27分発の電車に乗ることを目指します。
そして、間に合いました。こちらは駅に貼ってあった白銀のメタセコイア並木のポスター。私が期待していたのはこの景色でした。
駅から琵琶湖に浮かぶ白髭神社へ
次はマキノ駅から5駅戻って近江高島駅にやって来ました。太陽は沈み、周囲はすっかり暗くなっていますが、これから向かうのは夜でも楽しめる映えスポット「白髭神社」です。
こちらは駅前にあったガリバー像。『ガリバー旅行記』におけるガリバーの夢や冒険心、チャレンジ精神をまちづくりに生かそうという方針から、高島市のまちづくりには「ガリバーチャレンジタウン」というテーマがあるそうです… ということで、ここもまたメタセコイア並木と同じ滋賀県高島市内。
近江高島駅から白髭神社までは約3km歩きます。琵琶湖に隣接する高島市が琵琶湖よりも大きく、滋賀県内では最大の面積を誇る市町村であることはあまり知られていません。(日本全体では107位)。
駅へ歩いて戻る途中、除雪車が置かれていましたが、こちらも雪は全くありませんでした。
暗い道を歩くこと約30分。真っ暗な琵琶湖上に浮かぶ、ライトアップされた鳥居が見えてきました。こちらが白髭神社です。
鳥居がライトアップされるのは、通常の土日と大晦日・年始、お祭りがある毎年9月5日は日没後。まるで広島の「厳島神社」のような光景から、「近江の厳島」とも言われています。私以外にも観光客はちらほらといましたが、皆さん車で訪れているようです。
国道161号線を挟んで、湖上に浮かぶ鳥居の対岸に白髭神社の境内はあります。創建から約2000年の歴史を持つと言われる近江最古の神社。全国にある「白髭神社」の総本山でもあります。
時刻は18時半過ぎ。社務所はすでに閉められていましたが、「自動おみくじ」なるものは使えるようでした。最近はパワースポットとしても人気ということで、ご利益を調べてみましたが、公式ホームページを見てもあまり分からず。色々ネット記事を調べても、サイトによって異なった書かれ方をされています。
電車の時間があるので、白髭神社の滞在時間は15分ほど。再び30分歩いて近江高島駅に戻ってきました。この駅も電車の本数は1時間に2本程度。続いて向かうのは京都駅です。
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今回はここまで。本日もありがとうございました。
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